REMEDYクリエイティブ・ディレクター サム・レイクが語る「ALAN WAKE 2」

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games.comでゲームプレイが披露され発売日もア2023年10月27日にアナウンスされました。今年の発売は無理かな、、と思っていたので、予想以上に早い発売にある意味サプライズでした。最近の大作は、発売の何年も前から発表するので、今後は発売する年かせめて前年程度にして欲しいですね。

現在、ゲーム界隈は「スターフィールド」一色な感じですが、個人的には今年一番の期待作がRemedyの「ALAN WAKE 2」です。現在、2に備えてAlan Wake Remasteredをプレイし直しています。「コントロール」は世界観などは好きですが、ゲームデザイン的、内容的にちょっとついていけないことが多く、まだ未クリアです。

games.comでライブ・アクション映像、開発舞台裏映像なども公開され、クリエイティブ・ディレクターのサム・レイク氏も本作に関して、公式動画や海外メディアにも語っており、その中から気になった部分を抜粋して日本語訳してみました。


“パシフィック・ノースウエストでのプロファイラーで女性FBI捜査官であるサーガ・アンダーソンの体験は、ほんの一部に過ぎません。もうひとつはアラン・ウェイクとしてプレイすることです。そして、アランの過去だけでなく、レメディの過去の場所も再訪する事になります。

最初のゲームの終わりでアラン・ウェイクはコルドロン湖に飛び込み、悪夢の次元にたどり着きました。それ以来、彼はそこから抜け出せないでいます。その人の潜在意識に基づく悪夢の現実です。

アラン・ウェイク自身にとって、彼は過去の場所に戻ってしまったのです。

そう、ニューヨーク。この架空のニューヨークには、ある種の魔力があります。大都市の原型です。私にとっては、アランにとってふさわしい場所のように感じられます。

アランはニューヨーク出身の作家で、彼の本の多くはニューヨーク舞台に描いたハードボイルド・ノワールの作品でした。

だから私たちは、彼自身の中にあるニューヨークのイメージのほとんどが複製で、彼の周りに構築され始められるのを見ています。そこには、彼の妻アリスにまつわる物語上の経験から起こった多くの歴史があります。

ニューヨークには、彼が書いたこれらの本と関係のある人物が登場するでしょう。

私たちが言うニューヨークとは、アラン・ウェイクが書いた小説『アレックス・ケーシー』に登場するハードボイルド・クライム・ノワールの街のエコーです。

細部に注意を払えば、どんなに小さな看板でも何かを語りかけてきます。そして、ダークプレイスがアランやプレイヤーに語りかけているような感覚を作り出したいのです。

そして、アランは1作目で多くを学んだのです。ある意味、彼は今や超自然現象の支配者です。その結果、彼は以前より良くなったのでしょうか?いえ、まったく逆です。

私にとっては、それがまた恐ろしさの大きな部分でもあります。

アランは本当に、本当に迷い、そして本当に、本当に苦しんでいます。彼にとって、それは1年かもしれないし、1000年かもしれません。

彼は部屋にタイプライターを持っているだけで、それが現時点での彼の世界なのです。ただひたすら書いて、書いて、出口を見つけようともがいています。

「ALAN WAKE 2」は、どうすればもっと大きく、どうすればもっと大胆になれるのか。。チームはそれを可能にするユニークで面白い方法を考え出すという、本当に素晴らしい仕事をたくさんしてきました。

その間のすべてのゲームプロジェクトで『Alan Wake 2』の新しいコンセプトが生まれていたんです。

しかし、何年もの間それをスタートさせることができず、ワクワクさせることができず、そしてそれが中々実現しないことにイライラさせられてきました。

今作っているゲーム(Alan Wake 2)はそれらの数々のコンセプトの中で、圧倒的にエキサイティングで、最も興味深く、かなり野心的なものだと思います。

そして、それこそが私たちが作っているこの『Alan Wake 2』であり、以前の私たちのどの作品でもないことが本当に嬉しいんです。

私たちはこれまで、ゲームでストーリーを語る上でさまざまなメディアを使ってきましたが、特に実写を使うのがとても好きなんです。今回はそれをゲームプレイ体験とシームレスに統合する方法を探していたんです。

「ダーク・プレイス」は、アラン・ウェイクが何層にも重なった夢の現実の中で揺れ動くような場所で、観客のバランスを崩さないようにするために、メディアを切り替えるのにとても適していると感じたのです。

本作は基本サバイバルホラーではありますが、『ダーク・プレイス』での体験はサイコホラー的なのです。アランの物語、考え、恐怖、そのすべてが何らかの形で反響し合っています。ニューヨークの犯罪、落書きだらけの壁、そしてその落書きはすべてある種の反響、あるいは歪んだ鏡から来ています。だから、それにはメッセージが満ちているんです。

