NPDの2020年ゲーム市場展望と今後。次世代機の在庫不足、後方互換で現行機も息長く継続すると予想。

現行のPS4とXbox Oneタイトルは、次世代タイトル数の不足や下位互換性の問題などで、リフレッシュ需要が期待されているようです。

NPDの業界アナリストMat Piscatella氏の新しいブログ記事には、今年の米国のホリデーシーズンに向けたいくつかの興味深い予測が掲載されています。

ブログによると、米国のビデオゲームへの消費者支出は、2020年11月と12月のホリデー期間を合わせて134億ドルに達すると予測されており、1年前と比較して24%も増加しているようです。

成長を牽引しているのは、コンソールハードウェア、ヘッドセット、ゲームコントローラー、モバイル、コンソールとPCのデジタルゲームおよび発売後のダウンロードコンテンツ、そして定額のサブスクリプションのようです。

米国の年間ビデオゲーム消費額は、2020年には500億ドルを超える可能性があり、これは米国市場としては過去最高を記録することになるようで驚くべき規模まで市場が成長した事が分かります。

ゲーム機が次世代へ移行する年は常に高い「不確実性」がありますが、2020年にはそれ以前のには存在しなかった例外要因が出現しました。それは新型コロナウィルスによる感染拡大によってロックダウン状態となり、人々は家に拘束も同然の状態となり、それによる消費者行動の変化がビデオゲーム市場に与えた影響は非常に大きいでしょう。

春と夏の間に急増したビデオゲームプレイヤーとエンゲージメントは、既存のハードの在庫を枯渇させる一方で、コンテンツや関連アクセサリーへの支出を急増させました。これらの変化の影響は、次世代機発売の相乗効果も相まって今年の残り少ない期間も継続していくと予想されているようです。

NPD Groupの2020年ゲーマー・セグメンテーション・レポートによると、米国には現在なんと2億4,400万人ものビデオゲームプレイヤーがおり、2018年より3,000万人も増加しているようです。また、プレイヤーのプレイ時間は、2年前の2018年の週平均のプレイ時間が12時間だったのに対し、2020年には週平均14時間と、プレイヤーはより多くの時間、ビデオゲームをプレイしているようです。

この年末のホリデーシーズンは、プレイステーション5とXboxシリーズS、シリーズXコンソールの売上が刺激になるのは確実で、「2020年のホリデーギフトで最もホットなアイテム」のひとつになり、2021年以降も強い需要が続くと予想されています。

また、任天堂のSwitchは2020年のホリデーで最も売れるコンソールになると予測されています。理由は、次世代のPS5やXboxシリーズX、Sの在庫が不足していることから、Switchは安定供給はまだ難しいとしつつも、入手可能な魅力的な選択肢として残っているとしています。

ゲームパッドとヘッドセットの支出は、ホリデーシーズンの新記録を更新すると予測。アクセサリー分野は、ここ数ヶ月間にわたって好調を維持してきたようです。そして11月に新しいプレイステーションとXBOXの次世代機の登場によって、年末を通じて追加のゲームコントローラーとヘッドセット関連の需要が再び急増し、両方とも過去最高の支出を達成することができるだろうと予測されています。

ゲームタイトルでは、『CALL OF DUTY : Black OPS COLD WAR』が2020年に最も売れたゲームになり、12年連続で米国市場で最も売れたゲームフランチャイズになると予想されています。

後方互換性の充実、次世代機の販売不足により、過去の世代のタイトルの寿命が長くなることが予想されています。 「PS4」や「Xbox One」のタイトルには次世代機の導入に伴い、新たな需要が生まれているタイトルが多いと期待されているようで、これまでの次世代機による世代交代で経験したような、急激なプラットフォームの移行は見られないだろうとしています。

Xboxゲームパスのような「サブスクリプション」の支出は、急増するとNPDは見ているようです。このサブスクリプション分野は、以前から成長分野ですが、次世代機の発売で安価な月額によるこれらのサービスを重視するユーザーが増加し、アーリーアダプターが急増、Xbox Game Pass Ultimateが主な牽引役となると予想されています。

そして、次世代コンソールに搭載されているSSDハードドライブは、PS5で825GB、XboxシリーズXで1TB、XboxシリーズSでは500GBと大容量とは言い難いので、多数のゲームライブラリーを保存したい、Xboxゲームパスのようなサブスクリプション・サービスや無料のライブ・サービス・ゲームで利用可能なコンテンツを探索したいと考えているアーリーアダプターにとっては、追加のストレージは必須のアイテムになるかもしれません。しかし、ゲームのデータ容量は徐々に増加しており、次世代でも更に増える事も予想されるので、アーリーアダプターだけでなく、幅広いユーザーが追加ストレージを求める事になるかもしれません。

「新しい次世代コンソール、より多くのプレイヤー、プレイヤーのエンゲージメントの向上、業界の歴史上でも幅広いタイトルとサービス、そして体験から他のセグメントへの支出のシフトなど、全ての要素が今年の年末商戦のビデオゲーム市場に強い追い風を与えており、米国のビデオゲーム市場がこの年末に新たな支出の新記録を樹立するかどうかというよりも、その新記録がどの程度のものになるかが問題となっている。」

とNPDは述べています。

とりあえず、次世代機の在庫不足は本当に解消して欲しいなと感じます。特にプレイステーション5は出荷数が少ない印象(個人的な印象)。ま、日本では需要がXBOXよりあるからかもしれませんが、自分も含めて欲しい人が予約出来ていない状況に感じます。XboxシリーズXもSNSのフォロワーさんでも予約出来ていない方がいたりするので、Xboxも似たような状況なのかもしれませんが、在庫の品薄は早く解消して欲しいものです。🔚

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