Panasonic CES2024で2024年 最新フラッグシップ有機EL TV 「Z95A」 発表。新世代MLAパネル、最新AIチップセット搭載で大きく進化。

パナソニックがCES2024で最新の有機EL TVフラッグシップモデル VIERA Z95Aを発表したようです。

AV FORUMのブースレポートによると、最新世代のマイクロレンズアレイパネルを採用し、独自のカスタムマルチヒートシンク構造を採用し輝度が更に向上、チップセットが一新され最新の「HCX Pro AI プロセッサーMK II」（最新のPentonicチップをベースにしていると推測されている模様）が搭載され、AIによって旧コンテンツを4Kで美麗にリマスターしたり、ストリーミングコンテンツ画質なども大きく向上するようです。

更に、最新チップセットの搭載でHDMI 2.1ポートは4ポート全てにHDMI2.1のALLM機能はなどは搭載され、うち2つは144Hz対応との事です。ただし、フル帯域(48Gbps)4つという事ではないようですので、フル帯域=48Gbpsポートは、まだ2つのようです。(2024.01.17 修正、加筆)

そしてこれはまだ確定情報ではないのですが、フォーラムのQ＆Aを覗くと、Z95Aは120HzのDolby Vision Gamingにも対応しているようです。MZ2500は60Hzまでだったので、これも良いニュースですね。

ちなみに、私はDolby Vision GamingはOFFにしてHDRでプレイしています。。

他機種持ちのゲーマーさんには、4入力全てがフル帯域ではないものの、HDMI 2.1機能のALLMが4入力全てに搭載というニュースは朗報かもしれません。

そしてTV OSはアマゾンのFIRE TV OSに統合され、スマートホームなどの様々な機能に対応、Apple HomeやAir Playにも対応との事です。これはアップルユーザーとしては大きい進化ですね。

サイズラインナップは、55、65、77型ですが、 残念な事に今年のモデルも77インチにマイクロレンズアレイパネルは搭載されないとの事。理由は主力の55、65型に集中したいとの事です。海外ユーザーの間では77インチにMLAパネル（マイクロレンズアレイ・パネル）が搭載されない事にがっかりという意見もあるようです。とはいえ、77インチの需要は55、65型と比べると限られた少ない数しかないですからね、、ま、仕方ないのかもしれません。

そして外観は今年も変わらずで、同じデザインをそのまま採用するようです。

そして、モデル名がなぜMZ2500から Z95Aと大きく変わったのか、、その理由はこの2024年モデルから更に多くの市場で発売するために、製品コード管理面などの事情から変更となったようです。来年2025年モデルはZ95B、2026年モデルはZ95Cなどなります。とブースレポート動画の中でパナソニックのDirk Schulze氏は述べています。

2023年モデルのMZ2500を買わずに我慢された方には、Z95Aの充実の内容は朗報なのではないでしょうか？

満を持して 2024年モデルの VIERA Z95Aは買いと言っても良いでしょう。私は昨年7月にMZ2500を購入して太陽光が差し込むリビングでさえも十分な明るさで満足していたので、Z95Aがそれ以上に大きく輝度が向上するとは驚きです。

私は前述の通り、昨年MZ2500を購入したので、少なくとも数年はMZ2500で行こうと思っていますが、Z95AはMZ2500に欠けていた物が完全に補完され、更にいくつかの欠点も改善されそうで、より完璧なTVになりそうです。

事実、AV FORUMのBEST TV CES2024にパナソニック VIERA Z95Aが選出されています。

第二世代のMLA（マイクロレンズアレイ）パネルは、レグザの2024年モデル（現在開発中）にも搭載されるようですので、今年2024年にTVを購入予定の方は、TV選びも大いに悩む事になりそうですね。

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