4月24日に発売されたDeliver Us The Moonですが、注目は当ブログでも先日取り上げたとおり、話題のレイトレーシング技術が取り入れられ、更にnVIDIAのAIによる高画質化&負荷軽減機能のDLSSの最新バージョンである、DLSS2.0に対応している事です。早速ゲームプレイしていますが、ゲーム自体も素晴らしい出来ですので、DLSS2.0も含め簡単なレビューをして行きたいと思います。
まず、気になるオプションの設定項目です。DLSS2.0に対応している数少ないタイトルでもある本作、DLSSの項目にはパフォーマンス、バランス、クオリティの3つのモードが選べます。どれを選べば良いか悩むところですが、私のPC環境(簡易水冷10920x 5GHz OC、簡易水冷2080Ti OC、32GBメモリー、1000W電源)で全設定をMAXにした状態の場合、DLSSモードは間違いなくパフォーマンスモードがオススメです。
パフォーマンスモードというと、なんか画質がかなり甘くなるんじゃないの?とか画質が犠牲になりそう、、とイメージしますよね?私もそうでしたが、DLSS2.0のパフォーマンスモードは素晴らしい出来なんです。
43型のモニターで65cmくらいの距離で見ていても画質劣化がほとんど気にならないレベルで、フレームレートは最低レベルで見ると、30~40%近く向上して段違いに高く安定します。これはもう使わない手はないと思います。
ゲームプレイですが、プレイヤーはロケットの発射準備する為の作業から始まります。随所にパズル要素も入り楽しみながら進めていけます。プレイヤーは延々と孤独で、時折入る無線通信のナビゲートで作業をコツコツと進めていくので、没入感も高いです。ロケット発射の段階になり、ロケット発射の作業で手こずりましたが、その後宇宙に飛び出し宇宙ステーションでの作業になると面白さが増してきます。
宇宙ステーション内では、ステーション稼働する為の作業をする事になり、プレイヤーは無重力の狭い空間を各所動き回る事になります。無重力の浮遊感も巧く再現出来ており、レイトレーシング効果も相まって没入感は高く、非常に面白いです。
本作のレイトレーシング効果のON、OFFでの比較動画も作ってみたので、ご参考までに是非見てみてください。
宇宙空間に放り出されて限られた酸素を求めながらステーションに辿り着く息が詰まるような場面といい孤独な宇宙空間、ステーション内の作業はホラーゲームの秀作、デッドスペースを思わせます。おっかないエイリアンが襲い掛かってこないだけジックリとプレイ出来る本作のスタイル、これはこれで良いと思いますw
正直なところ、あまり期待していなかった本作ですが予想以上に面白く、グラフィックも素晴らしいので、是非ともプレイして頂きたい作品です。更にnVIDIAのDLSS2.0の出来も本当に素晴らしく、本作においてはグラフィック設定を高くして、DLSSをパフォーマンスモード固定でよいと思います。
本作は、プレイヤーの置かれた状況下といい舞台からも本作は、是非ともヘッドホンでのプレイを推奨したいと思います。没入感が全く違います。とにかく、予想以上に面白く、最先端グラフィックと最先端のAI高画質化機能など知る上でも現時点で最適な作品です。
しかも本作は、日本で始まったばかりのサービス、XBOX Game PassのコンソールとPCにも対応しているので、メンバーであれば追加料金を支払わずに即プレイ出来ます。XboxOneXのEnhancedにも対応していますが、本作の目玉でもあるレイトレーシングやDLSSを堪能する場合、nVIDIAのRTXシリーズのグラフィックカードをお持ちの方はPC一択ですが、ゲーム自体も素晴らしい出来なので、是非ともプレイして頂きたい1作です。 🔚
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