マイクロソフトが長い間噂されていた、第2の次世代機をついに発表することを決定するまでには、永遠に時間がかかるように思えました。コンパクトでお買い得なXboxシリーズSです。
そして、その発表は予定よりも早かったのです。マイクロソフトは、そのフォーム ファクターと価格のリークに応答するためのスクランブルとして、予定を早めて公開しました。
Digital FoundryのRich Leadbetter氏とJohn Linneman氏は、半年以上前にワシントン州レドモンドのMicrosoft本社を訪れ、Xbox Series Xを独占的に見学しました。
Digital Foundry Directの特別なエピソードで、彼らはついにこの最も珍しい新しいコンソールについての沈黙を破ることになりました。
3月にマイクロソフト本社で撮影された部分、そして今週撮影されたディスカッションなど、マイクロソフトの価格設定やXbox Series Sの位置づけなど、最新の情報をまとめて紹介していますが、ビデオの中には噛み砕くことがたくさんあります。
予定外の外出にもかかわらず、Xbox Series Sは、ユーザーにかなり暖かい歓迎を受けています。説得力のある価値を提供する魅力的な小型機であり、価格面でもゲーム機の初期の時代を彷彿とさせます。(PlayStation 2や初代Xboxと同じ発売価格)
それは、おもちゃのようにすっきりとしたフォームファクタを採用しています。高速ストレージ、レイトレーシングハードウェアとXbox Series Xの次世代CPU技術を共有し、低解像度でのビジュアルを提供することを目的とした、驚くほどのフル機能とはるかに高い電力効率を持ちます。今週は、120fpsで動作するギアーズ5も含め、Xbox Series Sで稼働していると思われるゲームのまともな映像を見ることができました。
妥協点は?
8GB(2GBはシステム?)のメモリは、次世代のために開発されたゲームにとってタイトな圧迫になるでしょう。そして、500GB のオンボード ストレージと同様に、、その先には、まだわからないことが多く、ゲーム体験がシリーズSにどのような影響を与えるのかは分かりません。
マイクロソフトがシリーズSのターゲット解像度を1440pにするという話をしている中で、指摘しておきたいことがあります。より強力なPlayStation 5の有名なアンリアル・エンジン5のデモも1440p 30fpsで実行されています。
Xbox Series Sでは、アンリアルエンジン5のような体験を提供できるのでしょうか?それは、時が経てばわかることです。
今わかっているのは、Xbox Series Sに対するマイクロソフトの姿勢は、
これまでの新世代コンソールとは全く違っています。コアゲーマーに新しい体験を提供することを目的とするのではなく、より幅広い市場に対応し、ゲームパスとオールアクセスの定額制プランが提供する価値について話しています。
特に現在の経済状況では、このメッセージにぴったりのXbox Series Sは、まさに適切な時期の適切なコンソールなのかもしれません。
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デジタルファウンドリーが今年3月にマイクロソフト本社を訪れて、Xbox Series Xを独占的に公開し、様々なテックレポートをした際に、既にXbox Series Sの事を説明されていたんですね。。つまりDFのお二人は守秘義務契約で今まで黙っていたという事です。
しかし、Xbox Series Sのゲームに使える8GBというRAMの少なさが、Xbox Series Xでの次世代タイトル開発で圧迫するのでは?とDFまでが言っているのが気になりますね。
私はハイエンドはSeriesXではなく、PC(RTX3090)でプレイする事にしているので、あまり気にはなりませんが、Xbox Series X、 Series Sを購入予定の方には引っかかる言葉ではあります。
マイクロソフトのXBOXゲームスタジオのボス、マット・ブーティさんは、以前インタビューで「私たちの開発チームは、PCでの開発経験の多いチームなので、開発キットも幅広いハードに対応するようにスケーラビリティに作られています。XboxOneに対応したからと言って、次世代機でのゲームの足を引っ張るようなことにはならない」と言っていました。他にも、次世代XBOX開発キットには「Xbox Series Sモード」というのがあり、それに合わせることでSeries Sに合わせた最適化が簡単に出来るようで、柔軟性のあるキットのようです。
あくまで海外の関連メディアの記事で出ていた話をピックアップしただけですが、Xbox Series Sが足を引っ張るという噂は、ネットミームの類なのかもしれません。
マイクロソフトもこう言った噂にはしっかりと否定なりアナウンスを出さないと、噂が一人歩きして大きくなってしまうので、明確に否定した方が良いかもしれませんね。
しかし、記事でも指摘されていますが、マイクロソフトの次世代への姿勢はより幅広い市場に対応し、ゲームパスやXBOXオールアクセスで幅広いユーザーに遊んでもらうということが主眼に置いているようです。
その姿勢の中で、次世代機はプレイヤーがいかに快適にゲームプレイ出来るかもテーマなようです。マイクロソフトXboxシリーズX、Sのプログラムマネージャーのジェイソン・ロナルド氏もインタビューで、「プレイヤーがゲームをするまでの待ち時間を大幅に短縮し、より多くのゲームをプレイ出来る時間を作ることが出来る」と言っていました。
もちろんレイトレーシング、VRR、VRSなど次世代テックにも対応していますが、あくまでも中心はゲームパスでより多くのプレイヤーをゲームパスに呼び込みたい、それを核に展開しているというのは間違いないでしょう。その点からもマイクロソフトの次世代の姿勢は、今までの次世代機とは明らかに違っているのは確かだと思います。 🔚
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