人間ではない地球外起源の物体の存在を、公に明かしたデビッド・グラシュ氏について、空軍宇宙司令部の元主席科学者など複数の高位軍関係者が肯定し擁護。

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元情報機関高官でUAPタスクフォースのメンバーでもあったデビッド・グラシュ氏が、人類の物ではない起源の宇宙船の存在などの驚くべき主張を公にした事で米のメディアでも騒がれていますが、その状況で元空軍宇宙軍(現米国宇宙軍)の主任科学者だったジム・シェル氏が、グラシュ氏の誠実的な人格などから肯定し、擁護する声をあげています。

グラシュ氏の主張は、Non Human(人類の物ではない)起源を持つ、無傷、または損傷したオブジェクト(宇宙船)を回収、リバースエンジニアリング(逆行分析)されており、それは複数の機関に巧妙に覆い隠された機密アクセスプログラムの存在を中心としています。

前述の高名なジム・シェル氏がグラシュ氏の告発に対し、内容の正確性を認めた事で、この異常な暴露の重大性、信憑性をさらに高めています。

LinkedInの投稿で、グラシュ氏の申し立てを掘り下げたレスリーキーン氏とラルフ・ブルメンサル氏が共同執筆した「The Debrief」のスクープ記事を参照し、ジム・シェル氏はこう述べています。

“デイブ・グラシュの誠実さは私が保証する!”

興味深いのは、ジム・シェルのような米国宇宙軍の主任科学者だったジム・シェル氏が、米国政府、その同盟国、防衛請負業者が人類の物ではない「種族」のオブジェクトを多数保有しているというグラシュの主張を、公には否定せず以下の発言をしています。

‘真相究明は、はっきり言うと、捉えどころがなく、問題だらけです。

地球外物質の結論が出ようが出まいが、現在の国防総省と情報機関コミュニティのセキュリティシステムは問題を抱えており、知らず知らずのうちに共犯者が横暴なシステムを育てていると断言する。”

このジム・シェル氏の発言は、グラシュ氏が主張した機密アクセスプログラムに関する情報が議会から違法に隠され続けており、議会や情報機関の監察官に機密を開示したことで、違法な報復を受けたというグラシュ氏の主張に同調したようにも見えます。

グラシュ氏の主張に対し、現在、米宇宙軍の宇宙開発、取得、打ち上げ、ロジスティクス分野の司令部の一部である宇宙システム司令部に勤務するショーン・アレン氏がLinkedinからさらなる援護をしています。

アレン氏は、グラシュ氏の内部告発の内容を報じたThe Debriefの爆弾記事(レスリー・キーン、ラルフ・ブルメンサル共同執筆)をシェアし、『忙しい一週間になりそうだ。デヴィッド・グラシュが無事でいることを祈ります。』とコメント。

アレン氏は、グラシュ氏、そしておそらくまだ公では語っていない他の内部告発者に対して行われた報復の疑惑に言及して気になる発言をしています。

“この人たち(グラシュ氏、他の内部告発者たち)がどう扱われるのか、見てみたい。もし彼らが嘘をついているのなら、嫌がらせや報復、脅しで彼らを標的にする必要はないはずだ。”

LiberationTimesが、グラシュ氏が報復の苦情申し立てた米情報機関の監察官(ICIG)と連絡を取り、グラシュと彼の主張について具体的な質問をしたようですが、現在のところ、ICIGから回答は得られていないそうです。

米国防総省(DoD)の広報担当者(スポークスマン)スーザン・ゴフ氏は、以下の声明を発表しています。

“AARO(UAPを調査するAll-domain Anomaly Resolution Office=全領域異常解決局)は、これまで、地球外由来物質の保有やリバースエンジニアリングに関するプログラムが過去に存在した、あるいは現在も存在するという主張を立証する検証可能な情報を発見していません。

AAROは、入手したデータとその調査をどこまでも追跡していくことを約束します。AAROは、法律顧問室および空軍特別調査室と協力して、AAROが議会で義務付けられている歴史的な検証を支援するために、個人が情報を提供するための安全で確実なプロセス(内部告発者保護の事と思われる)を確立しています。

AAROによる記録と証言の歴史的レビューは現在進行中で、2024年6月までに議会に提出する予定です。 AAROは、歴史的レビューに関連する情報を持っていると思われる、元関係者または現在の政府職員や請負業者と話す機会を歓迎します。”

情報筋がリベレーション・タイムズに語ったところによると、これまで情報安全保障担当国防次官室(Office of the Under Secretary of Defense for Intelligence & Security=OUSDIS)に報告していたAAROは、多数の内部告発者から信頼されていないようです。

2020年の傑作UFOドキュメンタリー「The Phenomenon」の製作者でもあるジェームズ・フォックス氏は、既に複数の内部告発者らと会い、インタビューをカメラに収めているそうです。その中で、内部告発者らはAAROにも情報提供し証言したそうですが、AAROを信用しておらず、議会で宣誓し直接証言したいと言っているそうです。

フォックス氏は「AAROのショーン・カークパトリック局長が、内部告発者らと面会し得た情報を誰と共有するのかが重要です。もし、AAROが今まで通りこれらの情報を表に出さないのならば、私は撮影したインタビューを公開するつもりです。これが、現在ワシントンの水面下で起きていることなのです。」と述べています。

OUSDISは以前、内部告発者を様々な理由で酷い扱いをしていると批判されたことがあります。AATIP(先進航空宇宙脅威特定プログラム)の元ディレクターであり、UAPの内部告発者であるルイス・エリゾンド氏は、以前にOUSDISについて

“OUSDISは、この話題(UAP)について継続的に嘘をつき、内部告発者を迫害してきた、たった一つのオフィスです。”

と述べ、エリソンド氏はデイビッド・グラシュ氏について

“一部の人が何と言おうと、デイブ(グラシュ氏)は名誉ある人物で、平和な時も戦争の時でも、勇敢に国に貢献した。彼は正に自分の言うとおりの人物です。”

と述べており、エリゾンド氏もグラシュ氏の人格、誠実性を認めています。おそらく、エリゾンド氏とグラシュ氏は面識があると思われます。

AAROは、今回のグラシュ氏の主張を全面的に受け止めて、調査、議題にする事はないかもしれません。最終的にその責任は米議会にあるのかもしれません。

米国政府の下院監視委員会は、この件に関する公聴会を開催する意向だそうで、米議会がグラシュ氏の証言について介入する可能性があるかもしれないようです。

今回のグルーシュの情報公開を受け、このような内部告発の勢いが増して行けば、今後グラシュ氏の明かした内容の重大さが、より認識されるかもしれません。🔚

via LiberationTimes

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