ここ数日、AVサイトやフォーラムでは、ディズニーが4K Blu-rayディスクフォーマットに冷淡になったため、膨大な映画のカタログの大部分について4K Blu-rayを制作するつもりはないとの噂が飛び交っています。
ディズニーアーカイブからの実写映画タイトルを含む、20世紀フォックスの購入を通じて確保されたすべてのカタログ映画です。
私はディズニーにこれらの噂についてのコメントを求めてきましたが、スタジオは私にかなりぶっきらぼうな反論をしてきました。
私はディズニーの広報担当者に指示され、以下の声明を読みます。
「特定のフォーマットでのリリースを中止する計画はありません。我々はケースバイケースで各リリースを評価し、様々な需要を満たすプラットフォームを介して消費者の家庭に私たちのコンテンツをもたらすための最善の戦略を追求します」
もちろん、その気になれば、この声明の言葉にいろいろなことを読み取ろうとすることもできます。例えば、各カタログリリースをケースバイケースで評価する際に、ディズニーが検討しているタイトルは4Kブルーレイには適していないと判断することが多くなるかもしれません。
声明の冒頭の行は、最近の噂で言及されているアンチ4K Blu-rayポリシーのようなものを、かなり断定的に強く否定しているようにも読めます。また、この引用が、名前のある従業員ではなく、「ディズニーの広報担当者」からのものであることにも眉をひそめる事ができると思います。
しかし、この件で私が言えるのは、20世紀フォックスの旧ビジネスにも関わっていたディズニーの連絡先から最初の噂の反論を得たことで、私はその連絡先に、ディズニーの全面的なバックアップを得て、より正式な声明を得ることができるかどうかを尋ねました。これは、私が以前に引用した声明のリリースにつながりました。
ディズニーが反応している噂の完全な背景については、The Digital Bitsのビル・ハントがいつものように最も詳細な報道を提供しています。そして、ディズニーが4K Blu-rayに特に熱心に取り組んでいない事を示す兆候で、噂を補強することは簡単です。例えば、ディズニーは4Kディスクからドルビービジョンを捨てたこと、4Kブルーレイのリリースには大容量のBD100ではなくBD60を一貫して使用していることなどです。他にもマーベルの件もありました。
しかし、最近の噂では、ディズニーが最新の大ヒット作品や、まだ4K BD化されていないクラシックアニメのカタログタイトルを4K Bluraysでリリースすることを約束していることは疑いの余地がないように見えました。また、この噂は、ディズニーがジェームズ・キャメロン監督のフォックス映画を4Kブルーレイでリリースするチャンスを見逃すことはないだろうと示唆している。(願わくば、彼がアバター映画の最終作を公開するまで待たずに済むといいのだが!)
ディズニーの今日の公式声明は、多くのディズニー/フォックス黄金期の古い名作映画を4K Blu-rayレストアする可能性があるかもしれないという期待を得られたかもしれません。
via Forbs
ということで、米国でもかなり噂が広まっていた様ですが、ディズニーが公式に否定したこと、更にケースバイケースと前置きしつつも、一応前向きな声明だったので、一安心といったところです。しかし、ジェームズ・キャメロンのアビス、トゥルーライズ、エイリアン2の4Kレストアは、記者も心配してましたが、アバター続編は3部作らしいので、アバター最終作が終わってからではなく、多忙な合間を縫ってコツコツと4Kレストア作業を進めて頂きたいなと。ファンとしては1日も早く観たいですからね。🔚
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