【少々困惑】「Alan Wake 2」検視室までの序盤をプレイした簡単な感想。

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Max Payne 1、2、Alan Wake、Quantum Break、Controlなどを開発したRemedyスタジオ開発でファン待望の「Alan Wake」の続編である、「Alan Wake 2」が遂に発売されました。

私が購入したのはスタンダード版で、価格は6,600円。最近の話題作ゲームにしては安いと感じる価格設定です。

Remedyによると、価格を抑えるために全プラットフォームでディスク版の発売をやめ、デジタル版オンリーとした事で生産によるコストを抑えて実現した価格だそうです。

最近はデジタル版の購入比率が急増していますし、今後も大手パブリッシャーもこのような販売形態に移行して頂き、ゲーム価格がもう少し下がってくれると嬉しいですね。

もちろん、個人的にディスクパッケージの素晴らしさも分からなくはないんですが、、

私は、Remedyのゲームは古くはPC版 Max Payne1、2、XBOX360とPCでAlan Wake、PCとXBOX ONEでQuantum Breakが大好きで、何回もクリアしています。

「Control」は世界観こそ好きではありましたが、過去作ほど何周もプレイするほどゲームにはハマる事はありませんでした。

Remedyスタジオのクリエイティブ・ディレクターのサム・レイクさんが生み出す常人では思いつかないような独特の世界観とストーリーが大好きなので、「Alan Wake 2」も発売日に購入し昨日から少しづつプレイしています。

しかし、「Alan Wake 2」が予想もしなかった方向性のゲームスタイルになっているので、少々困惑しています。

Alan WakeではプレイヤーがAlan Wakeを操作し、通常は実体のない闇の存在を懐中電灯の光を浴びせ続ける事で実体化させ、銃器や照明弾などを駆使しながら倒しつつ、各所に点在するAlan自らが書いた原稿を拾い世界観と進行状況を感じながら進めていく、アクション性が高いサードパーソン・シューター(TPS)という感じのゲームでした。完璧なTPSとは言い難いですが、ライトを使うというメカニック、光を嫌う敵という設定は当時斬新な要素ではありました。そしてAlanの小説と現実の虚構を彷徨うような不思議な世界観にハマりました。映画で言うと、ジョン・カーペンター監督の「マウス・オブ・マッドネス」や「ツインピークス」のような世界観ですね。

そして待望のリマスター版「Alan Wake」では、ゲームデザインに古臭さは感じるものの、ブラッシュアップされたグラフィックと滑らかなフレームレートもあって本当に楽しめました。

当然、2作目もそういった要素がメインで、より世界観への没入感を高めるためのメカニックが進化したゲームになるだろう、、と思い、発売をワクワクしながら心待ちにしていました。

ところが、ゲームをプレイし始めると、冒頭はAlan Wakeではなく小太りで下着姿のナイチンゲールを操作する事から始まり、その後はFBIエージェントのサーガ・アンダーソンを操作し、森の各所にある証拠を探して集め、それを「精神世界」と呼ぶ証拠保管部屋のような場所で調査ボードに集めた証拠カードを並べて事件の詳細、経緯を延々と確認する作業が中心のプレイ。集まった証拠カードも調査ボードをよく見て考え、正しい位置に配置しないと置けないようになっています。

自ら動いてゲームをドンドン進めるようなゲームではなく、前述の精神世界での証拠の検証作業が多い事に困惑しました。いわば、「Control」のような構造のゲームになっている感じですね。

序盤でAlan Wakeを全く操作出来ない事にも少し疑問を感じます。

ま、証拠検証などゲームの世界への没入感を高めるための入り口的な役割なんでしょうけど、1作目のような、自分が自らが広大なエリア動き回って探索し、闇の存在と対決しながら進めていくようなゲームではなく、前述のようにまるで犯罪捜査シミュレーションゲームのような感じなので、1作目の進化版を期待してプレイし始めた私は、これじゃない感を感じながらプレイしています。

