NASAは、物理学から宇宙生物学に至るまで、16人の科学分野の専門家で構成されるパネルを結成、UAPに関する報告書をまとめました。
報告書では、「”潜在的な未知のエイリアン・テクノロジー “が、地球の大気圏内で作動していることを否定はできない。」と新たな報告書は結論づけています。
「既存のUAP報告が地球外生命体に由来すると結論づける『理由はない』。しかし、もし銀河系に地球外生命体が存在することがもっともらしいというのであれば、『地球の大気圏で活動する未知のエイリアン・テクノロジーの可能性』もまたもっともらしい。」
と報告書に記載されています。
NASAは、「UFO研究をより科学的な基盤に乗せる努力の一環として、UFOをUAP(未確認異常現象)と呼ぶことが好ましい。」としています。
今まで数十年という長い間、空飛ぶ円盤、UFO、そして異星人の宇宙船が地球を訪れているという主張の研究は、スティグマ(嘲笑、侮辱)という目で見られ、肩身の狭い思いをしてきた研究者は数知れず。。
しかし昨日、NASAネルソン長官はUAP(未確認飛行物体)にまつわる『否定的な認識』を払拭し、「科学的にも立派な研究分野にしたい。」と、意欲を述べました。
そうすることで、一流の科学者も白い目で見られたり、嫌がらせ、妨害、キャリアへの影響などに臆する事なく、意見、研究に関わる事が出来るようになり、この分野で多くの進展があるかもしれません。
この考えは、数年前に膵臓がんでお亡くなりなった故ハリー・リード上院議員が力説していた事です。
リード上院議員は米国の上空、もしくは軍の訓練施設、核ミサイル施設など未確認不明物体が目撃されたり、不可思議な現象が常態的に起きている事に危機感を感じ、このような事を見てみぬフリをすべきではなく、科学的に米国上空で一体何が起きているのか、一流の科学者を集めて研究し正体を突き止めるべきだと熱く語っていました。
そのリード議員が当時秘密裏に闇予算(決して表には出ない機密費)を管理する、ダニエル井上議員らを説得して予算を2000万ドル(当時レートで約22億円)を確保、「AATIP=高度航空宇宙脅威特定計画」という、現在の国防総省の全領域異常解決局(AARO)の前身組織を作り、ルイス・エリゾンド氏が数年に渡り率いて調査を行なっていた事が、後にNYタイムズにスクープされ、公になりました。
そんなリード議員が訴えかけていた事がようやく、NASAで実現しようとしています。正直、本当に真実が明らかにされるのかは半信半疑ですが、NASAのネルソン長官は「透明性を持って対応する。もし、地球外生命体の証拠が発見されれば、包み隠さず明らかにするつもりだ。」と述べています。
報告書で大変興味深かったのは、下の写真の説明。これはフロリダのケープカナベラル気象観測所から放出され、空中を急上昇する気象観測気球の写真だそうです。
NASAの調査委員会は、地球的な説明がつく顕著な物体の例として、目を引くこの画像を報告書に掲載しています。確かにこのような物体が、空中を急上昇していたらUAPと思ってしまうでしょう。
このような写真を見せられると、このような誤認識も数多くあるのかもしれません。しかし、それ以外で明らかに説明のつかないものが飛び回っている事は事実。
この他にもUAPを見間違う例として、上層で起きるという雷の一種でレッドスプライト現象なども写真とともに解説されています。
「気球、航空機、あるいは既知の自然現象とは特定できない物体が上空に存在することが世界中で確認されているが、質の高い観測は限られている。」
とNASAは言いますが、2004年に起きたニミッツ事件では、UAPと遭遇した最先端センサー類を搭載した航空機ホークアイがUAPと遭遇し、間近でのUAP映像を含む詳細なデータが記録されていたようですが、事件後僅か30分程度で空軍の制服と思われる着た数人がヘリで着艦し、記録保管室に来て艦長立ち会いで記録を全て持ち去ったと、当時記録を保管担当で、その記録を渡した本人である乗組員がクリストファー・メロン氏の聞き取り調査で証言しています。この時の証言は、ヒストリーチャンネルのUFOドキュメンタリー番組「Unidentified」(解禁!米政府UFO機密調査ファイル シーズン1)で紹介されています。
