墜落した地球外未確認物体の回収、逆行分析する極秘プロジェクトに携わっている6人の内部告発者が、内部告発者保護法制定を受けて、米議会の議員にその秘密を明かすために名乗り出ている模様。

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弁護士のダニエル・シーハン氏は、米軍の極秘UFO計画に携わったという元政府高官や、米軍事関連企業に携わる少なくとも6人と接触しているそうです。

内部告発者たちは、ロズウェルで起きたようなUFO墜落での回収やリバースエンジニアリングプログラム(逆光分析計画)に携わり、その内容を米議会の上級議員に話をしたと主張しています。

ダニエル・シーハン弁護士は、2017年までAATIP(先端航空宇宙脅威特定計画)というUFO調査組織の前身を率いていたルイス・エリゾンド氏の代理人であり、UFOに関して隠蔽体質の政府の透明性を高めるために、ウォッチドッグ・チャリティー(監視団体)を立ち上げています。

米連邦議会の上級議員は、ロズウェルで起きたとされるUFO墜落事故での物体の回収、およびリバースエンジニアリング計画に従事していたと主張する6人もの内部告発者から話を聞いたと、シーハン弁護士、スタンフォード大学の主要科学者、およびUFO計画に携わったという元関係者が述べています。

テレビ番組や映画、SF小説などで、米国が地球外から飛来した宇宙船をどこかの極秘の軍施設の格納庫に保管しており、その物体を分解し仕組みを解明しようとしているという内容は、長らく題材になって来ました。

しかし昨年米議会が、極秘プログラムに携わった人たちを内部告発者として保護する法律を成立させたことで、事態がより現実味を帯びて来たのです。

12月にジョー・バイデン大統領が署名した2023年国防権限法(NDAA)には、「未確認の異常現象に関する、物体回収、分析、リバースエンジニアリングなどに関する」これまで未公開だった極秘プログラムについて、ペンタゴンが高位の上院議員に機密報告を行うことを求める修正条項が含まれているのです。

DailyMail.comの独占インタビューで、ダニエル・シーハン弁護士は、未確認物体回収プログラムに携わったという少なくとも6人の元政府高官や軍事請負業者と接触していると語っています。

シーハン弁護士によれば、これらの6人の内部告発者の中には、NDAAが通過する前から軍事情報を扱う上院委員会のスタッフに説明し、上院議員が「未確認物体のリバースエンジニアリング」の文言を盛り込むきっかけになった可能性さえあるそうです。

“すでに議会に行って話をした人が半分くらいいる。上院のスタッフの人たちは、何人かに手を差し伸べていた。”

と驚くべき内容を述べています。

シーハン弁護士によると、元国防情報局長官を含むロズウェル・スタイル(ロズウェルUFO墜落回収事件)のプログラムを知っているとされる証人は、国防総省のUFO調査部署「全領域異常解決局(AARO)」に面会を申し込まれているようです。

スタンフォード大学のトップ科学者で免疫学者でノーベル賞候補のギャリー・ノーラン博士は、UFOの「リバース・エンジニアリング」プログラムに携わっていたという内部告発者の数人とも連絡を取り合っているそうです。

更に、CIAの依頼で世界中の大使館員を苦しめているという謎のハバナ・シンドロームの事例を調査、またUFOの飛来で放出されたとされる物質を分析する実験も行っています。

今年の初頭に行われたポッドキャストのインタビューで、ノーラン博士は

“UFOの逆行分析に実際に関わっていた人々や、そのプログラムに非常に近い立場にいた人々、あるいは最近事実を証言した人々を信頼する十分な理由が、私にはあります。証言する時は、宣誓をもとに行います。つまり、内部告発者たちは、ある誓い(秘密保持)を破って別の誓いを立てたことで、自分のキャリアを危険に晒しているのです。”

と述べています。

国防総省AAROのディレクターであるショーン・カークパトリック博士は、先週水曜日に開催された米上院軍事委員会の公聴会で、上院議員のキルステン・ジルブランド氏に証言した際、内部告発者を実際に面会した可能性があることをほのめかしたかもしれません。

“議会は、UAP事件の潜在的な目撃者や政府のUAP関連活動への潜在的な参加者が、自分の話をするために貴事務所(AARO)に連絡するための、発見可能でアクセス可能な電子的な接触方法を確立することを義務付けています。”

とジルブランド上院議員はカークパトリック博士に言ったそうです。

ベテランの情報将校で物理学者でもあるカークパトリック氏は、ジルブランド上院議員に

“科学的な証拠があればどこまでも従うが、AAROはこれまでのところ、地球外活動、地球外技術、既知の物理法則を無視する物体について信頼できる証拠を発見していない。”

