【今年で45周年】『犬神家の一族』4Kデジタル修復 Ultra HD Blu-ray (HDR版) 3枚組のパッケージ内容が完璧過ぎてヤバい。画質も“驚愕クオリティ“の模様。

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今年で45周年を迎える角川映画の記念すべき第一作『犬神家の一族』の4Kブルーレイのパッケージ内容が凄過ぎてヤバい事になってますね。

『犬神家の一族』は数多く映像化されていますが、文句なくこの1977年に製作された本作が最高峰でしょう。今では実現不可能な超豪華キャスト陣に加えて、市川崑監督独特の光と影を駆使したダークな映像美、そして独特のスピード感のあるカット割の演出、佐清のインパクト、石坂浩二さんの好演と全てが極上で、ある意味では日本映画の最高峰でもあるんじゃないかと思います。

私もこの作品が大好きで、ビデオ、レーザーディスク、DVD、 ブルーレイと何回観たことか。。

石坂浩二さん演じる金田一耕助シリーズはご存じの通り、角川映画第1作として「犬神家の一族」に始まり、以降は東宝が製作で「悪魔の手毬唄」、「獄門島」、「女王蜂」、「病院坂の首縊りの家」と製作されました。

2006年にも「犬神家の一族」はリメイクされていますが、自分の中では1979年の「病院坂の首縊りの家」までかな。。リメイクでは市川崑監督と石坂さんコンビが復活し、細かい矛盾も修正されてキャストも変わりそれなりに豪華ではあるのですが、、先の5作に比べると何か違うんですよね。。

全5作で、私が1番好きなのが、「犬神家の一族」と「獄門島」です。「獄門島」は犬神家以上に不気味な雰囲気で、ホラー色も強く、了然和尚役の佐分利信さんの存在がまた大きい。「犬神家の一族」と並んで大好きな作品です。とは言っても他の3作も素晴らしい作品で、非常に面白い作品です。

金田一耕助の映画化作品では、他に他に松竹製作で渥美清さんが金田一耕助を演じた「八つ墓村」、東映製作で西田敏行さんがユーモアのある金田一耕助を演じた「悪魔が来たりて笛を吹く」もあります。

2作共に独自の作風で個性的な作品ですが、「八つ墓村」は松竹が当時7億円もの製作費を投じた豪華キャスト、そしてスケールの大きな作品で、特に冒頭の落武者惨殺のシーン、そして終盤の小川真由美さんが怖い怖い。。と、かなり見応えのある作品だと思います。渥美清さんの金田一耕助は控えめなキャラで地味に演じていますが、石坂浩二版とはまた違った良さがあると思います。こちらは既にブルーレイ化されています。

「悪魔が来たりて笛を吹く」は当時、スキンヘッドのフルートを持った悪魔(蝋人形)を全面に押し出して宣伝してましたが、映画ではほとんど意味のない存在というか、、強引にチラッとだけ出ているだけw 宣伝の仕方を間違えたかなと。しかし、ミステリー映画としては「八つ墓村」ほどのスケール感はありませんが、それなりに楽しめる作品だと思います。西田敏行さんの金田一耕助は、陽気なキャラクターですが人間味溢れる熱血漢という面もありこれはこれで面白いです。フルートのテーマ曲も印象的で、本編でも繰り返しかかり印象的な出来だと思います。本作はまだブルーレイ化されておらず、DVDのみとなっています。

そして犬神家の一族の4Kブルーレイ、ブルーレイ、特典ブルーレイ3枚組のパッケージ内容が本当に素晴らしい。

究極の4K修復版を作るために、KADOKAWAに保管されていた1976年ストックの上映プリントを解析し、東洋現像所(現・IMAGICAエンタテインメントメディアサービス)で発掘された初号オリジナル・タイミングシート(カット毎の色味の補正値)、更に当時の実作業を担当したフィルム技術スタッフ陣の証言をもとに、色調・画郭を徹底検証の上、市川組の編集を手掛ける長田千鶴子の最終監修を経たグレーディング・サウンドトランスファーを敢行しているのです。


そして、1,000nitsのダイナミックレンジというSDRの約10倍の表現域を活かして、新たなHDRグレーディングを施した16bitニューマスターを使用。光と影が印象的な市川流映像美を最大に表現可能になった事です。

しかも4Kブルーレイには画質にこだわり、3層ディスク(100GB)を採用。邦画の4Kブルーレイ化でここまで手間をかけた豪華版4Kブルーレイがあったでしょうか? 既に4K修復版を観た関係者の感想によると“驚愕のクオリティに仕上がっている“との事。

しかも特典ブルーレイには4K修復版のメイキング、過去に製作されたドキュメンタリー映像も多く収録されており、更に同梱される「犬神家の一族」完全資料集成(A4/ソフトカバー/190ページ以上)まで!190ページ以上と読み応えもありそうです。

とにかく、文句の付けようのない究極仕様に仕上がっています。

詳細仕様の公式リリースは以下の通り。



◆角川映画45周年を記念して、角川映画第1作『犬神家の一族』(1976年公開)がついに4Kデジタル修復 Ultra HD Blu-ray【HDR版】で登場! 
オリジナル・35mmネガフィルムから引き出された精細な映像やクリアな音声を史上最高品位のフォーマットでお楽しみいただけます! 
当時の上映システムや過去のパッケージに於いて、その画郭、色味においても様々な解釈があった本作。今回の4K修復にあたって、作品が完成した本来の形(=初号試写)を再現すべく徹底調査に基づいた修復を行い、製作45周年、究極の『犬神家の一族』として満を持して発売! ! 

