先日、マイクロソフトが突如として次世代XBOXであるXbox Series Xの詳細な仕様を公式ニュースサイトで公開しましたが、昨日マイクロソフトのメジャーネルソンで知られるLarry Hryb氏が自身のポッドキャスト番組で、Xbox Series Xの新機能である「クイックレジューム」と呼ばれる機能は、Xbox Series Xの本体更新後の再起動をしてからでも、複数のゲームが即時に再開出来る事を確認。
この事からもクイックレジューム機能により、XBOX本体更新による再起動後でも複数のゲームの起動記録が保持され、即時に再開出来る事がほぼ確定したと言って良いですね。電源を切ろうが、本体更新後だろうと面倒な起動を待たずに、直ぐに続きからゲームプレイを再開出来るなんて本当に素晴らしい事です。
映像だけでなく、音のレイトレースに関しても言及。
その他に、マイクロソフトはグラフィックのレイトレーシングだけでなく、オーディオのレイトレースに関しても研究しているようです。
マイクロソフトのXboxプログラム管理ディレクターであるJason Ronald氏は、「オーディオ・レイトレーシング」と呼んでいます。
現実に存在し使用されている用語ではありませんが、要はグラフィックでのレイトレースと同様に、ゲーム空間内での環境を現実と同様の屋外、室内反射、オブジェクトなどによる吸音減衰や反射など、ゲーム内の空間再現を現実同様にリアルに再現する事と理解すれば良いかもしれません。
つまり、マイクロソフトが空間オーディオと呼んでいるもので、Xbox Series Xでのゲームへの没入体験を深めるためにマイクロソフトがドルビーと提携して力を入れているものです。
ソニーもPS5で3Dオーディオ機能に言及しアピールしています。まだソニーが具体的な事を明かしていない為に推測になりますが、多少の違いはあれど似たようなオーディオ機能かもしれません。
マイクロソフトのJason Ronald氏は「Xbox Series Xでのハードウェア・アクセラレーション・レイトレーシングの導入により、実際に全く新しいシナリオ、世界を実現できるようになりました。よりリアルな照明、より良い反射を空間オーディオなどにも使用できます。つまりレイトレース・オーディオです」と彼は説明。
マイクロソフトはGDC2020でXboxSeriesXのオーディオ機能について講演予定
マイクロソフトは、来月のGDC2020(Game Developers Conference 2020)で3月18日に、ボーダーランズやギアーズを手掛けたオーディオ・スペシャリストがXbox Series Xで採用される空間オーディオ専用のハードウェア・アクセラレーションを活用するために、ゲームデザイナーやドルビーなどのパートナーとどのように協力し取り組んでいるのかについて講演する予定です。
ただし、米国でもコロナウィルスへの懸念が高まりつつあり、GDCの開催自体が危ぶまれていますので、大丈夫ですかね。。GDCは現時点では開催するとしていますが、既にソニーとFacebook、傘下のOculusは出展を取り止めを決めて発表しており、中止になる可能性が濃厚なような気がします。。
なんとか6月のE3までには収束して欲しいと願っていますが。。次世代機の量産スケジュールにも影響が出そうですね。。 🔚
メジャーネルソン(Larry Hyrb)氏のポッドキャストページ
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