ソニーがワイヤレス・ノイズキャンセリング・ステレオヘッドセットWH-1000XM4を発表しました。私も現在1000XM3を愛用していて気になるのでピックアップしたいと思います。
WH1000XM4は、WH1000XM3の後継モデルで、独自開発「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1」の性能をさらに引き出す新アルゴリズムを搭載しています。見た目は先代モデルのWH1000XM3と大きく変わっていないようです。
従来機であるWH1000XM3と比較して、特に中高域の騒音に対してのキャンセル性能がさらに向上したことで、飛行機などの騒音環境下はもちろんのこと、街中やカフェの中など人の声が多い環境でも、より静寂の中で音楽に没入できるようになったようです。
新たにAI技術を組み込んだDSEE Extreme(Headphones Connectアプリから機能を有効にする)搭載で圧縮音源もハイレゾ級(CDやMP3などの圧縮音源をSBC/AAC/LDACのコーデックでBluetooth再生する際、最大96kHz/24bitまで拡張。再生機器の仕様によっては圧縮音源をLDACで伝送する場合でもDSEE Extremeが無効になる場合がある。また、有線接続時は無効。)高音質になります。
音楽を聴いている最中でも、話したいときに声を発するだけで音楽再生を一時停止し、外音取り込みモードに切り替えることのできる新機能「スピーク・トゥ・チャット」機能、ユーザーの行動や場所に連動して事前に登録したノイズキャンセリング、外音取り込み設定やイコライザー設定に切り替わる「アダプディブサウンドコントロール」機能など、シーンに合わせた最適なリスニング環境を自動で実現するスマートな機能を多数搭載しています。
更に、柔らかい着け心地を実現するイヤーパッド、人間工学に基づくこだわりの全体設計により長時間の音楽リスニングでも快適で、ノイズキャンセリングON時は最長30時間(DSEE Extreme イコライザーOFF時。コーデックはAAC)の音楽再生が可能なロングバッテリーライフ。10分の充電で5時間再生可能(DSEE Extreme イコライザーOFF時。コーデックはAAC。1.5AのACアダプター使用時)なクイック充電にも対応しており、急な外出時でも安心出来る機能を搭載しています。
仕様は以下の通り。
ヘッドホン部(その他) | |
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電源 | DC3.7V : 内蔵充電式リチウムイオン電池 |
充電時間 | 約3時間(フル充電) (1.5AのACアダプター使用時) |
充電方法 | USB充電 |
電池持続時間(連続音声再生時間) | 最大30時間(NC ON時)、最大38時間(NC OFF時) |
電池持続時間(連続通話時間) | 最大24時間(NC ON時)、最大30時間(NC OFF時) |
電池持続時間(待受時間) | 最大30時間(NC ON時)、最大200時間(NC OFF時) |
周波数特性 | 4Hz-40,000Hz |
対応インピーダンス | 40 Ω (有線接続、POWER ON時 1 kHzにて)、16Ω(有線接続、POWER OFF時 1 kHzにて) |
音声入力端子 | ステレオミニジャック |
Bluetooth | |
通信方式 | Bluetooth標準規格 Ver.5.0 |
出力 | Bluetooth標準規格 Power Class1 |
最大通信距離 | 見通し距離 約10m |
使用周波数帯域 | 2.4GHz帯(2.4000GHz-2.4835GHz) |
対応Bluetoothプロファイル *1 | A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)、 AVRCP(Audio Video Remote Control Profile)、 HFP(Hands-free Profile)、 HSP(Headset Profile) |
対応コーデック *2 | SBC, AAC, LDAC |
対応コンテンツ保護 | SCMS-T方式 |
伝送帯域(A2DP) | 20Hz – 20,000Hz(44.1kHzサンプリング時) / 20Hz – 40,000Hz(LDAC 96kHzサンプリング、990kbps 時) |
- *1 Bluetoothプロファイルとは、Bluetooth製品の特性ごとに機能を標準化したもの。
- *2 音声圧縮変換方式のこと。
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