【リマスターレベルの美麗さ】懐かしの傑作「SSX 3」をXbox Series Xの後方互換機能でプレイ。今でも十分に頼める傑作。

エレクトロニックアーツの傑作スポーツゲームと言えるSSXシリーズのSSX3

日本では、2003年にプレイステーション2と任天堂ゲームキューブで発売されましたが、海外(米、欧州)ではそれに加えて初代XBOXとゲームボーイアドバンスでも発売されました。

SSXシリーズならではの現実とはかけ離れた超大ジャンプ、人間離れしたド派手なトリック、レイルライドなどアクション要素も豊富で爽快なのが売りでもあります。このSSXシリーズ3作目では更にトリックを決める度に画面横のアドレナリンメーターが上昇し、最大まで上昇すると「Uberトリック」を使う事が出来るようになります。そして更にその「Uberトリック」を4回成功させると、より複雑でド派手なアクションムーブ可能な「スーパーUberトリック」を使う事が出来るようになります。

これは画面右横のアドレナリンメーターに表示され、Uberが可能になると、Uberの文字が出現、Super Uberが可能になると同様に文字が出現し、Uber〜〜、Super Uber〜〜と低い声が響き渡り、トリックを使える状態になったことを視覚と音で知らせてくれます。

当然、Uber、Super Uberを使ってトリックを重ねれば、トリック中のスコア換算はより速い勢いでポイントが加算されて行くので、ここぞの大ジャンプ時には必ず使うようにする事が高スコアを獲得するポイントでもあります。

そのシステムがあるので、通常の滑走時に加速を乱用していると、中々アドレナリンメーターが上がらないので、常用は控えてジャンプポイント手前で加速して勢いをつける時に絞って使う方が良いようです。

SSX3は、1つの大きな雪山が舞台となっていて、難易度の低いピーク1、中レベルのピーク2、そして高難易度のピーク3の合計3つのピークに分かれています。その中でレース、スーパーパイプ、フリースタイルジャンプ、1vs1といったイベントをクリアします。3つのピークは1つの大きな山なので繋がっており、レースイベントなどを行わず、ピーク3の頂上から最下段の麓までノンストップ&ロードも一切なしで滑り降りることも可能になっているのも大きな特徴です。。

雪山には途中にいくつかの休憩地点であるロッジがあります。

このロッジに入ると、イベントで入手したお金、ポイントを使ってスノーボードや帽子、サングラス、ウェアなどのギアやアクセサリー、新たに使えるトリックモーションを購入してキャラクタームーブを編集したり、キャラクターの各種パラメーターを上げて強化することができるようになっています。

ゲーム中は「ラジオBIG」という番組が流れており、DJがラジオ放送風に音楽をかけています。この選曲もR&Bからプログレ、エレクトリック、パンクロック系まで聴いたことがあるメジャーな曲からどれも素晴らしいです。DJは、各キャラクターのエピソード、現在の状況、舞台の山にまつわるストーリーなど、本物のラジオ番組のようにゲーム中、絶え間なく流れていて、ゲームをプレイしているだけでも本当に楽しめます。

SSX3は懐かしのEA BIGブランド(今はもうない)でTHXゲームとなっています。動画は、YOUTUBEの画質設定を4K 2160Pにしてご覧ください。

SSX3は前述のとおり、残念ながら初代XBOXの日本版は存在しないので、米国からディスクを買うしかありません。XBOXの米国ストアではダウンロード版も購入出来ますが、残念ながら日本からは買えませんので、こうなると初代XBOXのディスク版を買うしかないわけです。

私は幸い米amazonで中古のamazon出荷分を購入することが出来ました。価格は45ドルとやや高め。ダウンロード版が買えるなら9ドルで済みます。

出来るなら、日本からもこういった日本ではリリースされていない互換タイトルのダウンロード版も購入できるようにして欲しいところです。

SSX3は前世代の後方互換機能に加えて「Xbox One X Enhanced」という、一部の初代XBOX、XBOX360タイトルが、リマスターレベルで綺麗なる機能に対応しているので、Xbox One Xでもそれは変わらずに4K解像度で超高解像度化され、安定した60fps(タイトルによる)でプレイ出来ていましたが、Xbox Series Xでも同様に高精細でより滑らかなフレームレートで快適にプレイ出来ます。

17年も前の初代XBOXタイトルやXBOX360タイトルが、このような高精細な高解像度(とは言っても背景の静止画は粗い解像度のまま。高精細化されているのはポリゴン部分)で蘇り、プレイ出来るのは、XBOXプラットフォームだけです。

この初代XBOX、XBOX360タイトルがリマスター同様に4K解像度で高精細化される「XBOX Enhnaced」に対応したタイトルは結構あります。スプリンターセル4作(スプリンターセル、カオスセオリー、ダブルエージェント、コンビクション)、アサシンクリード1作目、このSSX3の他、パンツァードラグーン・オルタ、クリムゾンスカイ、フュージョンフレンジーなどなどまだまだ沢山あります。

このXbox Enhancedによる高解像度化の素晴らしいのは、単純に解像度を引き上げただけのアップスケーリングではなく、シャドウ解像度などレンダリングレベルで高解像度化されている事です。更にXboxOneXにハードウェア機能として実装されていた異方性フィルタリングx16の恩恵もあるようです。

初代XBOXやXBOX360のタイトルが、リマスターレベルに近いグレードアップしたグラフィックで、しかもソフトも所有していれば、ディスクを入れるだけで(もしくはダウンロード版を購入)フリーでアップグレードしたグラフィックでプレイ出来るので、これは現時点ではXBOXでしか出来ない、最大の武器でもあると思います。

2003年の古いタイトルでもありますが、こうやってプレイしてみると、今でも十分に面白く、楽しめます。ここ数年のゲームに比べるとシステム面は非常にシンプルで遊びやすく本当に楽しました。そういう意味でも後方互換で改めて古いタイトルに接する事で、当時とはまた違った視点、側面からも十分に楽しめる事にも気が付かされました。🔚

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