アランは、13年間悪夢から抜け出せずにいて、その悪夢は恐ろしいものばかりで、彼はそれをなんとかコントロールしようとしていますが、上手くいかずに13年間失敗し続けているのです。

ホラーは根幹にあり、Remedyチーム全員がホラーファンで、ホラーという要素がこの数年間ずっと私たちのアプローチの中心でした。ポップカルチャーなど様々な物のファンであり、その中からアイデアやインスピレーションを引き出してきました。

ホラーの雰囲気やその断片は、私たちの経験の中に確実にありましたし、その一環としてさまざまな映画や、本からも取り入れて来ました。

ゲームはそれ自体が大きな世界なので、さまざまなトーンや雰囲気を掘り下げて発見する余地がある。といつも感じています。「Alan Wake 2」にはコメディー要素もたくさん入っていて、ホラーに戻る前にちょっと一息ついてホッとした気分になってもらうために、コメディーは欠かせないと思っています。

オリジナルの『アラン・ウェイク』は、アクション・アドベンチャーでありながらホラーの要素のあるストーリーもあります。それこそが面白いゲーム体験になったのだと思います。

でも、アクションゲームにありがちな戦闘が多すぎてゲーム全体を通して見てみると、似たような戦闘が繰り返しで多すぎるという批判を受ける理由がいくつかありました。

「Alan Wake 2」ではそれを直したかったことのひとつでした。その一方で、インタラクティブなストーリーテリングや、ゲームプレイとストーリーの融合、そしてストーリーと密接に結びついたゲームプレイの要素など、様々なゲーム体験のバリエーションをもっともっと増やしたかったのです。

「アランウェイク2」が「アランウェイクの旅」の続編として非常に満足のいくものになるよう、私たちは懸命に取り組んできました。

皆さんが期待するようなストーリーではないかもしれませんが、その分良い作品になっていると思います。驚かれるでしょうし、きっと喜んでいただけると思います。


サム・レイクさんのインタビューを読んでみると、本作では似たような戦闘の繰り返しで単調なプレイになるのを回避するために、様々な要素のゲームプレイ体験を増やす事を意識しているようです。

このサムさんの意見は、凄く的確な意見だなと感じました。そのような問題を抱えたゲームがたくさんあるような。。しかし、ゲームデザイン上の制約、技術上の問題、ハードウェアの制約による限界、予算の問題などなど、数々の制約もあって実現するのは難しいのかもしれません。

今世代(PS5、Xbox Series X)で、かなりその制約はなくなりつつあるようですけどね。

昨日公開された「Alan Wake 2」の11分間のゲームプレイ動画では、まだ開発中とは言え、その一端が見れたような気がします。

インタビューでは他にサム・レイクさんが影響を受けた大好きな映画は「ロスト・ハイウェイ」や「羊たちの沈黙」と答えていました。サムさんはデビッド・リンチやデイビッド・クローネンバーグ監督作品とか好きそうですね。

自分が推測するに、サムさんは他にもジョン・カーペンターの「マウス・オブ・マッドネス」とか「マルホランド・ドライブ」「裸のランチ」「ビデオドローム」。

後は「ナインス・ゲート」など、ベタなホラーよりちょっと引き込まれるストーリー性と、不可思議な世界が好きそうだなと思いました。

アランウェイク、クォンタム・ブレイク、コントロール、そして今回のアランウェイク2でその集大成が見られそうで、本当に楽しみなタイトルです。

「アランウェイク2」は2023年10月27日にEpic Games Store(PC版)、PlayStation 5、Xbox Series X|Sで、デジタル版のみの販売となります。

デジタル版のみの販売にした理由として、まず大多数のプレイヤーがデジタル版を選択するようになった事。そしてディスク版を販売しないことで、その分価格を抑える事が出来たそうです。今後、ディスク版の発売の予定はなしとの事です。

日本語版は、字幕と日本語吹替があるようです。

一応、PS5とXbox Series、PC(Epicストア)のストアへのリンクをクリックして飛んでみましたが、PS5とPCは問題なくストアリンクに飛べましたが、現時点(2023.09.07)ではXboxだけリンクは存在しないと表示され、ストアに行くことが出来ませんでした。Xbox Series Xコンソールからストアで探してみましたが、まだストアにも掲載されていないようです。(2023.09.07時点)PS5とPC(EPICストア)には購入ページが出来ているのに、、相変わらずXboxはこういうところがダメですね。。

発売後には、無料コンテンツと2つの有料拡張パックを用意する予定だそうで、 拡張パックの名前は「ナイト スプリングス」と「レイクハウス」との事。現時点では公開出来るのはここまでだそうです。

詳しくは公式ページのQ&Aページをご覧ください。

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Alan Wake 2日本版公式ホームページ

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