『カリスト・プロトコル』の開発スタジオ「ストライキング・ディスタンス」スタジオで、多数のレイオフが報告される。

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6月に最終DLCがリリースされた『カリスト・プロトコル』の開発元であるストライキング・ディスタンス・スタジオで、多数のレイオフが報告されているようです。

多数のStriking Distanceスタッフが自身のLinkedInに、火曜日がスタジオでの最終出社日で、現在は仕事を探していることを報告しているようです。

現時点では、32人の従業員が解雇されたことが確認されているようです。

パブリッシャーであるKraftonの広報担当者はIGNへの声明で

“Striking Distance StudiosとKRAFTONは、現在および将来のプロジェクトを成功に導くため、スタジオの優先順位を再編成する戦略的な変更を実施しました。残念ながら、この変更は32人の従業員に影響を与えました。

再就職支援サービスや有意義な退職パッケージという形で、離職する各チームメンバーの貴重な貢献を称えることが、この困難な時期における我々の最優先事項です。”

と述べていて、多くの開発スタッフがスタジオを解雇されたようです。

日本でも当時発売決まっていながら、CERO審査を通過出来ないとの事で発売が中止になった事でも話題になりました。私自身はホラーゲームは好きで、しかもデッドスペースの元開発ディレクターらが手がけているというだけでも興味深々だったので、購入しプレイしてクリアしましたが、当初は発売予定だったせいか、日本語化はUIも完璧で日本語音声もしっかり収録されているので、ここまでローカライズされていて発売禁止はもったいないな。。と感じたのを覚えています。

グラフィックは素晴らしく、戦闘メカニックも打撃系中心で銃器も使えるのでよく出来てはいましたが、やや単調になりがちだったのは確かで、発売後に様々な修正パッチ、DLCは出たものの、結局私はクリア後はほとんどプレイしないままでした。

『カリスト・プロトコル』の売上は、半年前に本作の開発予算1億6200万ドル(約230億円)を回収できなかったと報じられていました。

サムスン証券によると、パブリッシャーのKRAFTONは『カリスト・プロトコル』の販売数を500万本程度を期待していたようですが、現実はその半分ですら厳しかったようです。

しかし、開発元のストライキング・ディスタンスは声明の中で「将来のプロジェクトのために」と言及している事から、水面下では何かのプロジェクトが進行しているようです。

カリストプロトコルの続編なのか、それともまた完全な新規作品となるのかも気になるところですが、失敗は許されない状況ではあるのでプレッシャーも相当ありそうです。

素晴らしい作品が生み出される事を願いたいと思います。🔚

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