プレイステーションのボスで、SIE CEOのジム・ライアン氏が、GameIndustry.bizのインタビューで「何億人もの人々が私たちのゲームを楽しんでくれる世界を望んでいます。」と述べています。
ジム・ライアン氏は、
「PS4やPS5でヒットしたゲームの売上は1,000万から2,000万本だが、ゲームが映画や音楽のようにどこにでもあるものになれば、それも変わってくるだろう。私は、“PlayStation 5“がソニーにとって最大かつ最高の、そして最も愛される “PlayStation“になると信じていますし、そうなればいいなと思っています。私は、プレイステーションで作っているゲームが、何千万人もの人々に楽しんでもらえるような世界を見てみたいとも思っています。もしかしたら、何億人もの方々に楽しんでいただけるかもしれません。」
「私たちのスタジオが作っている芸術作品は、世界最高のエンターテインメントだと思っています。それなのに、私たちのスタジオが作っている素晴らしい芸術、素晴らしいエンターテインメントの観客を、2,000万人や3,000万人程度で門戸を閉ざしてしまうのは、不満です。私は、何億人もの人々がこれらのゲームを楽しむことができる世界を見てみたいのです。」
と述べています。他にもライアン氏は「これまでにない速さでPS5が1,000万台の販売を達成できたことは、とても嬉しく、誇りに思っています。」と述べ、PS5が1000万台売れたことを明かしています。
「PS5をクールにしている要因は第一にゲームで、その点に立ち返らなければなりません。ローンチ時のゲームラインナップは、これまでで最高のものでしたし、おそらくどのコンソールプラットフォームのローンチより最高のものだったと思います。」
その後『Returnal』や『Ratchet & Clank』、そして米国で発売された『MLB: The Show』は素晴らしいゲームだと思います。また、これから発売されるゲームも素晴らしいものです。どのゲーム機よりも圧倒的に強力で、これからHorizon Forbidden West、God of War Ragnarok、GT7など、次々とゲームが発売されるのが待ち遠しいですね。
これから数ヶ月、数年のうちにもっとたくさんのゲームが登場するでしょう。これらを見て「他のゲーム機ではこんなことはできないだろう」と思うでしょう。大変美しいゲームであり、インソムニアック社が我々のファミリーの一員となったことはとても素晴らしいことです。
今後のゲームは、テクノロジーが助けになるとも思っています。これは、当社が特に得意としている分野です。テクノロジーの世代が上がるごとに、処理能力が上がり、グラフィックスの能力が上がりますが、抽象的にはまったく意味がありません。
しかし、ストーリーテリングの技術を高め、キャラクターや感情、個性を表現する能力を高めることができれば、特にハイエンドのゲーム体験はますますリアルになり、より豊かで感情移入しやすいものになるでしょう。そうなれば、他のエンターテインメント、特に映画との融合が進むことになるでしょう。」
と述べています。億単位のプレイヤーに遊んでもらうには、やはりマイクロソフトXBOXのゲームパスのようなサービスを導入すべきだと思いますね。。ライアンCEOは否定的な意見を過去に述べてはいますが、、
下のインタビュービデオでは、ライアン氏がPlayStationの創始者である久夛良木健氏との衝撃的な出会いのエピソードや、ロンドンのダイニングテーブルでPS5を発売したことなど20分間のインタビューで語っています。
via GameIndustry.biz
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