アナリストや業界予想の噂として、Appleは今年9月にAirPods3とiPhone 13シリーズを発表すると予想されています。iPhone12、12Proは11月発売でしたが、これは新型コロナウィルス感染拡大による影響からでしたが、現在はサプライヤーは順調に動いているようです。
まず、AirPods3に関して8月にも量産が開始されるそうで、そうなるとタイミング的には9月の次期iPhone発表のイベントと重なります。
iPhoneとAir Podsのコンビでの発表は、iPhone7とiPhone7Plusの時以来で、あれから既に5年近く経過しています。AirPods3は、現行のAirPodsProに近い形状になるとは言われていますが、廉価版としてノイキャン機能を省いて低価格でという推測もあります。
Appleは最近、アップルミュージックでロスレス、空間オーディオ、そしてハイレゾ再生にも対応しました。しかし、ハイレゾ再生に関しては現在のAirPodsやAirPodsPro、AirPods MaxではBluetoothの転送速度の問題で対応していません。
今のところ、アップルはロスレス、ハイレゾ再生より、空間オーディオ再生の方がより大きな違いを感じる事が出来るので、空間オーディオの公式プレイリストを作り、大きくアピールしています。
実際にAirPodsProで空間オーディオを聴くと、その効果は本当に素晴らしいものがあります。これは映画でも同様で、DolbyAtmos対応の映画をAirPods Proで再生すると、今まで様々なバーチャルサラウンドヘッドフォンを体験した私でさえも、音が画面にピタリと定位し、頭を動かしても画面から音が出ているように聴こえ、更に上下、左右、前後の移動感は過去のバーチャルサラウンドと比較すると驚くレベルです。
HomePodでも空間オーディオ再生は可能で、特にDolby Atmosの映画再生に関しては予想外に迫力あるサウンドで映画鑑賞が可能です。我が家に遊びに来た友人らが本当に驚くほどで、皆が一様に「これなら両脇のスピーカーいらないくらいだね。」と言われます。HomePodのパワフルな低音が映画にはマッチして相性が良いようです。
もちろん、実際に5−1−4などのスピーカーシステムの立体感に比べれば、敵うわけはありませんが、リビングなどでシンプルにお洒落に溶け込ませるなら、HomePodステレオ使いによるシステムはありだと思います。
利点はこれだけでなく、SiriでブラビアのTV電源のON、OFFだけでなく、新型アップルTV 4K(eARCに対応)の出力先をHome Podにしておけば、TV音声もHomePodから出せるようになりますし、アップルミュージックも全て音声操作可能など、システム面をスマート化する事が出来ます。アップルデバイスユーザーならば、かなりオススメ出来るシステム構成の一例だと思います。
今のところ、アップルのAirPods Pro、AirPods Maxで聴く空間オーディオ、Dolby Atmosのバーチャルサラウンドが頭一つ抜けているレベルと感じます。
今秋にアップデートされるiOS15ではApple TV 4KとAirPods Pro、AirPods Maxで空間オーディオ再生に対応するので、Apple TV 4Kとのホームシアター用途でもAirPodsPro、AirPods Maxは活躍するでしょう。
話を戻します。
ロスレス再生は、HomePodでも音楽再生は出来ませんが、 アップルはHomePodとHomePod Miniは将来ソフトウェアのアップデートでロスレス音声の再生が行えるようになるとアナウンスしています。これは、アップルのロスレス方式ALAC(Apple Lossless Audio Codec)の事を指していると思われます。
もしかすると、 アップルは9月のイベントでワイヤレスイヤホンのロスレス、ハイレゾ再生に関して何か新たな仕掛けを発表するかもしれませんが、果たしてどうなりますか。。
iPhone13は多くの新しい変更が加えられることが予想されます。しかし、新しいリーク情報によると、iPhone 13 Proモデルには、マットブラック、サンセットゴールドの新色が採用されるようです。
リーカーのRanzuk氏は、韓国の掲示板に「iPhone 13」のカラーに関する情報を投稿し、「iPhone 13 Pro」がマットブラック、サンセットゴールド、シルバー、ローズゴールドの4色で提供されると主張しています。
このメッセージによると、新色の「サンセットゴールド」は「ブロンズのような雰囲気」で、ローズゴールドは淡い感じになるとのことです。このリーク情報によると、新色のオプションは、iPhone 13 Proモデルのみで提供されるようです。
しかし、個人的にはゴールド系を2色ダブる展開にするのは本当かな?と半信半疑ではあります。
iPhone13ではノッチが小さくなり、120Hzのリフレッシュレートのディスプレイが搭載されると言われています。噂されている画面内TOUCH IDは採用される、されないと様々な噂が飛び交っています。
さらに、iPhone13「Pro」モデルではカメラモジュールが大きくなり、レンズ口径も大きくなり、標準モデルではカメラアレイが対角線上に配置されると言われています。カメラモジュールが大きくなるという事はセンサーサイズも更に大型化されると思われ、これにより暗い部屋や夜景が更に綺麗に撮れるようになるのかもしれません。ズーム倍率も変わるかもしれません。
また、現行モデルに比べてバッテリー駆動時間が長くなることも予想されています。7月も終わろうとしており、8月になるとまたサプライヤー経由で色々とリーク情報が出てくるでしょう。
冒頭の通り、iPhone 13シリーズは9月に発売される予定ではありますが、半導体不足では半導体大手のTSMCが年内は続くという見方もするなど影響はまだありそうな印象で、また遅れる可能性はゼロとは言い切れません。この辺りの動向も目が離せません。🔚
via NikkeiAsia
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