【鋭意調査中】米国防総省、専門部署AAROによるUFO(UAP) 調査結果にほとんど答えを出さずも、新たに数百件もの報告を受けている模様。

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国防総省は金曜日に、7月に未確認物体(UAP、UFO)の目撃を専門に扱う部署である、全領域異常解決局(AARO=空、水中、宇宙での未確認物体を調査するために7月に設立)を設立して以降、未確認飛行物体(UAP=UFO)の報告が新たに数百件以上受けていると発表しました。

この専門部署であるAARO設立の背景は、軍のパイロットがハッキリと目撃しながらも、時には報告するのを躊躇していた未確認飛行物体への関心が、1年以上にわたって再び高まったことを受けたものです。

特に、2004年に起きたニミッツ遭遇事件で、瞬時に猛スピードで加速するUAPと接近遭遇し、空中戦を行ったと証言した元海軍パイロットのデイビッド・フレイバー中佐や、2014年に起きたUAP遭遇事件で海軍パイロットブライアン・グレーブス氏が接近遭遇し、あわや正面衝突しそうになった事などを証言した事も大きかったかもしれません。

AAROの責任者はショーン・カークパトリック氏で、国防総省は今年これらの目撃、遭遇現象について「数百件」もの報告を受けたようです。

しかしそれらの報告から、「別世界の何か」の存在を示唆するようなものは何もないと述べています。

“私たちは、私たちが見た物体のどれもが、エイリアン(地球外)の起源であると信じるに足るものを見ていません。監視や情報収集以外の目的で運用されている気球や無人機のような物だったと言う結果で終わるかもしれない。”

分析・解決されたケースの詳細な数については言及はせず、更にこれらのケースの多くは“危険”とは見なされていないようです。

何か大きな進展のある発表を期待していたジャーナリストらは、肩透かしを食らったようで、ガッカリしたという声も多いですが、しかし国家安全保障や軍事施設、米軍兵士への脅威を示唆するものがあるのか?という質問に、カークパトリック氏は “YES”と答えています。

“それが何であるかを解決できない場合、我々はそれが敵対的であるかもしれないと仮定します。ですので、その場合、我々は真剣に受け止めなければなりません

我々は非常に徹底的で厳密な分析をするように構成されている、とだけ言っておきます。物理学者として、私は科学的手法に従わなければならず、そのデータと科学がどこへ行こうとも、私はそれに従うでしょう。”

とモールトリー氏は付け加えました。

同じUAPでも意味は異なるようで、正式には「未確認飛行現象(unidentified anomalous phenomena)」と呼称するようです。

それ以前は「未確認空中現象(unidentified aerial phenomena)」のみを対象としていたのに対して、今回調査するのは「未確認異常現象(unidentified anomalous phenomena)」との事。

現在は、地上、空、海、宇宙からの報告を調査しているそうですが、カークパトリック氏によると、ほとんどのケースはまだ空からのものであるとのこと。

国防総省がUAPの問題に真剣に取り組み始めたときに直面した大きな問題の1つは、報告をめぐるスティグマ(汚名、嘲笑)でした。カークパトリック氏は、

“目撃情報を報告することにまつわるスティグマは、以前よりもかなり軽減されたと言える。”

と述べています。

5月、海軍情報部のスコット・ブレイ副部長は下院情報委員会のメンバーに対して、2021年6月の報告書の発表以来、事例のデータベースが数倍以上の400件に増えたと述べ、更に報告書は続々と届いているそうです。

“このすべてに同じ答えがあるわけではないでしょう?私の仕事のひとつは、何百ものケースを整理して、どれがどれにあたるケースなのかを特定し分類することです。”

正直なところ、まだ始まったばかりとも言えそうですが、核心的な事には触れていないと言う印象がまだまだあるようですね。

実際に、報告書には機密版と非機密版が存在し、内容は大きく違うようですので、相変わらず隠蔽体質な印象は否めないとも言えます。

実際、本当に決定的な地球外起源のケース、証拠が見つかってしまった場合、これは人類史上最大の出来事になるわけで、そう簡単には表には出て来ないのではないかと個人的には思っています。

米政府や軍が一番嫌がるのは、このような現象の背後に存在する革新的な飛行物体のテクノロジーの話をする事だそうです。逆に宇宙人云々だけの話でお茶を濁す、もしくは前述のテクノロジーの話題から遠ざける事が、今のところ一番最善の策としているのかもしれませんね。

事実、過去の米軍(特に米空軍)の秘密兵器、試作機などは、宇宙人やUFOの話を利用して、表に出ないように埋もれさせてきた前例があります。

いずれしろ、NASAも精鋭の専門家チームを発足させて、様々な目撃情報、データなどから調査しているようなので、ここ数年で何らかの大きな進展があれば良いなと期待はしていますが、、🔚

via DW in Focus

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