と述べています。

もう一人のノーベル賞候補でCIA科学者でもあるハル・プソフ博士は、AAWSAPと呼ばれる政府の2008年から2012年のUFOプログラムに従事しており、リバースエンジニアリングプログラムに関する機密情報を議会に説明したことがあり、疑わしいプログラムに従事していた内部告発者を知っているとDailyMail.comに語っています。

AAWSAPは、米国防総省が2018年に公表した未確認航空現象(UAP)に関するプログラムの1つで、Advanced Aerospace Weapons Systems Application Programの略称です。AAWSAPは、UAPに関する科学的な研究や調査を行うために設立されたものであり、研究チームには著名な科学者や研究者が参加していました。また、AAWSAPの後継として、現在はUAPに関する情報を収集・分析するための新しいプログラムUAPタスクフォース(UAPTF)、「AARO(全領域異常解決局)」に引き継がれているようです。

AAROは、米国防総省のUAP事務局であり、Unidentified Aerial Phenomena Task Force(UAPTF)というUAPに関するタスクフォースを監督しています。AAROの役割は、UAPTFがUAPに関する情報を収集し、分析し、報告することを支援することです。AAROは、UAPTFが収集した情報を受け取り、調査を進め、必要に応じて他の政府機関や民間機関と情報を共有することも担当しています。また、AAROは、UAPTFがUAPに関する情報を公開するための方針や手順を策定することも担当しています。

プソフ博士は、

“内部告発者がそうであるように、自分は密かに影から出てきたとは思っていない。議会が支援し、議会が費用を負担するプログラムで学んだことを話すことができるだけです。どんな証拠があるのか、その実態について、軍関係者や軍事関連企業の社員から集められるものは何でも集めるというのが、私たちの特別な任務でした。

リバースエンジニアリングプログラム(逆行分析計画)に携わった軍の請負業者や関係者を『何人か』知っているが、彼らはNDAAに新しい内部告発者保護法が追加された後、AAROに名乗り出ている。私が知っている内部告発者たちは、自分が知っていることを伝えることが自分の使命で責任である。と感じていて、告発に躊躇することはなかった。しかし、詳細なコメントは出来ない。”

と述べており、本当に内部告発者が名乗り出ているようです。

しかし、国防総省(DoD)の広報担当者であるSue Gough氏は

“議会から不当に隠蔽されてきたUFOプログラムはまだ見つかっていない。しかし、調査は終わっていない。AAROは、UAPに関する現在の業務に取り組むという主要な任務に加えて、米国政府のUAP活動の特定と解決について、法律で定められた正規の開示のための証人への話を含む歴史的な検証を行っている。」

AAROが秘密裏に、安全にインタビューした人が20人近くいるが、AAROはデータ収集も分析も終えていない。議会に報告する前の調査結果についてコメントすることはない。

法律で定められているように、AAROは、適切な監視のために議会に適切に報告されていないプログラムが発見された場合、72時間以内に議会に報告することになっています。今のところは見つかっていない。”

と濁すようなコメント。

しかし、UFOドキュメンタリー映画「The Phenomenon」の製作者であるジェームズ・フォックス氏は、2023年4月4日に放送されたThe Amazing People Podcastで、少なくとも4人の内部告発者にインタビューしたようで、AAROのカークパトリック氏に対してUFO墜落回収プログラムの証拠を提出したことを明らかにしています。

“UFO墜落回収、分析プログラムが存在し、おそらく回収された物体の残骸があることを、現在まさに認識し始めている選出された公職者たちがいます。彼らは、最近法の基に宣誓、署名、保護された内部告発者の証言を聞いています。

私は、カークパトリック氏と上院情報特別委員会と会ったばかりの情報関係者と会いました。彼らはすべての詳細を私には共有できなかった。それは、一部の内容が機密扱いされていたためですが、上院情報特別委員会とは全ての情報を共有したそうです。内部告発者のうち、退職した人がいた一方で、多くの人がまだ現在も雇用されています。

彼らが基本的に言っていることは、これらの物体のリバース・エンジニアリング・プログラムが存在するということです。”

ジェームズ・フォックス氏は内部告発者のインタビューを既にカメラに収めているそうです。UFOリバースエンジニアリングに携わっているという内部告発者は、

「私の証言を信じなくてもいいですが、このプログラムの名前、場所、関与する人物の名前をお伝えします。もしセキュリティ・クリアランスを与えてくれれば、私がそのラボに案内します。」

とまで述べたそうです。どうやら実際に関与する人物名、部署、開発している場所までもが公にされる可能性すらあるようです。

フォックス氏は、

“それが今、ワシントンDCで現実に起こっていることです。内部告発者らの資格証明書の写真を見ました。3人以上です。そして、彼らは自分たちの証言も話しています。問題は、AAROのカークパトリック氏が、その内容を誰と共有するかということです。

