【CEROの壁、再び】『Dead Space』リメイクの日本国内展開は、コンソール版がレーティング対応範囲外で未発売、PC版のみの展開で規制なし!

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『The Callist Protocol』が日本で発売禁止になり、ユーザーを失望させ『Dead Space』リメイク版も同様になるのではないか、、と懸念されていましたが、エレクトロニック・アーツ(Electronic Arts.)の日本営業部長 野口ショーン氏が自身のツイッターで、日本での展開はPC版のみで規制なし版と発表しています。

日本EAの『Dead Space』リメイク版の公式ホームページによると、対応プラットフォームは、PC版のみ。対応言語は、英語, スペイン語(メキシコ), フランス語, 日本語, 韓国語, ポルトガル語, 中国語(簡体字), 中国語(繁体字)と記載されています。

残念ながら、コンソール版(PS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X|S)の展開はなさそうです。ツイッターでユーザーからコンソール版の展開について質問されたEAの野口ショーン氏は、CEROの「Z」レート基準でも「対応範囲外」だそうです。これで事実上、日本国内のコンソール版はオリジナル作品同様に、未発売という事で確定ですね。

通常版が8,700円、デラックス・エディションが9,700円となっています。

デラックス・エディションには、特典としてユニーク・スーツ3つ(蔓延 – ローン・サバイバー – ベンチャー)、スーツ・テクスチャ(神聖化、血染め)が付いています。

公式解説文は以下の通り。

SFサバイバルホラーの名作「Dead Space™」が、より深く、より没入感のある体験を提供するために、一から完全に作り直されて帰ってきます。本リメイクにより、オリジナルゲームのスリリングな世界観を忠実に再現しながら、驚異的なグラフィック、サスペンスフルな雰囲気のオーディオ、ゲームプレイの向上が実現されています。 アイザック・クラークは、巨大艦のUSGイシムラを修理するミッションに取り組むごく普通のエンジニアでしたが、船内で何かが起きていることに気づきます。船の乗組員は虐殺され、アイザックの最愛のパートナーであるニコルは船内のどこかで行方不明になっていました。 アイザックは、ニコルを見つけ出し、イシムラで起こった悪夢のような謎を解き明かすために、たった一人で自分のエンジニアツールや技術だけを武器に戦います。ネクロモーフと呼ばれる敵対的な生物と一緒に閉じ込められたアイザックは、生き残りをかけて激化する船の恐怖だけでなく、自分自身の正気との戦いにも直面します。

https://www.ea.com/ja-jp/games/dead-space/dead-space/buy/pc?steps=buy

という事で、またもCEROという厚い壁が立ち塞がり、コンソール・ユーザーは面倒な手段を講じて購入するしかないという、『 The Callisto Protocol 』の時と同様、最悪な結果となりました。

当ブログでも『The Callist Protocol』の発売禁止を受けて、私なりの“勝手な意見”を述べさせて頂きましたが、本当にCEROの規制というか、厚い壁にはウンザリしますね。

「The Callisto Protocol」が日本で販売中止になった事について、改めて感じた事。(update:2022.11.11)

最高の「Z」レーティングでも修正、規制されるのでは、なんの為にエンド的な「Z」レーティングを設けているのか?と言いたくなります。『カリストプロトコル』が日本で発売禁止になった時に、海外メディアでも話題になり、この点に疑問を指摘するメディアもありました。

東京在住のアナリスト、セルカン・トト博士は自身のTwitterで、日本のゲーム検閲はレーティング機関CEROが2002年に設立されて以来、かなり悪化していると説明していて、さらに問題なのは18歳以上の最高「Z」レーティングですら、欧米バージョンと比較して規制、修正されている事だとしています。

「Z」という文字の意味からも、若年層(ここでは15〜20歳とします。)に悪影響が及ばないようにするために年齢制限をした「Z」のはずです。

規制ありきでのレーティングという考えを改めて、規制なしであるから厳しい年齢制限をかける。という、無修正に対して厳しい年齢制限をかけるという視点の転換をする事は出来ないんでしょうかね、、現状、18歳以上になっていますから、「無修正、20歳以上」でも良いのではないでしょうか?

もしくは、「Z」以上のレーティング設定も検討すべき段階になっているのではないでしょうか?そこまでの高レーティングになると、日本では著しく、販売チャンネルは狭まれてしまうので、ビジネスとして割に合わないという事になってしまうのかもしれませんが、、

映画ではこれ以上に厳しいバイオレンス描写のある映画も時折公開されています。映画とは違い、ゲームはインタラクティブな部分があるという点で大きな違いはありますが、、

しかし、『カリストプロトコル』に続いて『デッドスペース』リメイクと、限られたプレイヤーがプレイするホラー系タイトルではあるものの、こうも立て続けに一応話題作と言えるタイトルが、日本発売禁止になってしまうのは明らかに問題ではないでしょうか、、

そろそろ日本のCEROも転換点を迎えているのではないのではないかと。。

とりあえず、コンソールユーザーは海外デジタル・ストア用のクレジットポイントを購入して自身のアカウントにクレジットを追加し、それぞれのプラットフォームの米国ストアからデジタル版を購入する、もしくは海外版ディスクメディア版を購入するという、面倒で手間のかかる方法で購入するしかなくなったわけです。

私は『カリストプロトコル』を前述の方法で、米国XBOXストアからデジタル版を購入してプレイしています。

『The Callisto Protocol』米国XBOXストアから購入。ある程度プレイしてみた感想。

結果的に『Dead Space』リメイク版も同様の方法で購入する事になりそうです。

年が明けてからでも遅くないので、またデジタル版の予約購入しましたら、購入レポートしたいと思います。

『Dead Space』リメイクは1月28日に全世界でElectronic Arts(エレクトロニックアーツ)より発売されます。

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