サムスン電子が今年1月に開催されたCES2020で突如展示され、あまりの近未来なサイバー感溢れるデザインと1000Rという深いR、49インチというサイズにデュアルクワッド(5120×1440)アスペクト比32:9というインパクトで、強烈な存在感を放っていたOdyssey G9ゲーミングモニターが、サムスン米国のホームページで価格が掲載され、予約が間もなく開始されるようです。今のところオンラインストアのリンクは貼られていません。
価格は1699ドル。現在のレートで換算すると、日本円で約18万円です。個人輸入すると、22万円くらいでしょうかね。思っていたよりは安いかも。。
応答速度は144Hz時は5ms、240Hz時に1msに対応したQLED(量子ドットVA液晶?詳細は不明だが、おそらく量子ドットVA液晶と思われます。)ディスプレイを採用。
ピーク輝度はPCモニターとしては最高クラスの1000cd、ディスプレイHDR1000規格に対応し、更にNVIDIAのFull G-Sync(HDR1000ディスプレイなので、G-Sync Ultimateまで含まれると思われる)とAMDのFreeSync Premium Proをサポートと万全。正に最強のウルトラワイドゲーミングモニターと言っていい内容です。
本製品の個性感が際立っている一つでもある、背面のサイバー感溢れるアイアンマンのリアクターの様なデザインのスタンド軸受け部は、RGB LEDで53種類の好みカラーで発光させる事が可能です。
G9の下にG7というモデルも存在していて、27インチ、32インチの2モデルがあります。解像度は2サイズ共に2560x1440の16:9。ピーク輝度600cdで、ディスプレイHDR600に対応。144Hz時に5ms、240Hz時に1msという高速応答。価格は27インチが699.99ドル、32インチが799.99ドルとなっています。
しかし、4K液晶、OLEDなどのTVでのゲーミング機能の充実度といい、PCモニターなど、、他でもこういった尖った製品はもう完全に海外勢の独断上で、もはや日本メーカーは出る幕無しですね。。昔はこういった尖った先進的な製品は決まって日本メーカーだったんですけどね。。ちょっと寂しさを感じるこの頃、、、
しかし、このOdyssey G9は良いですね。。サムスンは日本ではスマホしか売っていないので、間違いなく発売されないでしょう。
つまり、個人輸入で買うしかないわけですが、個人的には49インチというサイズは問題ありませんが、32:9のデュアルクワッド(5120×1440)の用途に尻込みします。ゲームでもこの32:9というアスペクト比に対応するタイトルは、まだ限られると思いますし、、プレミアプロは使いやすそうな、、
次期nVIDIAの3080Tiか噂の3090のグラフィックカードでも発売されれば、処理性能面でも現実感が出てきそうですが、現状では即買い出来る環境ではないかも。。でも、グラフィックカードをnVIDIAの3000シリーズに買い換えた時、欲しくなってしまうかも、、それくらいの魅力を放っている製品だなと感じます。
出来る事なら21:9比率で48インチ(似た機種はあるものの)で1200~1500RくらいのカーブでHDR1000対応の機種が出てくれるとより現実的でよいかなと。。🔚
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