『グランツーリスモ7』一部の海外レビューが面白い内容。

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『グランツーリスモ7』は評価が高く、圧倒的に賞賛レビューが多い中、若干ですが賞賛しつつもやや辛口なレビューもいくつかあります。言われてみれば確かにそう部分もあるかもしれない、、と私が思ったのが、VideoGameChronicleのレビューでした。感じ方はそれぞれ十人十色ではあるので、これが全てというわけではありませんが、少なくとも読んでみて私は面白いなと思ったので、一部を抜粋してご紹介したいと思います。フルレビューはリンク先をご覧ください。


『グランツーリスモ7』は、まるで誰かが所有する高価なスーパーカーを運転させてもらっているような気分になります。ただし、それは時速50km以下で郊外の道路を走る場合に限ります。

ショーケースにはリアルなクルマがズラリと勢ぞろいしています。もし、あなたがそのクルマに乗りたいと思うのであれば、それはとても難しいことで、キーを握る前に車の歴史についての講義を受けることになります。

プレイステーションの伝説的なレーシング・フランチャイズの最新作である『グランツーリスモ7』は、忍耐力とスキルに応える魅力的なドライビング・メカニクスと、退屈で活気がない複雑なメニューシステムの間を行き交うので、ゲームの乏しいキャンペーンを進めるのが嫌になるほどです。

基本的には、イベントをこなして、特定の車種を集めるのがメインの作業となります。そして、そのクルマを後のイベントで使いながら、最終的に好きなクルマを購入するための通貨を稼いでいくのです。ここまでが、レースゲームです。

しかし、どうにもこうにも、『グランツーリスモ』というより『ザ・シムズ』のような奇妙なメニュー群に収まっています。ワールドマップには、チューニングセッティング、カーショールーム、ガレージなど、さまざまなロケーションが用意されています。

グランツーリスモ・カフェに呼び出され、そこでおしゃべりなヘッドに話しかけられ、カフェから渡されるメニューの中から車のセットを完成させるというものです。

メニューにある車をすべて集めると、その車の歴史やグループ分けなど、本当に車に興味があるカーマニアなら気にしないような基本的な事が語られます。でも、あまりにたわいもない内容なので、あまり車について知らない人でも、真面目に取り組むきっかけにはならないでしょう。

最悪なのは、ゲーム中にボイスアクトのセリフがほとんどないため、メニューのボタン操作がメインとなり、実際のゲームにほとんど参加できないことです。Wikipediaの日本のコンパクトカーの面白い記事のような内容が何行にもわたる退屈な台詞で展開されているのです。そのため、ストーリーモードのプレイを中断して、またカフェに戻って講義を受けなければならないという恐怖に苛まれることになるのです。

自分の好きな映画を見させられ、なぜその映画に夢中になっているのかを理解させるために、延々とその講釈を聞かせられている感覚になるのです。

はっきり言って『グランツーリスモ7』のドライビング自体は大変素晴らしいものです。驚くほどレスポンスがよく、ハードコアなシミュレーションと、よりカジュアルな間を絶妙に行き来しています。(海外のレビュアーの中には、『GT7』をシムケードと呼ぶ人もいます。)

『GT7』は、明らかにクルマが大好きな人たちが作ったゲームです。DualSenseの触覚トリガーやコントローラーのサウンドは、このゲームの魅力でもあります。

クルマの見た目も格別です。2つのモードのいずれでも、私たちが試乗したゲーム内のすべての車種が、とにかく素晴らしい出来映えでした。『グランツーリスモ7』は、歴代のレーシングゲームのなかでも、もっともリアルに見えるゲームのひとつだと思います。

コクピット視点でのプレイでも、車が見える背後視点でのプレイでもスピード感が素晴らしいですし、サウンドデザインも本当に素晴らしいのです。

しかし、サウンドトラックは残念ながら、これほど強力なものではありません。ライセンス曲もあるし、Bring Me The Horizonの「Moon Over the Castle」の素晴らしいバージョンもありますが、特にメニューの音楽は高級車販売店の待合室から聞こえてきそうなBGMで、残念ながらゲーム全体の多くにその雰囲気が漂っています。

ライセンス、サーキット・チャレンジのようなゲームモードも復活、これは普通に楽しめますし、ゲームを学ぶのに良い方法ですが、他のメニューベースのコンテンツと同様に、フリクションが多く、一度にすべてのチャレンジを行うことはできず、何度も強制的にメニューに戻されるのです。些細なことではありますが、『グランツーリスモ7』でやりたいことには、すべて小さな障害が待ち構えていてなぜそうするのか、、その理由が分かりません。

不便なメニュー、延々と続く退屈な会話、何度も通うカフェに耐えられるなら、「グランツーリスモ7」には素晴らしいレーシングゲームが隠れています。

しかし、コースに出るのを全力で邪魔するようなゲームになっているのは不可解です。でも、実際にコースに行けば、楽しいことがたくさんあるのも事実。

運転では、信じられないほど素晴らしいドライビングシミュレーターに感じられるが、目的地に到着するまでに、不必要に多くの面倒なことを処理しなければならないのが残念です。


日本的な車愛を至る所に演出し過ぎて(気持ちは分かるw)、人によってはやりすぎ感は少なからず感じることがあるのかもしれません。「カフェ」というシステムもオシャレ感漂いますが、サクサク進めたい人にとってはいちいちカフェに戻らなければならないというのは、これが面倒に感じる人もいるのかもしれませんね。

これは、山内氏もState of Playで、初めて「グランツーリスモ」に触れる人でも楽しめるように、、と語っており、何をすれば良いのか迷わないための、ナビゲート的な役割を果たしていると思われますが、こういったプレイヤーによって異なる欲求バランスを丁度良いレベルで保つ、調整するのは本当に難しいなと、このレビューを読んでつくづく感じた次第です。

高級車販売店の待合室から聞こえてきそうなBGM、と揶揄されたBGMに関しては、正直なところ、私はそんなサロン的なBGMが好きですし、それが『グランツーリスモ』だと思っています。もっと垢抜けたノリノリの音楽を求めるなら、Forza Horizonなどをプレイすれば良いわけですからね。

個人的に、『グランツーリスモ7』は山内氏をはじめ、開発スタッフの方々の“車愛”をヒシヒシと感じる作品だなと思っています。演出、BGMなどの『GT』独自のテイストは、他のレーシングゲームでは絶対に見られませんし、カラーバランスも唯一無二のセンスだなと思いますし、十分に楽しめています。

『Horizon Forbidden West』や『GT7』で感じた、デュアルセンスのハプティック、アダプティブトリガーのような機能は、XBOXのコントローラーにも是非採用して欲しいなと思いました。

via VideoGamesChronicle

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