いよいよ、というかようやく、個人的にも「The Medium」と並んで注目なSFホラーFPS「SCORN」の14分にも及ぶ新たなゲームプレイ映像が公開されました。この映像はXbox Series Xで動作しているものをキャプチャしたとの事でGameSpot独占公開となっています。
Ebb Software の『Scorn』はダークでグロテスクな独特な世界観のホラーアドベンチャーゲームで、何年もの歳月をかけて制作されています。
2016年に初公開された『Scorn』は、Bioshockのグロテスクなボディホラーやアクションゲームプレイと、H.R.ギーガーが手がけたリドリースコット監督作の映画『エイリアン』の世界観そのままの不気味で、悪夢のような世界を融合させた、ストーリー性のあるSFホラーFPSです。
「Scorn」はPCとXboxシリーズX、シリーズSの次世代機専用ソフトとしてデビューする予定で、リリースは残念ながら2020年内は厳しいようで、2021年に設定されています。驚くべきは、このタイトルもゲームパス対応タイトルです。ゲームパスメンバーは追加料金も払わずに、プレイ出来てしまいます。本当にそれで良いの?と心配したくなるくらいお得過ぎるゲームパス、、今後ますますゲームパスのお得感は増して行きそうです。
開発スタジオのEbb Softwareは今回の13分間のゲームプレイ映像でかなり詳細を明らかにしています。 今回の映像はゲームのほぼ最終段階に近いビルドの外観のようです。
映像では、プレイヤーが探索することが出来るその中の多くのオーガニックライクで不気味な造形の武器の数々を紹介しています。XboxシリーズXで動作しているこのゲームプレイでは、得体の知れないHRギーガー臭プンプンな世界、そして待ち受けるダークホラーな要素の数々を見ることができます。「エイリアン」1作目の大ファンでもある私はもうたまりませんw
映画エイリアンの宇宙船内のような世界観の本作は、不気味なクリーチャーが各所で犇き、なんとも独特で奇妙な環境にプレイヤーを引き込みます。素晴らしいのは、複雑に入り組んだディテールの空間、立ち込める霧、そして不気味なクリーチャーデザインとそのヌメヌメとした質感、空間デザイン、そして驚異的なディテールとデザインのオブジェクト、そしてテクスチャの出来栄えで、まるで悪夢を見ているかのような空間です。
ゲームは、各所を動き回っているクリーチャーを倒しつつも避けながら、エリアを分断しつつ先に進んでいくようです。プレイヤーの武器システムも随分と奇妙で、腕の一部?になっているようで先端を引っ剥がして嵌め込んだり、目玉?のようなグロテスクな球を武器に込めたり、エリア途中にある場所で球を補充するシーン一つとっても、とにかく全てがエイリアンライクな有機的で且つ非常にグロテスクで、よくもまあこんな世界感とメカニズムを考えだしたなと感心させられますw 映像も音も全てがグロテスクですw
ゲームプレイ自体は、ボス戦もなく淡々とした印象ですが、今後の情報にも期待したいところです。
ゲームプレイ映像をヘッドホンで聴いた後に、自宅の9.1Chシステムでも視聴してみましたが、SE(サウンドエフェクト)が本当に素晴らしく、重みのある掠れたドアの開閉音、プレイヤーの武器交換時のグロテスクなSE、そしてクリーチャーの蠢く音の分離もすこぶる良く、更に不気味な空間に絶えず響き渡る得体の知れないサウンドの音響効果も相まって、空間オーディオに対応するXbox Series Xでヘッドホンプレイか、サラウンドシステムでのプレイがオススメとなりそうです。
YOUTUBEでこれだけ素晴らしいので、実際にXboxSeriesXでプレイしたら相当のサウンドクオリティも期待して良さそうです。
モニターやTVのチープなスピーカーだけでプレイするのは、この作品の魅力を100%堪能出来ないと思います。それくらいに素晴らしいグラフィックと同時にサウンドも素晴らしい出来栄えです。
2020年内にプレイできないのは残念ですが、これでまた一つ楽しみはできましたね。年内はサイコロジカルスリラーホラーの「The Medium」が12月10日にリリースされるので、それだけでも満足は出来そうです。
今日公開されたプレイ映像を見る限り、SCORNは期待して良さそうなタイトルになりそうです。他にも以前当ブログでもピックアップしご紹介した「Martha is Dead」も控えており、Xboxはかなりホラーゲームが充実しそうですね。
Xbox Series Xの空間オーディオによるサウンドで体験するホラーゲームは、怖さも没入感も倍増しそうで、来年の発売が本当に待ち遠しいタイトルとなりそうです。🔚
via GameSpot , SCORN Game
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