今のところナイチンゲールの死体を検視し、検視室で怖いイベントが起きてそれが終わったところまでプレイしていますが、他にも色々と感じた事もあります。

まず、グラフィック設定では、クオリティモード(グラフィック品質優先)とパフォーマンス・モード(フレームレート優先)モードがありますが、Xbox Series Xで両モードプレイした個人的な印象では、「クオリティ・モード」をオススメします。

パフォーマンス・モードはフレームレートも60fpsで滑らかになりますが、描画解像度がかなり低い感じでジャギーが目立ち、下手すると1080P以下?にも見え、まるで旧世代機でプレイしているようで、パフォーマンスモードでプレイしたいとは感じませんでした。

あと、フィルム・グレイン(映画的なフィルム粒子感)もOFFにしています。このフィルムグレイン効果は他のゲームでも最近見かけますが、グラフィックに粒子感のようなノイズを足すようなものなので、スッキリとしたグラフィックでプレイしたい私は必ずOFFにしています。本作ではありませんが、レンズフレアや視写界深度などもOFFにしています。

キャラクターや様々なオブジェクト、自然環境、ライティングなどで次世代機を感じさせるグラフィックではあります。

あとは、Xbox Series Xのクイックレジューム機能でゲームを再開すると、本来アイコンがあってゲームを進行出来るはずなのに、そのアイコンが消えてしまいゲーム進行が不可能になってしまうバグもあり、少し前にロードしてプレイし直す事もありました。

ですので、Xbox Seriesでプレイされている方は、現時点ではクイックレジューム機能で再開する方法は使わない方が良いかもしれません。

本作は先に進むと、ニューヨークにも移動するようなので、もう少し進めてみようとは思いますが、このようなゲームスタイルで進行するのであれば、自分的にはちょっと期待外れと感じるかもしれません。

そしてプレイしていると、皆さん気がつくと思いますが、FBI捜査官のサーガ・アンダーソンの相棒アレックス・ケーシーがゲームディレクターのサム・レイクさん、声はマックスペインを演じたJames McCaffreyさんが演じています。

現在、マックスペインの1、2のリメイク化が進行中ですが、オリジナルのマックスペインは予算の都合上サム・レイクさんでボイスが同じくJames McCaffreyのコンビだったので、マックペイン1作目のリメイクではこのコンビでのマックペインも悪くはないかなと思いましたね。

そしてシェリフのティム・ブレーカー役、これもどこかで見た顔と声だなと思ったら、「Quantum Break」で主人公ジャック・ジョイスを演じたショーン・アシュモアさんが演じていますね。本作でもキーとなりそうな人物かもしれないので気になるところ。

という事で、「Alan Wake 2」まだ検視室で序盤という事もあるので、見切るにはまだまだ早いとは思いますが、クイックレジュームで中断、再開したのが原因かは分かりませんが、検視室でゲーム進行出来ず、精神世界での証拠を見返してもゲームの進展させるものが見当たらずで、早くも立ち往生しています。

その後、クイックレジュームでの再開をやめて、ゲームを一回完全に終了し、オートセーブポイントからロードし直しましたらアイコンが出現し、ゲームを先に進める事が出来ました。

やはり前述の通り、Xbox Seriesの場合はクイックレジュームで再開すると、こういった不具合があるようなので、クイックレジューム機能は使わない方が良いと思います。

余談になりますが、アラン・ウェイクとサム・レイク(アレックス・ケイシー)が劇中で対面する場面があり、Remedyファンからするとある意味夢の共演と言えるかもしれません。

「Alan Wake 2」は海外レビューでは高評価連発で傑作との評価が高いようですが、一部のレビュアーはゲームプレイに否定的な意見もあるようです。

私も前述のような状況もあって、現時点で「Alan Wake 2」に対して私はまだあまり良い印象はありません。

本作に限らず、全ての人を満足させられるようなゲームはないので、その点は仕方ないかもしれませんが、とりあえず、ある程度ゲームを進めれば、またゲームの印象も変わるかもしれないので、また近日中に簡易レポしたいと思います。

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