2022.03.27 Update:アップルTVで既にHD版を購入されていた方は、自動的に最新の4K HDR版にアップグレードされています。同様に、ゴッドファーザーPART2も4K版HDRに変わっています。
映画史上の残る名作中の名作と言ってよいであろう、フランシス・フォード・コッポラ監督の映画「ゴッドファーザー」The Godfatherの1作目が、米国で2月25日に劇場で限定再公開された後、3月22日に4Kリマスター化された4K UHD Blu-rayとデジタル配信で同時発売される事がアナウンスされています。日本は3月25日発売。
4Kリマスターでは監督のフランシス・フォード・コッポラが監修してレストアされたようです。個人的に1作目の4Kレストアリマスター化が1番嬉しいですね。合わせて、2作目も今回初の4Kブルーレイ化です。
ゴッドファーザーはイタリアン・マフィアを描いた映画で、マフィアを美化しているなどの批判などもあり、物議を醸した映画ではありますが、やはり主演のマーロン・ブランドを筆頭に、当時無名だったアル・パチーノの見事なまでの演技、そして脇を固めるトム・ヘイガン役のロバート・デュバル、長男のソニー役ジェームズ・カーン、次男のフレド役ジョン・カザール、恋人ケイ役のダイアン・キートン、他の脇役も完璧なまでにマッチ、組織間の対立と駆け引き、そして圧巻の最後の敵対組織の一掃の演出と、本当に見事な作品で、今までビデオ、レーザーディスク、DVD、デジタル盤と何十回繰り返し見た事か、、
しかし、日本の4K UHD Blu-rayが相変わらず酷い価格設定でテンション下がります。通常のトリロジー4K UHD、 Blu-ray特典映像の9枚組が24,200円、豪華大型フォトブックとアートプリント同梱版が35,200円。
米国盤ならそれぞれ98ドル、139ドルです。送料入れてもほぼ半額で購入出来てしまいます。この半額差のコストは一体何が経費として載っているのかと、、ま、どのタイトルもそうなんですけどね、、それにしてもお高い。


特典映像の詳細は以下の通り
●新たなコンテンツを含む5時間以上の特典映像を収録! ★・・・新規特典
- ■『ゴッドファーザー』、『ゴッドファーザー PART II』フランシス・フォード・コッポラ監督による音声解説
- ■『ゴッドファーザー PART III』本編およびフランシス・フォード・コッポラ監督による音声解説
- ■『ゴッドファーザー〈最終章〉:マイケル・コルレオーネの最期』フランシス・フォード・コッポラ監督によるイントロダクション
- ★『ゴッドファーザー』フランシス・フォード・コッポラ監督によるイントロダクション
- ★「ゴッドファーザー」修復の道のり
- ★ コルレオーネ家を撮る:写真家スティーブ・シャピロのレンズを通して
- ★「ゴッドファーザー」:ホームムービー
- ★ 修復前後の比較
- ■ 破綻しかけた最高傑作
- ■「ゴッドファーザー」を語る
- ■ フィルムの救出 「ゴッドファーザー」を見せる
- ■ ・・・撮影が止まった時
- ■「ゴッドファーザー」について―レッドカーペットでのインタビュー
- ■「ゴッドファーザー」に関する4つの短編(ゴッドファーザー対PART II/なりきり「ゴッドファーザー」/カノーリ/クレメンザ)
- ■ フォトギャラリー:コニーとカルロの結婚式
- ■ 撮影秘話(監督の製作ノート/「ゴッドファーザー」撮影秘話(1971) /NYロケーション/ゴッドファーザー・ファミリー A Look Inside/ゴードン・ウィリス 撮影について/ストーリー・ボード:「ゴッドファーザーPART II」/コッポラ&プーゾ 脚本を語る/音楽について:ニーノ・ロータ/音楽について:カーマイン・コッポラ/ストーリー・ボード:「ゴッドファーザーPART III」)
- ■ ギャラリー(受賞スピーチ/予告編/フォトギャラリー/悪漢たちのギャラリー)
- ■ 未公開シーン
私は、既にアップルTVでデジタル版を3作購入済みですので、アップルTVではよくある既存購入者がそのまま4Kリマスター版を観れるようになると嬉しいなと、、私は1作目の4Kリマスター版だけが欲しいので、4K UHD版は買わないと思います。
しかし日本盤の4K UHD Blu-rayは、どうしてここまでお高いんですかね、、いくら作品が好きでも、デジタル盤が遜色ないまで高画質になってきて、安価で買えてしまい、いつでもどこでもiPhoneやiPadなどで観れてしまう利便性を体験出来てしまう昨今、ここまで高いと引きますし、買う気が失せます。
ま、日本語吹替のコストなども載っているんでしょうけど、、日本語吹替が嫌いな私(今では少数派なのかな?)からすれば、複雑ではあります。amazonのレビュー見ても吹替の誰々が云々といった事で、評価を低くしたりと正直、?です。
ま、私も古くはTVでの月曜ロードショーの荻昌弘さん、水曜ロードショーの水野晴郎さん、木曜洋画劇場(解説の方の名前忘れたw)、ゴールデン洋画劇場の高島忠夫さん、日曜洋画劇場の淀川長治さんなどの解説と日本語吹替を見て育った世代ではありますが、なぜか今は日本語吹替は違和感があり過ぎて、見る事が出来ません。
とは言え、こんな私でも日本語吹替の全てが嫌いなわけではありません。古いですが、刑事コロンボの小池朝雄さんの吹替版は今見ても本当に素晴らしい。正直なところ、コロンボ演じるピーター・フォーク本人のあのダミ声の方が違和感を感じるほどw 見るなら日本語吹替で見る事が多いです。
「特捜刑事 マイアミバイス」:Miami Viceのソニークロケットの隆大介さん(ドン・ジョンソン)とリカルド・タブスの尾藤イサオさん(フィリップ・マイケル・トーマス)の吹替版も素晴らしいですよね。マイアミバイスも日本語吹替で見る事も多いです。
このあたりは、また別の機会に書きたいと思います。🔚
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