ですので、間違いなくUAP遭遇時の米海軍の最先端センサーなどで高度な科学的なセンサーデータは存在しているのは間違いなく、それを持ち去ったと思われる空軍が保有していると思われます。
しかし、議会の追及の機運に反し、米空軍は非協力的なようです。一連のUAPに空軍が関係しているか、もしくは明らかに空軍は何かを知っていると思われます。UAPは、米空軍の最高機密の航空機、もしくは最先端の極秘ドローン機なのでしょうか、、その可能性もありそうです。
NASAの会見を受けて、クリストファー・メロン氏が自身のSNSで反応し、以下のように述べています。
“私がこの旅に出たとき、その目的は政府にUAP問題に真剣に取り組んでもらい、適切な調査をしてもらうことだった。
そして今、わずか5年で議会、国防総省、NASAを完全に関与させることができた。
これは非常に大きな成果であり、私たちが合理的に求めることのできるすべてである。
シューマー法案(当局に証拠開示を強制的に要求する法案)が可決されれば、私たちはエンドゾーンに到達するだろう。”
https://x.com/chriskmellon/status/1702719886001356989?s=61&t=rxTLopBPBkHF0wTqq7dwAA
via Nasa UAP Report
いつも興味深く読ませていただいています。
NASAの報告は今後も続いていくと思いますがアポロ計画の全てのフライトでアポロ各号がUAPと遭遇しているというのを読んだことがあり、
アポロのクルーは公務員なので発言の確度が高いですし多くのデータを持つであろうNASAが、よく分からないみたいな報告書を出したのはなんとも白々しくて失笑してしまいました。
今回の調査でNASAがUAPの呼称がいいというのもそうですが、こんな事態になっている時点で米国政府は、現在の地球の技術ではあり得ないと認定しているも同然なので”地球文明外”が大気圏内に存在していると個人的には思います。
今後は各機関にどこまで吐き出させるかが気になります。
NASAの報告は他機関と足並み揃えギリギリに抑制しようとしているのかなと感じました。
シューマー法案(当局に証拠開示を強制的に要求する法案)は作られたら素晴らしいですね。
今までブルーブック等多くの調査報告で重要な部分が隠され
誰が・何のために・なぜ隠すのかも不明でしたからそこを突破したら凄いなあと思います。
いつもありがとうございます。
NASAに関しては、以前ハリー・リード元上院議員が、
ヒストリーチャンネルのUnidentifiedの
クリストファー・メロンとのインタビューで
「我々は宇宙を探索する能力はある。その中にある情報を
引っ張り出してくれば良い」
と答えていたのが印象的でした。
この発言からNASAは何らかしらの情報を持っていそうですよね。
ハリー・リード元上院議員はUFOドキュメンタリー「The Phenomenon」の中でも
NASAの宇宙飛行士のゴードン・クーパーとクルーが
ロスの砂漠(モハーベ砂漠)に円盤が降下して着陸する様子を撮影した16mmフィルムについて
「それは間違いなく存在する。」と発言し、「私が言いたいのは、決定的な証拠の多くが日の目を見ない。」
とさえ発言していて、極めつけはクリストファーメロン氏に
「地球外生命体はこの地球に来ているのか?」
と聞かれ、
「私は元上院議員という立場でもある。私が知っていることを全て話してしまったら、信用を失う。」
とまで言っているので、NASAといいリード議員といい、一部の議員は真相を知っているんでしょうね。。
特に、長く上院議員に在職している長老議員は間違いなくUAPに関してかなり深いレベルで真相を
知っていると思っています。