日本では昔、夏の風物詩と言えるくらい沢山の心霊番組が放送されていましたが、最近はYOUTUBEやUNEXT、アマゾンプライム、Huluなど定額動画配信の方が大盛況で、地上波ではすっかり見なくなってしまいました。
そんな昨今、テレビ東京だけはコンスタントに毎年、最低でも2時間枠で「真夏の絶恐映像日本で一番コワい夜」を放送してくれています。そして今年も「真夏の絶恐映像 日本で一番コワい夜」 が7月3日(水)よる6時25分からなんと3.5時間もの枠で放送との事。
現在、TV東京の公式YOUTUBEチャンネルでは、過去に放送された恐ろしい体験の再現ドラマのいくつかが配信されています。他にもUNEXT独占配信で配信のみのコンテンツもあり、テレビ東京さんの心霊系コンテンツへの注力する方針はありがたいですし、素晴らしいですね。今後もコンスタントに放送し続けて頂きたいものです。出来れば、1年に1回と言わずに、季節ごとに年4回程度のペースで放送して頂けないでしょうかね。。ま、そこまでとは言わずも、年2回くらいはあっても良いのではないかなと。
コンプライアンス云々と何かとうるさいこの時世に、ゴールデンタイム枠の3.5時間も確保して放送してくれるなんて、心霊番組好きとしてはありがたい、感謝の一言ですし、本当に貴重な機会です。
でも、一つ個人的に思うのは、フェイクと分かるようなフェイク心霊動画を延々と垂れ流したり、芸能人の肝試しなどで大きく枠を取るのは勘弁して欲しいんですよね。。
とはいえ、スポンサー絡み、プロダクション絡みで芸能人を出さざるを得ないんでしょうけど、、以前TBSで放送していたような「怪奇現象に悩む家」というコーナーは非常に緊張感もあって良いコンテンツだと思いました。
怪奇現象に悩まされている家に、スタッフ数名で乗り込み、動体検知赤外線カメラ(主に写真を撮る)や、音の発生源が分かるカメラ、動体検知赤外線ビデオカメラなど、ハイテク機器を設置し数日間泊まり込みで検証するというコーナーで、海外のディスカバリーやナショジオの関連番組でもよく行われている検証方法です。こういった良質なコンテンツをもっと増やして欲しいところですね。
最近では、ほぼ100%の確率で心霊現象の起こる有名なヨコザワ・プロダクションで検証を敢行した「 三茶のポルターガイスト 」などで、本作のディレクターの方がインタビューで言っていましたが、あまりにもハッキリと写っているガチ(つまりは本物)映像は地上波では使えないそう。実際、お蔵入りしているものが多いそうです。
しかし、地上波ではガチでも有耶無耶に出来そうな曖昧な映像は使えるらしいですね。最近のTVは「コンプライアンス」云々で、昔のような面白いTV番組がすっかりなくなってしまっているので、TVメディアに期待しても仕方ないのかもしれませんけどね。。
一時期、心霊、霊感商法なども問題になった事があるので、そういった弊害もあったのかもしれませんけど、現在の心霊系番組の少なさは昔の活況時代をリアルタイムで知っているだけに、寂しさも感じます。。
そして、最近話題騒然のヨコザワ・プロダクションでの驚くべき心霊現象を検証した映画「三茶のポルターガイスト」の2作目が6月21日より公開されるそうです。
今回は、1作目以上のとんでもないハッキリとした映像が相当な数撮れたそうで、しかも科学者や学者など否定派の代表のような立場のある方々も検証に参加しているとの事で、これも期待出来そうです。
本編の一部をチラッと見ましたが、学者の方が手の出た位置の材質がコンクリートではなく木の板で、それをコンクリートだと言うこと自体が製作サイドが甘いだとか、いい加減だとか言い出す始末。その程度しか批判出来る部分がないから、そこにフォーカスして文句を言い続けているだけの印象に感じてしまいました。
説明のつかない現象に対して困惑、動揺し、自分がこの現象に対して何も説明出来ないことに戸惑い、苛立っているようにも見えました。
製作の 角 由紀子 さん曰く、映画で採用された現象はあまりにもハッキリと映ってしまった現象で、それ以外の声や音、ポルターガイスト現象など細い現象も入れると、相当多くの現象が頻繁に起きていたようです。YOUTUBEのDave Fromm Channelでのインタビューで語っているお話は非常に興味深い内容ですので、気になる方は必見です。
ヨコザワ・プロダクションで撮れた様々な怪奇現象は、一部の人からヤラセだ、フェイクだ、CGだという意見もありますが、個人的に私は実際に現象を間近で見た関係者や芸能人の方々のお話、そして同じく経験した知識人の方々の話を聞いて、これは正真正銘の本物であり、ここまでの現象がほぼ100%に近い確率で繰り返し起きる場所は、世界的に見ても非常に貴重だと思っています。
だからこその2作目で、科学者など入れての検証だと思うのですが、せっかくの場所なので、資本力のあるディスカバリーチャンネルやナショジオなどに科学的に調査する番組にオファーするのも良いのではないかと思うのです。どうも国内の科学者などは自分の評判に傷がつくのを恐れている?からか、この手の検証に及び腰な気がしているので、世界的な規模でもっとアピール、オファーすべきだと思います。
ヨコザワ・プロダクションの横澤社長も、現象の仕組み、メカニズムが本当に知りたいとおっしゃていたので、是非とも海外に向けてもアピール、オファーすべきです。
製作の角由紀子さんも言っていましたが、高価な機材を導入して行うとなると、YOUTUBEだけの収益ではとてもカバーすることは出来ず、映画コンテンツにするしかなかった。と言っていたので、前述のように資本力のあるメディアにオファーするのも良いのではないかなと。
角さんも、純粋にこの現象(特に物質化した手)の正体、出現する仕組み(メカニズム)を知りたいという好奇心、探究心、そしてそれを解明したらとんでもない大発見になるのではないか?と言う期待感から自身も入れ込んでいるのが本当によく分かります。
と言うことで本題に戻りますが、とにかく地上波で3時間半もの長時間で放送される貴重な 心霊番組 『 真夏の絶恐映像 日本で一番コワい夜 』は、 テレビ東京 (地デジ7ch)で7月3日(水)よる6時25分から放送ですので、心霊 系コンテンツのお好きな方はお見逃しなく!
via TV東京公式 番組ホームページ
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