1978年に製作されたジョージAロメロ監督のゾンビ映画2作目となるゾンビ(Dawn of The Dead)の日本初公開版の復元プロジェクト&劇場公開応援がMakuakeのクラウドファンディングで昨年行われていたので、ゾンビ好きでもある私、迷わず応援する事にして15000円出資しました。そしてリターン品の目玉でもあった、ゾンビ日本初公開復元版ブルーレイ(非売品)がようやく手元に届きました。
フィールドワークスというブルーレイファンにはお馴染みのメーカーさんではありますが、非売品のブルーレイで独自の編集、カットなどを行った日本独自仕様でもあるので、もっと簡素な袋とかのパッケージかと思っていたら、なんと正規製品版と変わらない素晴らしい仕上げのパッケージで届いてビックリです。おまけにディスク仕上げもしっかりとした製品版並みの品質のピクチャーディスク仕様でまた驚き。日本初公開復元版は、今回限りのブルーレイ化で今後は一切そのまま封印だそうですので、貴重なブルーレイ化を入手するチャンスでした。
先に述べたように、もっと簡素なパッケージで届くと思っていただけに、これは嬉しいサプライズ。まだ来たばかりなので観ていませんが、後でまたレビューでも書こうかと思います。
既に手元には、米国劇場公開版、ディレクターズカット版、ダリオ・アルジェント版35周年記念究極版ブルーレイBOXが手元にあるので、この幻の日本初公開版を加えて4バージョンのゾンビコレクションとなります。しかしこうやって見ると、4バージョンも存在する映画というのも珍しいですよね。
日本初公開復元版は冒頭に独自の惑星爆発シーンと説明テロップが挿入され、残酷シーンなどは静止画、モノクロ処理などが施され、カットされてます。
悪く言えば、日本独自に修正、カットされた改悪版とも言えます。ただ、79年公開当時に劇場公開で初めて見て衝撃を受けた人にとっては、その後は見る機会もなく正に幻のバージョンで、劇場で見た時の衝撃をもう一度!という熱き想いを持った方々が沢山いたという事でしょうね。あとは、リアルタイムで見ていなくても若いゾンビファンで見てみたいと好奇心に駆られたファンも相当数いたんでしょう。
私は当時劇場公開は小学生でしたが、ゾンビは知ってはいました。でも見逃していたんですよね。木曜洋画劇場で放映された惑星爆発シーンは凄く覚えていて、僅かな記憶となって残っていただけなので、ゾンビ好きとしてもこれは押さえておこうと思いました。
今回のMakuakeでのリターン品は出資額によって変わりますが、79年公開当時に製作されたプレスシートやチラシが高品質で復元され、チラシ風のクリアファイル、更に貴重なポスター、ロビーカードなど閲覧出来る資料集ブックなどが届いています。私は、15000円出資しました。
ゾンビ映画好きにとってはたまらないアイテムが複数回に分けてたくさん送られてきました。
今回のMakuakeによるゾンビ日本初公開復元版のクラウドファンディングは結果的に出資してよかったなと思っています。劇場公開もされ、おまけに主演のケン・フォーリーとゲイラン・ロスさんまで招聘出来たわけで、大成功と言えるでしょう。
今度は米国劇場公開版、ディレクターズカット版、ダリオ・アルジェント版の3バージョンを統合して繋げた完全版に挑戦して欲しいですね。。権利関係など厳しそうではありますが、可能ならば見てみたい、ブルーレイが欲しい!というファンいると思うので、是非挑戦して欲しいなと。
実現するなら私もまた是非出資したいなと。今回の件で「ゾンビ」のファンの力、製作から40年も経つ「ゾンビ」という作品の持つパワーも凄いなと改めてリスペクトです。 🔚
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