HBOのファンタジー超大作ドラマ、『ゲーム・オブ・スローンズ』の全8シーズンに渡り、男顔負けのタフで強いアリア・スタークを見事に演じたメイジー・ウィリアムズは、「ゲーム・オブ・スローンズ」を終えた後、複雑な心境をGQ UKのインタビューで語っています。
久々に見たメイジーはなんとブロンドに染めていて(眉毛も)、随分と変わったなーという印象です。メイクも中々奇抜で、、w
『ゲーム・オブ・スローンズ』のどの部分が一番恋しいかと尋ねられると、ウィリアムズは黙り込んだ後、
「何もない、と言ってもいいの?w 『ゲーム・オブ・スローンズ』が好きだったからこそ、(懐かしむのは)健全ではないと思う。とても懐かしいし、誇らしく思っています。」
ウィリアムズは、自分自身が大人の女性として成長するにつれ、アリア・スタークのキャラクターに憤りを感じるようになっていったようです。ドラマでのアリアの思春期は、ウィリアムズ自身の実生活の体験とは正反対だったようで、アリアのあの少年のような外観という点は、特にそうだったようです。
ウィリアムズは、自分が演じるアリア・スタークのような外見や、行動を期待される「ゲーム・オブ・スローンズ」の世界と、現実世界における自分自身の自己表現のあり方との間に緊張感が生まれていたそうです。
「大人の女性になり始めた頃、自分が成長していく姿をドラマの中で表現できず、それでアリア・スタークというキャラクターを恨んだと思います。そして、自分の体をも恨みました。世間が称賛する自分の一部と、実際の自分が一致していなかったからですね。」
そんなメイジーは、再び「ゲーム・オブ・スローンズ」でアーリアを演じるのでしょうか?
「絶対にないとは言わないけど、、でも、このインタビューで言ってしまうと、みんなが「スピンオフだ!これは来るぞ!」となってしまいますのでw だって、今のところそれはないから。適切なタイミングと、適切なキャスト、スタッフでなければならないと思います。」
他のスピンオフ作品や『ゲーム・オブ・スローンズ』の世界観の中で、本当に正しいものでなければならないと思う。そして、私にとっても正しい時期でなければならないのです。」
と述べていて、今のところメイジーに『ゲーム・オブ・スローンズ』のオファーはないようです。とは言っても、守秘義務などいろいろあるでしょうから、水面下で何かあるという可能性はゼロではないかもしれません。
『ゲーム・オブ・スローンズ』最終話でのメイジーが演じるアリア・スタークは、姉のサンサ・スタークと共に北部には戻らず、まだ誰も行ったことのない、地図にも描かれていないというウエスタロスの西部に向けて、自分の船で旅立つところで終わっています。
アリア・スタークのその後の旅の様子や、ドロゴンと共に姿を消したデナーリス・ターガリエンの行方も気になりますし、ブランの統治するキングスランディング、ティリオン、ブロンなどのその後も観てみたいですし、、是非ともシーズン8から数年後、10数年後の世界も観てみたいものです。
とりあえず、「ゲーム・オブ・スローンズ」ファンは、8月21日から配信がアナウンスされた「ゲーム・オブ・スローンズ:ハウス・オブ・ドラゴン」(ゲーム・オブ・スローンズから約200年前のターガリエン家を描いている。)を楽しみに待つしかありません。
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via GQ UK
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