マイクロソフト傘下の内部スタジオ軍団が増えてきており、様々なゲームに取り組んでいます。ここでは、各スタジオが取り組んでいることがわかっている(と思われる)ものの全貌をご紹介します。
マイクロソフトは最近、社内のスタジオグループをXbox Game Studiosに改名し、Xboxブランドがコンソールを超えて移行していることを反映しています。Project X Cloudを介したXboxストリーミングは、マイクロソフトの幅広いゲームをモバイルデバイス上で全く新しい視聴者に届けることになります。
マイクロソフトは、業界をリードするハードウェアに加えて、Xbox Game PassやProject xCloudなどのサービスの柱を作ることで、これまで以上に高品質のタイトルを安定的に提供し、サブスクリプション・オプションの品質と価値をアピールする必要があります。そのために、同部門は、RPGの重鎮Obsidian Entertainmentや長年のパートナーであるUndead Labsなど、数多くの新しいスタジオを購入しているほか、The Initiativeのような全く新しいスタジオも設立しています。
今のところ、ここでは、すべてのスタジオと我々がこれまでに知っているすべてのゲーム(我々は考える)の日程です。2020年以降の最も期待されている今後のXboxゲームも私達のリストに追加しています。
343 Industries
343 Industries (343i) は、Bungie の後を継いで、マイクロソフトのフラッグシップシューターIPの管理を任されている『Halo』フランチャイズ専門のスタジオです。
Halo 5のキャンペーンが大失敗に終わった後、343iはHaloフランチャイズの次のエントリーであるHalo Infiniteに向けて、より大きく大胆なビジョンを打ち出し、現行のXboxコンソールと次世代XboxシリーズX向けのクロスジェネレーションタイトルとして発売することに注目が集まっています。
『Halo 5』の重大な出来事を受けて、銀河がガーディアンとして知られる巨大な古代建造物の支配下に置かれた後、マスター・チーフに再び焦点を当てたストーリーが展開されます。しかし、物語はCortanaから離れて、Halo Wars 2に登場した、悪党ブルートのBanishedを中心に展開していくようです。Halo InfiniteはXbox One、Series X、PC向けのXbox Game Passで発売され、無料のマルチプレイ要素が用意されています。
Halo Infiniteを超えて、343はHaloゲーム1~4とODSTからなるHalo Master Chief CollectionのアップデートやPCへの移植に力を入れています。
Compulsion Games
『We Happy Few』で知られるCompulsion Gamesは、ちょっとした謎に包まれています。このカナダのスタジオは最近、『We Happy Few』のDLCシーズンパスの開発を終え、間違いなく新しいプロジェクトに移行しています。Compulsionの次のゲームはパズルジャンルになるかもしれないと聞いていますが、様子を見るしかないでしょう。
Double Fine
E3 2019でチームに参加したDouble Fineは、他の 「秘密の 」プロジェクトに加え、Psychonauts 2やRADと呼ばれるカラフルなアクションゲームに取り組んでいることで知られています。
InXile
InXileは最近では『Wasteland 2』で知られていますが、このスタジオはInterplayやBlack Isleの時代にまで遡る歴史を持っています。Brian Fargo氏が率いる同スタジオは、ターンベースのアイソメトリックなプレイが特徴のWastelandや、古典的なダンジョン・クローラー・スタイルのThe Bard’s Taleなど、古典的な「CRPG」スタイルのタイトルのゲームを得意としています。
Minecraft / Mojang
マイクロソフトのMinecraftの運営は、Mojangをはじめ、米国に拠点を置く様々なチームで構成されており、マイクロソフトは最大のフランチャイズを構築し続けています。MojangはMinecraftとモバイルゲーム「Minecraft Earth」の継続的なアップデートに加えて、「Minecraft Dungeons」と名付けられた、Diabloのような古典的なダンジョンクローラーをベースにした別タイトルにも取り組んでいます。Minecraft Dungeonsはローンチ時には多くのプレイヤーを獲得しましたが、悲しいかな、このゲームは真のエンドゲームシステムを必要としており、Mojangは今後のアップデートでパッチを当てていくことになるでしょう。
Ninja Theory
マイクロソフトの最近の買収スタジオの中で、最も有望なものの一つであるNinja Theoryは、受賞歴のあるHellbladeで知られており、業界をリードするフェイシャル・モーション・キャプチャーや、本当に心に染みいるような雰囲気を持っています。
オリジナルのゲームは一般的な範囲に限定されていましたが、マイクロソフトとNinja Theoryは、新しいビルに拡張したり、新しいスタッフを雇うなど、更なる成長を目指しているようです。同スタジオは最近、Hellblade2関連のビデオダイアリーを公開しています。
Ninja Theoryは現在、4v4の打撃主体の戦闘ゲーム「Bleeding Edge」を制作中ですが、2019年のThe Game Awardsで明らかになった「Hellblade II」も手掛けています。Bleeding Edgeは世界に火をつけたわけではありませんでしたが、熱狂的なファン層を抱えており、現在もアップデートが行われています。マイクロソフトリサーチが開発したProject Paidia(NPCが人に近い動きを再現するAI)を本作で導入されています。
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