『ベターコールソウル』のヴィンス・ギリガンとの共同製作者であり、脚本家でもある、ピーター・グールド氏が、ハリウッドレポーターとのチャット・インタビューで、『ベターコールソウル』シーズン6(ファイナルシーズン)で『ブレイキングバッド』のウォルター・ホワイト(ブライアン・クラストン)とジェシー・ピンクマン(アーロン・ポール)が出演する事を明かした経緯について話しています。
“率直に言って、ヴィンス・ギリガンと私はこの件について話し合い、私たちはもう十分長い間、秘密主義を貫いてきたと思ったのです。アーロンとブライアンもこのことを隠しておかないといけないし、みんなに聞かれるし、ちょうどいい機会だと思ったんだ。良くも悪くも、今シーズンは他にも驚きや方向転換がたくさんあるから、その一つを表に出したかったんだ。
7年もの間、あのキャラクターたち(ウォルターとジェシー)はいつ戻ってくるのか?と聞かれ続けてきたからねw
昔は「いつかやりたいね。」とは言えたけど、大抵は「今シーズンじゃない。」と言うんだ。今シーズンは出ないのか?って聞かれたら、嘘はつけないしね。嘘をつくのは卑怯な気がするねw でも、もしそれが最大のサプライズやネタバレになると思っていたら、おそらく言わなかったと思う。
と述べ、『 ベター・コール・ソウル 』シーズン6(ファイナル)で、ウォルターとジェシーの登場が最大のサプライズ、ネタバレではない事も仄めかしています。この発言も興味深い。。これ以上のサプライズがあるという事だとすると、それは一体なんだろう?と気になります。
“ビジネス的に考えたら、最初のシーズンでウォルターとジェシーを登場させるのが賢明だったかもしれないね。しかし、私たちはこの番組を自立せたかった。ピーター・マクギルという男がどんな人物で、人生においてどんな運命をたどり、結果的にどんな選択をすることになるのか、その完結した物語を語ろうとしているわけです。つまり、『ベター・コール・ソウル』ではウォルターとジェシーは、その一部なのです。もちろん、もうひとつの理由は、私が愛してやまない2人の俳優(ブライアン・クラストンとアーロン・ポール)あり、2人とも素晴らしく、彼らと仕事をするのはいつも夢のようです。”
シーズン6では、マイクたちがナチョのアパートから女性2人が追い出すシーンがありますが、グールド氏は興味深い裏話を語っています。
“実は前のシーズン5で、ラロ・サラマンカ(トニー・ダルトン)がナチョのアパートから女性2人を追い出すシーンをカットしたんだ。シーズン5第8話でのことです。もし、そのシーンを残していたら、シーズン6のこのシーンはなかったでしょうね。結局、素晴らしいエピソードからそのシーンを省くことになった。エピソードが詰まりすぎていたんです。だからあのような結果になったのです。”
しかし、ウォルター・ホワイトとジェシー・ピンクマンはどの段階(何話目)で登場するんでしょうかね、、そのあたりも気になる『ベターコールソウル』ファイナルとなるシーズン6は、Part 1とPart 2の2部構成となっており、2022年5月24日火曜日の第7話で一旦休止、7週間を経て7月12日火曜日より再開し、13話でファイナルとなっています。
日本では、毎週火曜日にNETFLIXで配信されています。🔚
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