『モータルコンバット2』脚本家 「前作のファンの感想に耳を傾け、あらゆる面で前作を超える、最高の続編を作ろうと思っている。」

,

        

『モータルコンバット2』の脚本家ジェレミー・スレーター氏は、クリエイティブチームがオリジナル作品(前作)に対するファンの反応に耳を傾けていると語っています。

ワーナー・ブラザーズは2021年に、この象徴的なビデオゲーム・フランチャイズの映画化をリブートし、サイモン・マックエイドが監督を務めました。

真田広之(スコーピオン)、浅田忠信(雷電)も出演した『Mortal Kombat』は、2021年4月に劇場とHBO Maxで同時公開されました。結果的に全世界で8,300万ドル(約112億円)を稼ぎ出し、HBO Maxの長編立ち上げ作品で最も成功した作品となったのです。ブルーレイなどのセールスも好調だったようです。

日本では残念ながら、モータルコンバットのゲーム自体がここ何年か海外で新作が何本も発売されているにも関わらず、派手な残酷描写が原因で未発売な事もあって知名度が低く、真田広之、浅田忠信という日本で知名度のある俳優が出ていたにも関わらず、低迷し日本での劇場公開は実質失敗に終わっています。これは非常に残念です。

しかし、全世界での成功を受けて、スタジオは『Mortal Kombat 2』を製作中であることを発表し、『ムーンナイト』の脚本家ジェレミー・スレーター氏が脚本を担当することになったのです。

ポール・W・S・アンダーソンが監督した1997年の『Mortal Kombat』以来、このリブート新作は、映画フランチャイズの評判を改善しようとしましたが、ファンからも批評家からも様々な評価を受けたようです。

恒例のグロいバイオレンス度MAXのアクションや、ゲームではお馴染みの象徴的な戦闘シーンの再現など、原作に忠実であることを評価する声も多くありましたが、観客は総じて、『Mortal Kombat』の脚本の出来、一部のカリスマ性のないキャラクターに感心しなかったようです。個人的には、それほど悪い出来とは思えず、十分に楽しめましたけどね、、

しかし、「Mortal Kombat 2」に向けては、1作目でファンから指摘された数々の問題点を解決する計画があるようです。

今回、Discussing Filmのインタビューで、ジェレミー・スレイター氏は、『Mortal Kombat 2』のクリエイターが2021年のリブート作品に対して、ファンのフィードバックに注目していることを明かしています。

現在、2作目の製作が初期段階にあるため、製作チームは映画を観たファンから『Mortal Kombat』の何がうまくいき、何がうまくいかなかったのかを詳細に聞いており、そのフィードバックをもとに “あらゆる面で前作を超える “映画を作る予定だそうです。また、スレイター氏は、ファンが『 モータルコンバット 2 』に興奮する理由はたくさんあると断言しています。

“モータルコンバットの続編は最高だ。すごく楽しいよ。詳しいことは言えないけど、ファンが本当に好きなものを作りたいし、本当に素晴らしいクリエイティブチームだと思う。彼らはファンの反応、フィードバックに耳を傾け、ファンが前作で何を愛し、何を愛せなかったかを全て知っているのです。

あらゆる面でオリジナル(前作)を超える続編を作ろうと、みんながクリエイティブに取り組んでいます。まだ初期段階ですが、『モータルコンバット』ファンの皆さんは、本当に楽しみにしていて欲しい。きっと素晴らしいものになるはずです。”

まだ初期段階だが、『Mortal Kombat 2』はすでにスリリングなプロジェクトになりつつある。ビデオゲームの愛すべき主人公であり、コミックの要でもあるジョニー・ケイジが「Mortal Kombat 2」に登場します。

WWEのThe MIZと武道家・俳優のスコット・アドキンスは、ともにケイジ役に興味を示しており、さらに新作は「モータルコンバット・ユニバース」の世界観を生かしつつ、前作より更に血生臭く、独特でアクション満載の作品になる予定だそうです。

また、ScorpionのFatalityをフル活用する計画もあるようです。Sonya Bladeの女優Jessica McNameeは、『Mortal Kombat』で失敗した彼女のキャラクター性がより深く掘り下げられる事を期待しているようです。

続編では、コタル・カーンやキタナといった個性的な人気戦士を登場させなければ、ファンは良しとしないでしょう。そして前作の監督であるマックエイド氏が2作目には参加しないようで、現在新たな監督探しがまだ続いているようです。

『Mortal Kombat 2』には、マックエイド氏のように、「モータルコンバット」を心から愛し、エンターテインメント性とゲーム性を兼ね備え、ファンが納得出来るようなストーリーを提供する事が可能な監督を雇う必要があります。

しかし、スレーター氏がまだ脚本の半分しか仕上げていないため、詳細はまだまだ不明ですが、製作チームはより魅力的で激しく、「モータルコンバット」ファンが満足出来る続編の製作に向けて精力的に動いているようですので、時間はかかりそうですが、期待したいですね。🔚

via Discussing Film

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

映画、海外ドラマ、音楽、ビデオゲーム、ガジェット、自作ハイエンドPC、車、バイク、政治、経済、株式投資、格闘技、70年代のTVドラマ、超常現象などが大好きな湘南在住の管理人です。東京に住んでいた頃は、ハイエンドオーディオ、ハイエンドホームシアターなど趣味で実践していました。現在は、ソニー4KブラビアX9500Gの85インチで洋画、海外ドラマ、ビデオゲームをYAMAHAのA3070AVアンプ経由で5-1-4 9.1チャンネルのDolby Atmos環境で楽しんでいます。映画やゲームレビューはこのシステムかサブシステムのLG 55インチNANO91 4K 120Hzで検証しています。様々な幅広いジャンルでの経験で得た知識、見識をレビューやエッセイも含め、色々と書き綴って情報発信していきたいと思っています。尚、当サイトで書く内容は、あくまで個人的な好みや価値観での意見を書き綴っていますので、あしからず。 YOUTUBEチャンネルでは、高画質をモットーに4K解像度のゲームプレイ、PCゲームのベンチマーク動画、グラフィック比較動画に加えて他に好きなものなど、色々と公開していきたいと思いますので、お気に召したらチャンネル登録をよろしくお願いいたします。  https://www.youtube.com/user/hidebusa720