海外版「東京スポーツ」としても知られていた、タブロイド紙ウィークリーワールドニュース(1979〜2007)、ナショナル・エンクワイラー(ポープ時代は1953〜1988年)」紙。
アメリカ大統領が宇宙人と握手した写真や、空母にUFOが着陸している写真など、思わず見入ってしまうようなUFOや宇宙人の合成写真などの記事を掲載、東京スポーツのネタにもよく使われていましたが、この2紙を発行した人物、ジェネローソ・ポープ・ジュニア(1988年に死去)の前職はCIA心理戦担当官だったそうです。
⇧の記事「UFOがUSSニミッツに着艦。」というウィークリーワールドニュースのニュースと写真は当時、東スポでも一面でw報じられたのを覚えています。
米国空軍のテストパイロットスクールを卒業したフライトテストエンジニア(FTE)でもあり、アビエーションウィークリーマガジン編集者でもあった、ビル・スコット氏は、ヒストリーチャンネルのUFOドキュメンタリー番組「解禁!米政府UFO機密調査ファイル」シーズン2の中で、アメリカ・ネバダ州のエリア51の高官が、メディアを利用したUFOのデマ拡散を認めたと明かしています。
「私が接触した数名が手がかりをくれました。特に興味深い言葉は、
“真実を知りたければクズ新聞を読めばいい”
それは、スーパーマーケットやコンビニの一角に置いてあるようなタブロイド紙の類いのものです。
クリントン大統領が黒い宇宙船の前で宇宙人と腕を組んで立っている写真などです。その人物は、
“表面上ではなく、その背景に注目しろ”
と言いました。要するに、重要な極秘事項を隠したければ、事実にUFO、宇宙人の類いの話を合わせて覆ってしまえばいい。そうすることで、人々に深く追及させないようにしている。それを50年以上も続けてきた。と言っていました。」
この話を聞いて、ある人の話が想起されました。元NATO軍司令部の情報高官で、既に故人となっているボブ・ディーン氏の生前の言葉で、アメリカ軍がよく使う隠蔽手段として「クラック・ポッド」があると述べていました。
ボブ・ディーン氏 / Image: UFOFandom.com
「クラックポッド」とは、隠したい情報2割程に8割の偽情報を混ぜてリークし、全てを葬ってしまう手段の事です。クラックポッドの手段は情報機関ではよく知られた手法との事で、数十年間非常に有効に機能しているそうで、おそらく現在も「クラックポッド」は有効なのかもしれません。
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タブロイド紙に注目しろって、MIBで見ましたw
しかも大半の嘘の一部にしれっと真実が混ざってるって、結構現実に近いのか…映画的なネタだと思ってましたが
UFO界隈では、割と有名な手法なんですかねぇ、びっくりしました
少しの事実に嘘の情報を被せて全てを葬ってしまうという手法は情報を守るという側からすれば
驚くほど効果的な手法なのでしょうね。実際に情報機関の連中が半世紀そうしてきたと証言していますしね。。
暴く側は見極めが大変ですね。。