告発者たちは、機密情報に関しては話してくれなかった。新しい内部告発者保護法があっても、彼らはAAROに限定された情報しか開示出来ず、公にすることは出来ないのです。

更に、フォックス氏は

“内部告発者が証言した内容を、もし政府、AAROが明らかにしないのなら、私たちは起きている知らせるために、カメラに収めたインタビュー内容を公開するつもりです。”

と衝撃的な事実を述べており、AAROがかなり衝撃的で重要な告発内容を得ているようです。

https://youtu.be/vIQGq_5rBt0

昨年5月、実に50年以上ぶりに未確認物体に関する議会公聴会が開かれ、ある下院議員が、議会の監視から逃れているUFOプログラムを認識していることを国防総省に公言し話題になりました。

この歴史的な公聴会で、ウィスコンシン州のマイク・ギャラガー議員は、「ウィルソン・デービス・ノート」と呼ばれる爆弾情報と言える文書を議会の議事録に残すという偉業をしました。

物理学者で情報機関の職員であるエリック・デイビス博士は、2002年10月にラスベガスで当時の国防情報局副長官トーマス・ウィルソンと会い、ウィルソンが話したことをメモに残したと言われており、それが「ウィルソン・デービス・メモ」と呼ばれているものです。

そのメモによると、ウィルソン副提督は2000年代前半に、UFOを回収してリバースエンジニアリングしようとする防衛請負会社の秘密プログラムを発見したが、アクセスを拒否されたとデイビス氏に語ったそうです。ウィルソン氏が予算の矛盾を発見し、「航空宇宙技術請負会社(米国でトップクラスの会社)」が運営するプログラムに辿り着いたと述べたそうです。

ウィルソンは、「監視委員会」と名乗るプログラム関係者3人と会い、「彼らはリバースエンジニアリングプログラムで、何年も前に回収したもの…飛べると信じていた無傷の機体」の存在を告げたそうです。

そのプログラム・マネージャーは、「それがどこから来たものなのかわからないと言っていた。それは、この地球のものではない、人の手で作られたものではない、テクノロジーだった。』とウィルソンはデービス氏に言ったそうです。

DIAの副官だったウィルソン氏は、その高位な地位にもかかわらず、アクセスを拒否され、上司はそれを追求すると彼のキャリアが損なわれると言った。とノートに書かれています。

これはもちろん、評価されるべき主要な情報、文書の一つである」とシーハン弁護士は述べています。

“エリック・デービスは、新しく国防総省に設置されたAAROのショーン・カークパトリックから連絡を受けたようです。カークパトリックは、エリックにインタビューするつもりだ。彼らはウィルソン提督にもインタビューするつもりです。その面会で何が起こるか、把握しようとしています。私が理解している限りでは、2人とも証言を求められています。”

当事者のエリック・デービス氏は、この「ウィルソン・デービス・メモ」について、公の場では口を閉ざしたままです。2019年11月にニューヨーク・ポスト紙のジャーナリスト、スティーブン・グリーンストリートに、

“このノートは、宇宙飛行士エドガー・ミッチェル氏の遺品の中から流出したものですが、それについて私が言えることは何もない。このメモは機密情報に関するもので、私はこれらのメモのいかなる内容も確認したり検証したりする自由はないし、セキュリティ・クリアランスを持っている以上、違反したくないということだけだ。”

と述べています。

この爆弾文書は、オーストラリアのUFO研究者ジェームズ・リグニーが、宇宙飛行士で6人目の月面着陸者である故エドガー・ミッチェル博士の遺品のファイル・アーカイブの中から見つけ、2019年にネット上に流出したものです。

この爆弾メモについて、前述のハル・プソフ博士は

“潜在的に進行中のプログラムについて述べているので、私はノーコメントだ。その真偽を確認することも否定することもできない、高度な機密事項を扱っているだけに、その真偽はまだ確認できていない。”

とプソフ博士は肯定も否定もしませんでした。かなりセンシティブな内容のようです。

しかし、何十年もUFOの話題に携わってきたクリントン政権、ブッシュ政権時に国防総省情報部高官でもあったクリストファー・メロン氏は、2022年12月のブログ記事で、デイビス氏が著者であると書いています。

“最近の『内部告発者保護』法案が署名される前から、信頼できる個人が、米国政府が地球外技術を回収したとする情報を議会に提供していた。

このプロセスは、私が2019年に天体物理学者のエリック・デイビス博士を連れて、上院情報委員会と軍事委員会のスタッフと会ったときに始まりました。

デイビス博士は、有名なウィルソン・デイビス・メモの著者であり、米国政府の公式プログラムが他の種族によるもの、あるいは先進的なAIマシンによって作られ回収された技術を積極的に利用しようとしているという、センセーショナルな報告を裏付ける、具体的な情報を委員会に提供しました。