◆究極の4K修復版作成にあたり、市川崑監督が描いた世界観を忠実に再現すべく、KADOKAWAに保管されていた1976年ストックの上映プリントの解析にはじまり、東洋現像所(現・IMAGICAエンタテインメントメディアサービス)で発掘された初号オリジナル・タイミングシート(カット毎の色味の補正値)、更には当時の実作業を担当したフィルム技術スタッフ陣の証言をもとに、色調・画郭を徹底検証の上、市川組の編集を手掛ける長田千鶴子の最終監修を経たグレーディング・サウンドトランスファーを敢行。
1,000nitsのダイナミックレンジ(SDRは100nits)の表現域を活かし、新たなHDR(High Dynamic Range)グレーディングを施した16bitニューマスターを使用し、光と影を巧みに操る「映像の魔術師」と評された市川流映像美の最大表現が実現! 

◆究極の画質を収録するために、UHD-BDは三層ディスク(100GB)を採用。日本語字幕・英語字幕も収録し、最終形態にして最高峰のパッケージメディアを実現! ! 

◆角川映画45周年企画「角川映画祭」が、11月19日よりテアトル新宿、EJアニメシアター新宿ほか全国順次上映! 

◆日本映画史に残る不朽の名作! 巨匠・市川崑監督がメガホンを取った記念すべき角川映画第1作。
原作は横溝正史の傑作ミステリー小説。石坂浩二演じる名探偵・金田一耕助が、大富豪一家で起きた怪事件に挑む! 
佐清の白マスクや水面から突き出た足など、強烈なインパクトで社会現象を巻き起こした。
音楽はこれが初の劇場用作品となる大野雄二(「ルパン三世」「小さな旅」)が担当。
印象的な特大明朝体のタイトルレイアウト、大胆なカッティングによる編集構成などの映像表現も、時代を超えて様々なクリエイター・アーティストへ影響を与え続けるエバーラスティングな作品。

<同梱特典>『犬神家の一族』完全資料集成(A4/ソフトカバー/190ページ以上)
2017年8月9日に発売されるやファンに間で話題になり、現在も高値での取引が続く「『悪魔の手毬唄』完全資料集成」(別冊「映画秘宝」編集部・編)を手掛けた編集スタッフによる完全資料集成第2弾! 

<特典ディスク(Blu-ray)>
・「『犬神家の一族』<4Kデジタル修復版>の軌跡」【新撮】
・「市川崑 映像の秘密[リエディット完全版]」
・「オフショッツ〈市川崑 映像の秘密を撮った日〉」(2015年発売「市川崑Blu-rayBOX」特典) 
・「検証! ~『犬神家の一族』はこうして作られた~(30分)」/「誕生! 金田一耕助」(16分)(ともに2006年発売のコレクターズ・エディションDVD特典)

<ストーリー>日本の製薬王といわれた犬神財閥の創始者・犬神佐兵衛がある遺言状を残して永眠した。佐兵衛には腹違いの三人の娘、松子、竹子、梅子がおり、それぞれに佐清、佐武、佐智という息子がいた。さらに犬神屋敷には、佐兵衛が地盤を築く上で世話になった大恩人の孫娘・野々宮珠世という娘も住んでいた。遺言状は、“三人の孫のいずれかとの結婚を条件に、犬神家の全財産を珠世に譲渡する”という内容だった。巨額の財産とその鍵を握る珠世をめぐり、やがて凄惨な殺人事件が次々に発生する。遺言状が一族の争いの元凶となることを予期し、遺言を管理する法律事務所に呼ばれていた名探偵・金田一耕助は、事件を追ううちに犬神家の血の系譜の裏にある驚愕の真相に突き当たる……。

<スタッフ>監督:市川崑 原作:横溝正史 脚本:長田紀生 日高真也 市川崑 撮影:長谷川清 美術:阿久根巌 音楽:大野雄二

<キャスト>石坂浩二 島田陽子 あおい輝彦 高峰三枝子 三条美紀 草笛光子 大滝秀治 加藤武 三國連太郎

1976年 日本/カラー/東宝1.5ワイド(1:1.5)サイズ/日本語 リニアPCM 2.0chモノラル/日本語・英語字幕

©KADOKAWA 1976


この「犬神家の一族」の4K修復版をきっかけに、残りの4作も4K修復しブルーレイ化へという流れが出来れば良いですね。。「犬神家の一族」4Kデジタル修復4Kブルーレイは、2021年12月24日に発売されます。本作のファンからすれば、最高のクリスマスプレゼントと言えるかもしれません。🔚

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