ホラーマニアックス第12期のラインナップが発表。フェノミナ、ガバリン、ゾンゲリアなど8タイトルを2020年7月〜10月に発売

ホラー映画ファンの間ではお馴染みで頼みの綱の様なありがたい存在でもある、ハピネット・ピクチャーズのホラー映画専門に高品質なリマスター版を発売するレーベル「ホラーマニアックス」シリーズの第12期のラインナップが2020年3月19日に発表されました。

ホラーマニアックスは、傑作からB級、C級ホラーまでホラー映画ファンにとってツボな作品を高画質リマスター&特別仕様で蘇らせてくれる、ホラーファンにとっては本当にありがたい存在のレーベルです。私もホラー映画ファンの一人でもあるので、今までに何枚も購入させて頂いています。

今回で実に12期目を数えるラインナップは、以下のとおり

正直、全部買いたくなるラインナップですが、個人的に目に止まったのは、ガバリン1〜2、ゾンビ伝説、殺人魚フライングキラー、ゾンゲリア、フェノミナでしょうか。

殺人魚フライングキラーは今や巨匠のジェームズ・キャメロン監督の長編デビュー作のB級(C級?w)ホラー映画。B級でチープ感プンプンですが、これが意外と面白いですwまだ見てない方、キャメロン監督ファンは是非wキャメロン監督にもこんな時代があったんだなと思いながら見るのも一興w

自分的に今回のラインナップの中でチョイスするなら本編3バージョン完全収録となるダリオ・アルジェント監督作品の「フェノミナ」と言いたいところですが、作品の怖さや不気味さでやはり「ゾンゲリア」をプッシュしたいです。

9月2日発売、管理人オススメの「ゾンゲリア」ジャケ写真は強烈ですが、非常に面白い作品。
特殊メイクはプレデターやT2のスタン・ウィンストンです。

大まかなストーリーは上の画像の解説のとおりですが、細かい事を書くとネタバレになるので詳細は書きませんが、とにかく舞台となる田舎町の雰囲気と、得体の知れない連中の存在、そして不穏な空気、そして絶望的な最後のオチがインパクト大で秀逸なんです。個人的にも大好きな作品で、まだ見た事ないという人は是非見て欲しい1作。原題のDead & BURIEDは本作のテーマをよく表した良いタイトルだと思います。日本のタイトル名「ゾンゲリア」が酷すぎるかもw

特殊メイクがプレデターのクリーチャーやターミネーター2のエンドスケルトン、ジュラシックパークのアニマトロニクスの恐竜を手掛けたスタン・ウィンストン(惜しくも他界)が手掛けています。

本作のブルーレイは、過去に1回発売されていましたが、現在は廃盤になっています。幸い私は発売時に購入したので持ってはいるのですが、特典映像もなく、画質も1080i収録であまり良くないので、今回の再発では1080P収録と画質に期待なのと、特典映像も特殊メイクのスタンウィンストンやキャストの一人であるロバート・イングランド(エルム街の悪夢のフレディ・クルーガー役)、脚本のダン・オバノンのインタビュー映像が50分近く収録されており、期待出来そうです。

廃盤になっているゾンゲリアの初回ブルーレイ。1080Pではなく1080i収録で画質は良くないです。

そしてもう一つの目玉フェノミナ。本作は以前にこのホラーマニアックスで発売されていましたが、既に廃盤となっています。私は買い逃していましたw 今回の再発では豊富な特典映像に加えて、本編3バージョン完全収録との事なので、決定版になるかもしれません。amazon JPでは既に予約段階で映画ブルーレイのベストセラー1位になってます。廃盤だった事もあり、私のような買い逃してたファン、買い増しなどファンも含め殺到したんでしょうねw

でもこのフェノミナ、本作のファンの方には申し訳ないですが、自分的には正直面白いとは言い難いかなと。クールな色調の映像にメタル系音楽という組み合わせはクールで不気味な雰囲気が漂う感じで、更に残酷な殺人といいダリオ・アルジェント監督らしさもあり、しかもハロウィンや大脱走の大御所ドナルド・プレザンスも出演してますが、過去の名作とは違い作りも雑な印象。あくまで主人公はジェニファーコネリーで正にジェニファーのための映画、ジェニファーコネリが見たい人のための映画と言う感じの作りで、梅図かずお先生のホラー漫画の世界のような感じもあります。自分の中では名作サスペリア、サスペリア2、シャドーよりは劣るかなという作品です。

私がダリオ・アルジェント監督作品で好きなのは、サスペリア、サスペリア2(Deep Red)、シャドー、インフェルノですかね。この4作はオススメです。

写真のサスペリア4Kブルーレイは米国盤。ジャケデザインが秀逸で、画質も色合いも私は国内版4Kブルーレイよりこちらが好みです。

サスペリアは昨年国内でも4Kブルーレイのアルティメット版が発売され、その後米国でも4Kブルーレイが発売されました。どうやらマスターが違うようで本作の要でもある色味も結構違うので、比較記事もいずれ書きたいと思います。

日本版4Kブルーレイサスペリア(左)と米国盤サスペリア(右)ジャケデザイン結構違いますねw

ジャケデザインも結構違いますねw アート的な雰囲気を感じさせるのが日本盤で、ドストレートなデザインなのが米国盤という感じで、日本とアメリカの本作の印象の違い、お国柄?も感じさせてくれますねw

という事で、今回ホラー映画を熱くお話しさせて頂きましたが、私はゲームだけでなく様々なジャンルの映画も大好きで、ブルーレイも手元に数百枚くらい、アップルTVの映画コレクションも200タイトルくらいあるので、今後は私がオススメしたい作品やブルーレイ自体のレビューも含めて色々と紹介していきたいと思います。 🔚

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

映画、海外ドラマ、音楽、ビデオゲーム、ガジェット、自作ハイエンドPC、車、バイク、政治、経済、株式投資、格闘技、70年代のTVドラマ、超常現象などが大好きな湘南在住の管理人です。東京に住んでいた頃は、ハイエンドオーディオ、ハイエンドホームシアターなど趣味で実践していました。現在は、ソニー4KブラビアX9500Gの85インチで洋画、海外ドラマ、ビデオゲームをYAMAHAのA3070AVアンプ経由で5-1-4 9.1チャンネルのDolby Atmos環境で楽しんでいます。映画やゲームレビューはこのシステムかサブシステムのLG 55インチNANO91 4K 120Hzで検証しています。様々な幅広いジャンルでの経験で得た知識、見識をレビューやエッセイも含め、色々と書き綴って情報発信していきたいと思っています。尚、当サイトで書く内容は、あくまで個人的な好みや価値観での意見を書き綴っていますので、あしからず。 YOUTUBEチャンネルでは、高画質をモットーに4K解像度のゲームプレイ、PCゲームのベンチマーク動画、グラフィック比較動画に加えて他に好きなものなど、色々と公開していきたいと思いますので、お気に召したらチャンネル登録をよろしくお願いいたします。  https://www.youtube.com/user/hidebusa720