米AMDは5日、投資者向けカンファレンスを開催し、今後のCPUとGPUのロードマップについて詳細な説明が行われ、Lisa Su CEOは「今後も高性能コンピューティングに注力し、PC、ゲーミング、データセンターにも展開していく」と明言しました。
2020年内に7nmプロセスでZen 3アーキテクチャを採用した製品を投入し2022年までに5nmプロセスで製造されるZen4製品を投入するロードマップを公開と現在のAMDの勢いを感じさせる展開スピード。
注目のGPUは、新たにRDNAアーキテクチャを採用、GCNアーキテクチャから50%の電力効率向上を実現し、2020年に投入されるソニーやマイクロソフトの次世代ゲーム機PS5やXboxSeriesXでも採用されることも改めて発表されました。
そして、年内に「RDNA 2」アーキテクチャのGPUを投入することも明言し、IPCの向上、回路の複雑性の解消と電力の低減、更なるクロック向上で、RDNAから電力効率が50%も改善するようです。そして待望のレイトレーシングのハードウェア・アクセラレーションも搭載し、マイクロソフトと緊密に協業して開発したDXR 1.1に対応との事。
既に年内発売予定のPS5、XboxSeriesXでハードウェア・レイトレーシング対応がアナウンスされていますが、両機種共に共通のアーキテクチャということで、開発者はマルチプラットフォーム展開も容易になるとしました。
この発言が非常に興味深い。現時点(2020.3.09)でソニーの公式サイトでは、PS5は「RDNA」と記載されており、マイクロソフトの公式ニュースサイトでは「RDNA2」と記載されているので、PS5はRDNA、XBOXはRDNA2で確定?と思われましたが、AMDの「両機種共に共通のアーキテクチャ」との発言を聞くと、PS5もRDNA2なのかな?とも受け取れます。
現時点(2020.3.9)でソニーの公式サイトは修正もされておらず、「RDNA」と記載のままなので、やはりRDNAなのか?と海外でも憶測が乱れ飛んでます。中にはソニーのPS5での沈黙を記事にするメディアも。。
ソニーは、そろそろPS5の詳細なスペックなど公開すべきタイミングかもしれませんね。。私はAMDの発表内容からPS5もRDNA2ではないのかな?と思っていますが、AMDは明確に言及しなかったのでソニーがはっきりと言及しない限り分かりませんwというか、公式では「RDNA」なんですけどねwつまりはそういうことなのかな?w
更にRDNA 2ではVariable Rate Shading(これはマイクロソフトが特許を保有しているようです)という新たな機能も追加されるようです。
どちらにしても私は、PS5もXboxSeriesXも買うと思うので、PS5も12テラフロップスくらいの性能があった方がよいんですけどねw とにかくソニーは早くPS5の詳細を早く公開すべきかなと思います。PS4Proユーザーでもある私でもそう思いますのでw 🔚
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