著名なYOUTUBERであるAustinEvansがPS5Proの分解動画を公開しています。
動画では、F1 2024をRTオンで重い負荷時のプレイ中のファンノイズ、消費電力計測を行ない、その後は恒例の分解を行っており、非常に興味深い内容の数々が判明しています。
分解すると、マザーボードのヒートパイプ、ヒートシンクレイアウト、チップ配置などもPS5スリムと非常に似ていることが分かります。PS5Proは性能面からもヒートパイプの本数が多いです。
そしてマザーボード裏のメインSOCを囲むように配置されたGDDR6の左下に、PS5Proで新たに追加された2GB DDR5メモリが配置されているのが分かります。（黄色矢印）
そして、電源ユニットも比較されています。PS5ProはPS5スリムより一回り大きく、出力数も420WとPS5スリムより52W最大出力数が多い電源が採用されているようです。この出力値は最大出力数なので、常時420W消費するわけではありません。
そして、個人的にも気になったゲームプレイ中の消費電力、ファンノイズ、排熱温度です。動画ではF1 2024でRT（レイトレーシングON）の重い負荷状態でのプレイ中を、Xbox Series X（最新2TBストレージモデルで6nmチップ）、PS5スリム、PS5Proで計測比較しています。
ファンノイズは、1dBの差でXbox Series Xが一番静かでした。私もXbox Series Xを所有しているので、納得です。Xbox Series Xは本当に静かです。PS5はスリムでかなり静かになったみたいですね。
消費電力は一番多いPS5Proは性能や、搭載電源ユニットが大容量なのでこれは当然の結果でしょうね。Xbox Series Xの消費電力が意外に低いのは驚きました。
一番の注目は、排熱温度。出力性能、消費電力から想像するに、PS5Proが一番排熱温度が高いと思っていたのですが、意外なことにXbox（48度）やPS5スリム（48度）よりPS5Proが2度低い46度だったことです。これは冷却効率が高いのか、それともチップ自体の発熱が低いのかだと思われます。
EVANS氏もこの結果を受けて、PS5スリムとPS5ProのメインSOCのダイサイズを大まかですが計測したところ、PS5スリムが271m2、PS5Proが279m2でした。PS5Proの性能向上数値から見ると、思っていたより小さいということに、、
EVANS氏は、PS5Proの価格と部品から推測するコスト、性能、ダイサイズからもしかしたら6nmではなく、5nmプロセスのSOCかも、、と推測。EVANS氏は、近日中に次の動画で徹底調査するとして動画は終わっています。
PS5ProのメインSOCが6nmではなく、5nmの可能性があるというのは驚きましたが、この排熱温度の低さからも強ち否定は出来ませんよね。
AustinEvansの次の動画検証が非常に注目と言えるかもしれません。
ちなみに私のPS5Proは本日中には届く予定ですw 開封や分解などインフルエンサーさんの情報が大量に出ているので、私はいくつかのゲームをプレイしてみて、正直な感想などをレポートしたいと思います。
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