海軍の海洋学者を務めた退役海軍少将ティム・ギャリーデッド氏が、地球の海中を堂々と航行するUAP(UFO)の危険性について日本時間今晩に開催されるUAP公聴会で証言するようです。
ティム・ギャローデッド少将(退役)は、過去に
「UAP(=UFO)と原子力艦船とは潜在的に興味深い相互作用が見られる。」
と公言していますが、議会で宣誓の下でこの問題を論じたことはこれまで一度もありません。
ギャローデット少将はこれらの奇妙な不明飛行物体(UAP)が
“我々の現在の科学、技術、工学、物理の理解を遥かに超えた能力を持っているという懸念を軍関係者の間で強めている。”
ことを明らかにしています。
ギャローデッド氏は、宣誓証言に先立ち、議会に6ページに及ぶ書類を提出して公開されており、当ブログでも本日日本語訳でご紹介しましたが、今晩行われる下院監視委員会の最新の公開UAP公聴会で明らかにする予定の内容は謎のままです。
しかし、証言に先立ち月曜日に海軍関係者から報告された2つの驚くべきUAPとの遭遇事件を明らかにしています。
ギャローデッド氏は、NewsNationの特派員でベテランの調査記者ロス・クルサートとのオンラインインタビューで語っています。
“ある潜水艦乗組員が、1980年代にアメリカの潜水艦が大西洋の嵐の中、より深い深海で奇妙な水中物体に遭遇した。それはロシアの魚雷の特徴をすべて備えていた。
しかしその後、魚雷ではあり得ない減速をした。乗組員が最初はロシアの魚雷だと思ったものから逃れるために回避行動をとった。あまりにも急速な接近だったため、彼らは “破砕深度 “に向かった。 それが彼らのSOP(標準操作手順)だった。
『破砕深度』という用語は、水の密度と圧力が特定の潜水艦の設計の構造的完全性を脅かす深海のレベルを示すために使われます。”
「破砕深度」の高密度の水は、「音響ホーミング」に使用される兵器搭載のソナーを混乱させることで、潜水艦が後続の魚雷を回避するのにも役立つそうです。
言い換えれば、ソナーの「ピング」として放出される音波は、この深度の濃い海を通過する際に、減速、散逸、あるいはその他の方法で妨害される可能性があるとの事。
“しかも、古い潜水艦だった。だから、彼らはそんなことをするのが嫌で嫌でたまらなかった。でも、彼らは本当にソ連の潜水艦だと信じていた。この物体は急停止し、船尾に回り込んで彼らの後を追ってきたのです。それから急速に加速して、あり得ない速度でその場から去っていったようだ。80年代に、そんなことができる技術はなかった。あれは何だったんだ? 私も説明できません。”
ガローデット少将は、他にも『USSアイゼンハワーの下士官長が語った驚くべき話』についても語っています。
“約20年前の派遣で、上級指導部、この下士官長、全員が打撃群の真ん中で巨大なUAPを目撃したようです。”
しかし、ギャローデット少将は、彼が聞いた最も説得力のある目撃証言のいくつかは、アメリカの原子力潜水艦隊の機密情報と密接に結びついているとも指摘しています。
“他にも目撃事件はあると聞いているが、潜水艦の情報や作戦は非常に機密性が高く、部隊の全員が秘密保持契約(NDA)に署名しているため、表に出てきて話す事は難しいのです。”
ギャローデット少将は本日2024年11月13日(水)日本時間では深夜に、下院監視・説明責任委員会が主催するUAP公聴会で宣誓証言する予定です。
委員会のスポークスマンによると、サイバー小委員会のナンシー・メイス委員長(共和党)と国家安全保障小委員会のグレン・グロスマン委員長(共和党)が公聴会の共同議長を務めるとの事です。🔚
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