マイクロソフトは、2023年からファーストパーティーの主要なXboxシリーズX|Sタイトルを、70ドルに値上げする計画を確認したようです。
来年からは、Forza Motorsport、Redfall、Starfieldなどが米国での発売時に69.99ドルとなるとの事。
マイクロソフトはIGNへの声明の中で、地域によって価格設定が異なる可能性があると述べ、米国以外の国については具体的な内容を提示していません。
この価格は、これらのタイトルの規模、内容、そして技術的な複雑さを反映しています。私たちのチームによって開発されたすべてのゲームは、発売と同日にGame Passでも利用できるようになります。
2020年8月、テイクツーの「NBA 2K21」は現行機で初めて70ドルの価格になって以降、Activision、Sony、EA、Square Enixなど他のパブリッシャーもこれに続いています。
最近では、今年9月にアサシンクリードのパブリッシャーであるユービーアイソフトが、今後リリースする主要作品について70ドルを標準価格とすることを発表しています。
マイクロソフトは、まだ70ドルのゲームをリリースしていませんが、2020年11月にXboxシリーズX|Sが発売されて以来、ファーストパーティー・タイトルのリリースラインナップは比較的貧弱な状態になっています。マイクロソフトが買収したファースト・パーティースタジオのタイトルは、2023年末以降に大量にリリースラッシュが始まるとも言われています。
70ドルを現在のドル円レート136円で換算すると、9,520円となります。つまり、DLCコンテンツなど特典のないスタンダード版が9520円からとなるわけで、DLCなど特典付のエディションとなれば、15,000円を軽く超えてきそうです。
幸い、マイクロソフト傘下のファーストパーティスタジオのタイトルはゲームパスでプレイ出来ますが、70ドル価格に移行するという2023年にはゲームパスの料金も値上げされる可能性がありそうですね。
Xboxのボス、フィル・スペンサー氏は、
“ゲームは高価な趣味であり、ある種のプラットフォームは今後米国の標準価格設定で70ドルになると見ています。XboxSeriesXは米国価格で500ドル(日本では55,000円)ですが、毎日ゲームをするわけではない人、もっとカジュアルなプレイヤーや、いろいろなことを両立させている家庭にとって、この金額は重い投資だと思います。”
しかし、マイクロソフトのゲーム部門のボスであるフィル・スペンサー氏は先月のウォールストリート・ジャーナルのテックイベントで
“私たちは、ゲーム機の価格もゲームソフトの価格も、そして定額制のサブスクリプション・サービスの料金も維持してきました。しかし、いつまでもそうしていられるとは思いません。いつかは、あるものについては値上げをしなければならないと思っています。しかし、今は年末に向けて価格を維持することが重要だと考えている。”
と述べており、Xbox本体やゲーム、サブスクリプション・サービスが将来的に値上げされる可能性があることを示唆しています。
どれくらいの値上げになるのか想像がつきませんが、ゲームパスUltimateが現在の1,100円からどれほど値上げされるのかは気になるところですし、Xbox Series Xも値上げされたPS5の価格に近くなるのかもしれません。そう考えると、購入を検討されている方は、なんとか年内には入手したいところですが、、🔚
via IGN USA
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