マイクロソフトはXboxシリーズX|S、ソニーはPS5で素晴らしいスタートを切っていますが、特に販売面でXboxシリーズX|Sは発売時、過去のどのXboxゲーム機よりも多くの売り上げ達成した事をマイクロソフトが明かしています。
PS5は12月末時点で全世界で450万台を出荷している事が先日のソニー決算資料から判明しています。
マイクロソフトが数年前からXboxハードウェアの販売台数を公表していないという事実を踏まえると、新しい2台のXboxコンソールの販売台数がどうなっているのか、正確な数値は不明です。
しかし、ニコ・パートナーズのシニア・アナリスト、ダニエル・アフマド氏が最近、TwitterでIGNのRyan McCaffrey氏のツイートに対し、XboxシリーズX|Sの世界的な出荷は、これまでのところPS5より約100万台程度少ないのではないかと述べています。
前述で述べたとおり、マイクロソフトがXBOXの販売台数を明らかにしなくなったので、この推測が正しいかどうかは分かりません。
ただし、ひとつ確かな事はマイクロソフトの新しい2種類のXboxコンソールは、前世代のXbox Oneより好調に売れており、全世界での販売台数は前世代ほどソニーとは開いていないという事です。
しかし、PS5、XboxシリーズX|Sともに、当面は世界的な半導体不足の影響で供給制約が続きそうです。
マイクロソフトは、先日の決算発表後にMicrosoftのCFO(財務最高責任者)エイミー・フッド氏は昨日、2021年3月31日に終了する当四半期中もXboxシリーズX|Sの供給が制限される事になると予想していることを改めて述べています。
そしてソニーも、部品不足による製造制約を明かしています。ソニーは2月3日、2020年度第3四半期の連結業績発表のなかで、同社副社長兼CFOの十時裕樹氏は、PlayStation 5の生産増強は難しいとの見解を示しています。
Xbox、PS5のSOC(System on Chip)のサプライヤーでもあるAMDのCEO(最高経営責任者)リサ・スー氏も「業界は全体的な生産能力のレベルを上げる必要があるので、今年の前半は若干の逼迫が見られますが、後半には生産能力が強化されます。」と述べています。
参考記事:PS5とXboxSeriesX|SのSOCサプライヤーAMD、供給問題は「今年の前半までは続く」と予想。
この事からも単発的な出荷、入荷は断続的に続くと思われますが、両コンソールの安定した量の出荷、供給は今年前半以降、つまり6月以降の7月くらいからという感じでしょうか。
via Gamingbolt
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