Insomniacが新作『ラチェット&クランクRift Apart』のPlayStation5でキャプチャされた実機ゲームプレイ映像をGamescomで公開しました。
新しいゲームプレイ映像ではキャラクターのモデリングの精緻さ、そしてエフェクト、カラフルな世界、多彩な武器で戦う戦略性、そして破壊されたオブジェクトが粉々になって飛び散る様、そしてポータルからギュインと目まぐるしく別ステージへ移動する演出といい、PS5を前提に最適化して開発してきただけに、ハードウェアの能力を上手く引き出しているようです。
特に前回のゲームプレイ映像以上に別ステージへの移動が激しく行われているのは驚かされます。これはPS5の爆速SSDの恩恵なのかもしれませんね。
実際、Insomniac GamesのクリエイティブディレクターであるMarcus Smith氏は、この新しい「異次元アドベンチャー」は、PS5のために一から作り上げられたものだと語っていました。
ソニーは公式のPlayStationブログで
残念ながら、今回のデモ映像だけでは、DualSensワイヤレスコントローラーと3Dオーディオの凄さをお伝えすることはできません。ですが、バーストピストル、トピアリースプリンクラー、シャッターボム、エンフォーサー(すべて仮称)など、ラチェットが使う新ガラメカの数々はご覧いただけたと思います。
DualSense ワイヤレスコントローラーのハプティックフィードバックとアダプティブトリガーのおかげで、ただでさえ楽しいガラメカが、これまで以上にユニークでド派手に生まれ変わりました。たとえば、エンフォーサーという二連式ショットガンのようなガラメカには、2タイプの射撃方法があります。トリガーをちょうど半分くらいまで引くと、片方のバレルからだけ弾を発射できます。そのときに感じる指の抵抗を超えて最後までトリガーを引くと、二連バレルから弾が一気に発射してドッカーン! そして、3Dオーディオが上下左右から周囲のサウンドを届けてくれるので、本当の意味でラチェット&クランクの世界に没入することができます。
としています。デュアルセンスのアダプティブトリガーで抵抗のあるところで1発撃ち、その抵抗を更に超えてトリガーを引くことで2発目が発射されるという事も可能になるようです。
また、Insomnaic GamesはPS5のソフト発表イベントでマーベルスパイダーマン「Miles Morales」も発表しています。同作は、2020年ホリデーローンチウィンドウ中にリリースされる予定です。ソニー傘下のファーストパーティ入りし、スパイダーマン、そしてラチェット&クランクと大忙しのInsomniacスタジオ。今後も素晴らしい作品を披露してくれるでしょう。
私見PS5でラチェット&クランク Rift Apartをプレイするのが待ちきれません。
しかし、ソニーのゲームプレイ映像の披露によるイメージ戦略はアンリアルエンジン5に始まり、本当に上手く行っているようです。Halo Infiniteで失敗し躓いてしまったマイクロソフトとはえらい対照的です。
マイクロソフトもハードウェア性能の強力さを披露するのは良いですが、それに伴う説得力、インパクトのあるゲームプレイ映像を発売までにいくつか披露しないと、このままでは次世代もソニーにダブルスコアを付けられてしまうのではないでしょうか?今のマイクロソフトはゲームパスユーザーの拡大を中心にしてはいますが、このままでは良くないと個人的には思います。
発売まで数か月ですが、正直なところ現時点ではソニーの圧勝という印象です。
Forza Motorsportのゲームプレイか、アンリアルエンジン5で開発しているというHellblade2の第二弾の映像、そしてThe Initiativeが開発中と言われているタイトルのゲームプレイ映像の披露など、そろそろ公開したほうが良いかなと思います。
マイクロソフトには早くインパクトあるゲームプレイ映像を複数公開して欲しいものです。🔚
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