Take-Two Interactive CEO Strauss Zelnick / Image: Take-Two Interactive
前世代のXbox 360では、マイクロソフトがソニーとのデッドヒート競争相手になる準備ができているかのように見えましたが、Xbox Oneでの失敗でソニーが再び支配的なポジションを取ることができ、任天堂はSwitchで劇的な復帰を果たしました。マイクロソフトが正確な販売台数を出すのをやめて以来、Xbox Oneがどこにあるのかを正確に測るのは難しいですが、売上チャートを見てシステムがソニーに遅れを取っていることを確認するのは難しくありません。特に360の世代と比較してです。
私たちは今、コンソールの新世代の出番だ。とマイクロソフトは2つのシステムで来ています。XboxシリーズXとXboxシリーズSです。次世代は彼らのために良い時代になるでしょうか?時間が全ても物語るでしょう。しかし、少なくとも 一人の人は、より良いポジションを築ける可能性を見ています。
Protocolのインタビューで、Take-Two InteractiveのCEOであるStrauss Zelnick氏は、ソニーとマイクロソフトの両方の次世代機の可能性について質問されました。
彼は、業界全体のためにも両機種ともうまくいって欲しいと述べ、マイクロソフトの積極的な立ち上げに感銘を受けたと述べました。彼は、マイクロソフトが回復に向けて努力していると考えているようで、今回はより良い成功の可能性があると見ているようです。
今のところ、両者はこの発売に向けて非常に積極的にアプローチしているように見えます。私たちはこれまで、どちらとも楽しく仕事をしてきました。両者の成功を期待しています。
ご存知のように、世界の特定の地域では、前回はソニーが優位な立場にあったのですが、今回のようなことが繰り返されないように、マイクロソフトは懸命に取り組んでいると思います。ソニーが支配しているアジアでの挑戦になると思います。しかし、私が推測するに、マイクロソフトは非常によくやってくれると思います。
ソニーは、コンテンツの面でもマーケティングの面でも、非常にアグレッシブになると思います。いつものように、コンテンツ面での優位性を狙うことに注力していくつもりでしょう。
しかし、マイクロソフトも同じことをしようとしています。ご存知のように、マイクロソフトは既にいくつかのスタジオを買収しています。彼らが所有・管理しているものがたくさんあります。おそらく、彼らは今後更に多くのことをするでしょう。彼らは素晴らしいバランスシートを持っています。
マイクロソフトは近年、ソフトウェアやサブスクリプションサービス、つまり人気の高いゲームパスプログラムに力を入れていますが、コンソールを販売することは、今でも人々にサブスクリプションを提供するための主要な手段となっています。ソニーや任天堂とまたしても真正面から対決することは想像に難くないかもしれませんが、奇妙なことが起きています。
ターゲット解像度を落としたXboxシリーズSと、4K解像度がターゲットのXboxシリーズXのどちらも11月10日に同時に発売されます。
via Gamingbolt, PROTOCOL
個人的に、私もPS5、Xboxどちらもうまく行って欲しいですね。お互いが潰し合いで自滅したり、それによって業界が大きく低迷するようなことになってはいけないと思います。でも1強もよくはありませんね。やはりライバルと鍔迫り合いくらいに競い合って、より良いサービス競争でユーザーを奪い合うくらいの方が、我々ユーザーに大きな恩恵があると思っています。
ですので、次世代XBOXは異例のスタートとなります。本来なら次世代機は1台しかなくそれを売るというパターンでしたが、今回は先に述べた低解像度をターゲットにした低価格でお買い得なシリーズS、高解像度をターゲットにしたハイエンドのシリーズX、でも次世代機能だけは同じ体験が出来る。
そしてPS5は4K UHDブルーレイドライブのあるバージョンとディスクドライブのないデジタル(ダウンロードオンリー)版の2機種と、今までとは違う機種構成でのスタートです。この事からも時代は変わったな。。と感じます。
個人的にゲームパスの恩恵でどれだけXBOXがシェアを伸ばせるかに注目しています。ゲームパスが本格始動して初めての世代の新機種です。ゲームパスには既に1000万人以上の加入者がいます。その影響がコンソール販売にどれだけ影響するのかが気になります。🔚
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