Forza Motorsportの次回作は、昨年2020年7月にPCとXboxシリーズS|X向けに正式発表され、恒例のTURN10スタジオが開発しています。
先日行われた公式ライブストリームでは、クリエイティブ・ディレクターのクリス江崎氏が、これまでに行われてきた作業について、いくつかの興味深い情報を公開しました。
まず、正式タイトルは『Forza Motorsport』となり、伝統のナンバリングを廃止し、リブートする形になります。この事からも、大きく仕切り直しという意味合いもこめられていそうです。
江崎氏は、「一部のコミュニティメンバーを対象とした最初のプレイテストが予想以上にうまくいった。この新しいForza Motorsportでは、シミュレーション・エンジンの変更点が、Forza Motorsport 4~7の間で変化したものよりも多くなっている。」と述べ、相当の改良が加えられているようです。
クリス江崎氏:「これは大変なことです。5月8日にゲームの一部だけを対象とした初のプレイテストを行いましたが、予想以上にうまくいったと思います。特に、私たちとコミュニティの間で何度も開かれる会話の最初のきっかけとなりました。チームにとっても、私自身にとっても、プレイヤーの皆さんと直接話ができたことは本当に特別なことでしたし、たくさんの素晴らしいフィードバックを頂きました。皆さん、とても興奮されていて元気を頂きました。今後もディスカッションを続け、ゲームの一部をテストしていきたいと思います。」
マルチプレイヤーでのセッションでは、ゲームの物理特性やゲームプレイの核となる部分を強化するために行った部分をプレイヤーに体験してもらいました。
実際に手に取ってみないとわからないので、どうやって数値化するか考えてみたのですが、物理演算を考慮すると、『Forza Motorsport 7』からこれまでの変更点は、『Forza Motorsport 4』から『7』までの変更点よりも多いんですよね。基本的には、大きな世代間の飛躍がゲームに訪れているのです。
「今度のForzaでは、路面との接点が8倍になり、データの更新速度も6倍になるため、タイヤのコリジョンモデルの忠実度が48倍向上します。これにより、プレイ中の路面の感覚が大幅に向上します。」
初代『Forza Motorsport』から『Forza Motorsport 7』までは、タイヤの衝突モデル自体は路面との接点が1つで、1秒間に約60サイクル(60ヘルツ)で動き、更新されていました。新しいモデルでは、どれくらい変わったかというと、路面との接点が8つになり、1秒間に360サイクル(360ヘルツ)で動作します。8つの接触点と1つの接触点、360Hzと60Hzで計算すると、1つのタイヤ自体の忠実度が48倍になるのです。
このように、膨大な作業を行ってきた結果、私たちは大きな成果を得ることができました。前回のプレイテストで得られたフィードバックによると、路面の感触がよりリアルに感じられるようになり、車がどのようにハンドリングするのか、タイヤの感触が非常によくわかるようになったとのことです。」
レイトレーシングをサポートするために大幅に改良されたForzaTechエンジンの最新版を搭載する「Forza Motorsport」の次回作は、大幅な手直しの影響もあり、今年のリリースはないと噂されています。
それに代わるのが、Playground Gamesスタジオの『Forza Horizon 5』と噂されており、マイクロソフトのE3 2021のXbox Bethesdaショーケースイベント(日本時間6月14日午前3時)で発表されるようです。
舞台は当初「日本」とも言われていましたが、最新の噂では「メキシコ」になると言われています。理想は、日本が舞台であって欲しいですが、、
6月14日午前3時のXbox / Bethesda ショーケースイベントに期待です。🔚
コメントを残す