VGCのレポートによると、バイオハザード2と3のリメイクに続き、複数の開発元がバイオハザード4のリメイク版を開発中で、2022年にリリースとの事です。
開発は、プラチナゲームズの元代表である南達也氏が設立した大阪を拠点とする新しいスタジオM-Twoスタジオとの事。
このバイハザード4のリメイクにはオリジナル作品のゲームディレクターである三上晋治氏は歓迎したようです。しかし、三上氏自身はこのプロジェクトのオファーを辞退したそうですが、リメイクの方向性については非公式ながらアドバイスをしているようです。
リメイクを担当するMーTWOスタジオは、既に2018年から開発を始動しており、著名なインサイダーDusk Golem氏によると、「バイオハザード4リメイクは、シリーズの過去2作のリメイク版よりも開発チームの規模が大きく、カプコン社内の「バイオハザード2」と「デビル メイ クライ 5」チームからのサポートも含まれているとのことです。
開発者のM-Twoは、「バイオハザード3」のレビュースコアが前作よりも全般的に低かったことから、「バイオハザード3」のフィードバックに注意を払っていると報じられています。M-Twoの創業者である南氏は、バイオハザード3のエグゼクティブプロデューサーを務めていますが、少なくとも他の4つのスタジオがこのゲームの制作に協力しています。
レビュー集計サイトのMetacriticによると、2005年に発売されたバイオハザード4は、カプコン史上最高のゲームであり、さまざまなプラットフォームでの売り上げは合計で750万本を達成しています。
2000年代の最も影響力のあるゲームの一つと評価されており、キャラ後方からのTPS視点は、ギアーズオブウォーやデッドスペースの開発者もバイオハザード4から影響を受けたと発言しており、数多くのゲーム開発者にも影響を与えたゲーム史に残る名作と言えるでしょう。
バイオハザード4は、それまでのシリーズを大胆に見直し、限られた弾薬などサバイバル要素を抑え、緊張感とスピード感のあるアクション色の強いゲーム性になりました。
ゾンビはカルト宗教信者に置き換えられ、独特の異様な雰囲気を持った世界観の作品になっていて、特に米国ではバイオハザード全作の中で1番人気があるとも言われています。
2005年の発売から15年の間に、バイオハザード4は何回も移植やリマスター化がされてきましたが、完全なリメイクという形はありませんでした。ゲームキューブで発売された直後にPlayStation2版、モーションコントローラーでの独特の操作の任天堂Wii版が2007年に発売されました。 HDリマスターは、2011年にPS3、Xbox360、PCで発売され、2016年にXboxOne、PlayStation4用に発売されました。
そういった中で、バイオハザード4は満を持してリメイク化という事になります。
元のバイオハザード4開発チームのメンバーの多くはカプコンに残っていますが、そのメンバーが今回のバイオ4リメイクに関与しているかどうかは不明だそうです。。開発者の1人がVGCに明かした話によると、バイオ4のリメイクは新人の若手が監督していると語ったようです。
バイオハザード3リメイクは、バイオハザード4の最初のリードコーダーである坂田氏(プラチナゲームズのもう1人のベテラン)が、ディレクターを務めたようです。プロデューサーの小林博之もカプコンに在籍しており、バイオハザード6の開発に携わっています。
バイオハザード4のオリジナルディレクターである三上晋司は、ベセスダのGhost Wire TOKYOで多忙な為に辞退したようです。
情報提供者によるとM-TwoスタジオのMーTWOという名前は、当初カプコンとプラチナゲームズの両方で密接に協力していた三上氏と南氏の苗字のMからとってMが2つでMーTWOという事らしいです。
更に、VGCの信頼できるインサイダーよると、バイオハザード8は現行のPS4、XboxOneに加えて次世代機であるPS5、Xbox Series Xで2021年に発売される予定との事。
この事から、2019年のバイオハザード2リメイク、2020年4月のバイオハザード3リメイク、そして2021年にバイオハザード8、2022年にバイハザード4リメイクとバイオハザードシリーズ作品が、4年連続での発売となります。
カプコンは既存の人気シリーズタイトルの新作を重点的に取り組んできました。 2019年1月にリリースされたバイオハザード2リメイクは、現在全世界で400万本以上売れ、カプコンの予想を超えた大ヒットとなりました。
しかし、バイオハザード3リメイクは、前作よりも大きく下回る出足となりました。コロナウィルスの影響も多分にあったので、現状自宅待機の方が多い中で売上は確実に上昇するでしょう。
2020.5.16 追記:その後カプコンは4月13日に、バイハザードRE3が5日間で200万本突破(その内50%がDL販売)した発表し、好調な販売記録でスタートしています。
1番リメイク化を待ち望んでいた傑作バイオハザード4のリメイク情報は嬉しいニュースです。かなり具体的な話まで出ているので、もう間違いなく水面下で開発が進行しているんでしょう。海外では1番人気とさえ言われているバイハザード4なので、リメイクにも力が入るでしょうね。
2020.5.30 update カプコンは先日、2021年3月にバイオハザード25周年を記念したゲームを計画していることを明らかにしています。25周年というアニバーサリーでバイオ8というより、海外でも人気の高いバイオ4リメイクの方が良いような気もします。。もしかすると、バイオ4リメイクが先に来る?という可能性もゼロではないかもしれません。
正直なところ、私はバイオハザード8よりバイオハザード4リメイクの方が楽しみかもしれません。 🔚
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