Update.10.13 米国で全8話の放送され、今まで6話までだったので、更にエピソード7、8のエピソードガイド日本語訳を追加掲載しました。
米国ヒストリーチャンネルが製作、放送した「Unidentified: Inside America’s UFO Investigation」(解禁!米政府UFO機密調査ファイル)、このUFOドキュメンタリー番組(現在amazonプライムビデオでフリーで観れます。)のシーズン2が7月11日より放送されています。
この番組は、国防総省が正式公開したガチUFO(軍はUAP:Unidentified Aerial Phenomenaとしています。)映像公開の手助けをしたと言われている米国防総省が極秘裏に設立したUFO調査組織AATIP(先端航空宇宙脅威特定計画。2012年に閉鎖。)を率いていたルイス・エリゾンド氏、そして人気パンクバンド「ブリンク182」のギターリストで、現在はUFO事件などを調査、研究し、発表するTo The Stars Academy of Arts & Scienceを設立し大きな成果を出しているトム・デロング氏が中心となり、2004年、2014〜15年にかけて海軍パイロットが頻繁にUFOに遭遇、目撃、撮影(公開された話題の3種類の映像。)されたニミッツUFO遭遇事件で、遭遇した海軍パイロット、レーダー技師、乗船していた当事者らにインタビューし、調査、議会への働きかけを中心とした、今までにない迫真のガチUFO調査ドキュメンタリー番組です。
日本でも報道され、話題になった国防総省が公式に公開した米海軍パイロットが撮影したUFO映像。最後の3つ目の映像では、UFOが目にも止まらぬ猛スピードで左斜め下に急降下する模様が写っています。あまりに早すぎて気がつかない人もいるかもしれませんが、見てみると分かります。
2004年当時、巡洋艦プリンストンでレーダー主任として映像のUFOをレーダーで補足、追跡した本人ケビン・メイ氏は、「UFOは当初7機いて、高度8500mを時速僅か180km(普通の航空機なら墜落する)という異様に遅い速度で隊列を組んでゆっくりと南下していたが、次々にUFOが出現し最終的には100機近くにまで増えた。そして突如8500m上空から海面上の高度15m程度の位置まで僅か0.78秒で急降下し急停止した。まるでUFOの雨のような異様な光景だった。」と証言しています。
高度8500mから高度15mまで1秒もかからず急降下して急停止する、、とんでもない速度で、音速の約30倍、約時速3万2000Km!にも達する様です。しかも驚いた事に、これだけの超高速で移動したにも関わらず、ソニックブームも衝撃音も一切なかったと証言しています。彼は、当初レーダースクリーンにUFOが映った時に、「レーダーの故障、エラー、ゴースト現象を疑い、全システムを再起動したが、再起動後もくっきりとレーダー上にいた。」と証言しています。
もし、この物体がドローンだとしてもこれだけの超高速で移動し、急停止、ソニブームも発生させないという、現在の物理の法則を無視したかのような航行物体は、地球上の表に出ている技術では到底不可能な事です。明らかに未知の、表には出てはいない革新的な技術、法則のシステムで航行する物体の様です。
話を戻します。このトム・デロングの設立した組織To The Stars Academy of Arts & Scienceのメンバーはルイス・エリゾンド氏を筆頭に、国防総省の高官、ロッキードマーティンのスカンクワークスでステルス戦闘機の開発に携わってきた方、CIAの元科学者など錚々たる方々が参加しています。つまり、ロックスターがお遊びで設立し、素人が集まった程度の組織ではないという事です。
ルイス・エリゾンド氏が、国防総省を退職した理由は、本人によるとAATIPで軍や情報機関などから詳しく調査した結果から、味方でも敵国でもない正体不明で、我々より遥かに高度なテクノロジーを利用した物体が世界各地に出現し、存在する事を確信したようです。それに危機感を持ったエリゾンド氏は再三に渡り、国防総省上層部、政府に警鐘を鳴らし、もっと本腰を入れて調査、科学的に解明すべきだと進言しますが、上層部には宗教観の対立、タブー視されている空気があるようで、当時のマティス国防長官に会い、警告しようとしますが、長官への面会も尽く阻まれ、抗議の辞任をしたようです。
信じられない話ですが、国防総省上層部には敬虔なクリスチャンもいるようで、エリゾンド氏はその上層部高官から「君が調査、解明しているものは悪魔的なものだから止めるべきだ」と言われたそうです。エリゾンド氏は「悪魔的なものだから調査をやめろ?これでは言っている事が、アフガニスタンのテロリストと変わらない。AK47(テロリストがよく使う銃)を持っているか、スーツを着ているか程度の違いだ。信じられない。」と怒りを露わにしています。この事から、エリゾンド氏の国防総省で置かれた立場はまるで、X-FILESのフォックス・モロダーを思わせます。
その後、AATIPは2012年に閉鎖された事になっていますが、エリゾンド氏は今も組織は名前を変えて継続していると明言し、実際番組内では現在、表向きは存在しないUFO調査組織のメンバー(当然顔と身元は不明、エリゾンド氏の元同僚らしい)と、エリゾンド氏の会談の模様も僅かですが取り上げられ、写っています。
その後、数日前に日本でも報道され話題になりましたが、国防総省がUFO、UAPの特別調査チームを設けるというニュース。今まで水面下でのチームがとうとう公にされて表に出て堂々と調査するというのは大きな変化を感じます。対中国を意識したのか、どうかは分かりませんが、タイミング的にも軍事的な牽制が含まれているような気がします。
番組のシーズン1最終話 EP6ではアメリカ上院議員の重鎮ハリーリード元院内総務も出演し、元国防総省情報担当国防次官補だったクリス・メロン氏がアメリカ政府のUFOに対する無関心の姿勢に危惧する話を語っています。アメリカの元上院議員がTVカメラの前でUFOの存在を認め、無関心でいる政府、軍に対し、「由々しき事態だ」と危惧している事を語るなど前代未聞の内容になっています。
そのインタビューの中でハリーリード元上院議員は、「これは断言するが、元KGBのプーチンは間違いなくこの情報(UFO)に関して我々より、多くの事を知っているはずだ。」と明言しています。
つまり、「UFOの高度なテクノロジー研究をロシアなどに先に越されることはアメリカとして許されない。アメリカが常に優位に立たなければならない。」と言っています。更に「宇宙を調べる技術はある。どこかのコンピューターに保存されている情報を引き出せばいい」とまで言い、暗に探査した情報にUFO関連情報がある事を仄かしています。
そして、宇宙人は存在しているのか、この地球に来ているのかという質問に対し、「私は引退した身だが、元上院議員として知っている事を全て話してしまったら、信用に関わる。」と言い、インタビューは終わっています。深い言葉です。。何かあるんでしょうか。。
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