告発者保護法は、地球上に地球外生物が存在することが直ぐに確認できる、壮大な法律だ。”

とこれもまた驚くべき事実を書いています。

そして、スタンフォード大学の免疫学者でノーベル賞候補でもあるギャリー・ノーラン博士は、昨年のAustralia 7 News製作のNEED TO KNOWのロス・クルサート氏のインタビューで、

“ウィルソン・デービス・メモが公に流出される前から、私はすでにその文書を知っていました。なぜなら、私が関わっていたグループの一員で友人でもあるエリック・デイビス氏が持っていたからです。私はエリック・デイビス氏をよく知っています。エリックは嘘をつくことができないような性格の人間なのです。“

と語っています。

当ブログ記事:スタンフォード大学 ゲイリー・ノーラン教授「UAP( UFO )に搭乗しているのは、人間ではないことは確か。」

驚くべき会話の詳細は、NETFLIXのUFOドキュメンタリー作品「極秘UFOプロジェクト」のエピソード:「機密流出」の中で具体的に紹介されています。

もう1人の当事者である、ウィルソン氏はオーストラリアのジャーナリストであるロス・カルサート氏の2021年の著書「In Plain Sight」の中で、そのメモを否定しています。

“私はこれらのテーマに関するそのような会合に参加したことはない。正式にも非公式にもそのようなアクセスを要求したことはなく、アクセスを拒否されたこともなく、固執すれば私がキャリアを『失う』と脅されたこともない。“

ノーラン博士はメモの存在を肯定し、ウィルソン氏は否定、、どちらかが嘘をついているということになります。

ウィルソン氏は、2002年10月にメイン州の隔離キャンプに滞在しており、ラスベガスには1979年か1980年にネリス空軍基地に派遣されたときに一度だけ行ったことがあると述べています。

インタビューをしたジャーナリストのロス・クルサート氏は著書の中で、

“もしこの「ウィルソン・デービス・メモ」が本物なら、その内容がウィルソン氏が公の場で否定せざるを得ないほどのとてつもない極秘事項である可能性もある。“

と指摘しています。更にクルサート氏は、

“内部告発者らは、AAROやショーン・カークパトリック博士を信用していないので、議会で直接証言する事を望んでいる。”

と衝撃的な事実も語っています。

日本では表立ってあまり報道されないですが、驚くべき事態が水面下で進行しているようです。特に国防総省のAAROが内部告発者と面会し、地球外起源の物体を回収、リバースエンジニアリングに携わる内部告発者数人と面会しているという事実です。

これが表に出たらどうなるんでしょうね、、非常に気になるところです。

前回の公聴会では肩すかしを食らった気分でもありますが、内部告発者の明かした内容がどこまで議会で明かされ、共有されるかですね。。多くが機密情報として表に出てこない結末にもなりそうな懸念もありますが、、ジェームズ・フォックス氏が衝撃的な内容のドキュメンタリー映画を製作中のようなので、このあたりも注目と言えそうです。

残念なのは、この手の重要なドキュメンタリー映画が日本からでは見ることが出来ないことです。以前配信されていた素晴らしいUFOドキュメンタリー映画「The Phenomenon」も日本からは購入も停止されてしまったようです。購入済であれば視聴出来ますが、これも残念です。

https://youtu.be/onEXmLX2ZZQ

他にも「A Tear in The Sky」、「Moment of Contact」(ジェームズ・フォックス氏製作) など興味深いUFOドキュメンタリーも日本からは見ることが出来ません。

なんとか購入、観れるようにして欲しいものです。。

https://youtu.be/pE7hVSlk7Zw
https://youtu.be/OR3lCb0St0A

🔚

via Mailonline

1 個のコメント

  • hidebusa様
    分かりやすい翻訳ありがとうございます
    ドキュメンタリー番組日本でも放映してほしいですね
    日本のバラエティー番組で取りあげるUFOの話題は笑いの種にされ、まともに信じる人はいないでしょう。
    アメリカの議員(少数かもしれませんが)これ程真剣に追及するには何か真実が隠されているのだと思うのです。
    公表できない事情には宗教的な背景があるのかも知れません。
    AAPOが最終報告を出すのが来年ですか?そのときにどの様な報告をするのかとても興味があります。
    仮にアメリカが墜落した物体を回収した事が事実であったとして、世界中の科学者に協力を求め研究することができればよいのではと思います。我々以外に何者かが存在することを知るだけでも、水滴の中の世界(小さな地球)で争いを続ける事の虚しさに気づかせるのではと思うのです。
    来年のAAPOによる最終報告がどのような結論を出すのかとても注目しています。

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