『CALL OF DUTY Black Ops 6』正式発表。様々な部分が進化した内容の簡単なまとめ

, , ,

日本時間の6月10日に『CALL OF DUTY』の最新作『Black Ops 6(以下BO6)』が正式に発表され、10月25日(金曜日)に発売される事が発表、そして噂通り本作は発売初日にゲームパス入りすることも発表されました。事前に噂はあったとはいえ、とうとうCOD最新作が発売初日からゲームパスでプレイ出来るというインパクトは非常に大きい。マイクロソフトにとっては莫大な収益源となったはずのCODフランチャイズの収益が大幅に失われてしまうのではないかと懸念すらされています。

しかし、この影響でゲームパスの契約者は飛躍的に増えることは間違いないでしょう。増して、CODの熱烈なファンは課金アイテムへの投資額も大きいと言われているので、果たしてこの戦略でマイクロソフトのゲーム部門への影響、結果がどう出るのか、、吉と出るか、凶と出るか、、非常に注目と言えます。

XBOXショーケースイベントの冒頭でフィル・スペンサー氏が登場し、先陣を切ってBO6キャンペーンのトレイラーが公開され、アクション映画を見ているかのような、非常に完成度の高さを予感させる映像でした。

トレイラーを見るに、ウッズが車椅子にそしてアドラーの姿もあり『COLD WAR』(80年代)と『Black Ops 2』(2025年)の間の出来事ようです。つまり噂通り「湾岸戦争」の時代である90年代初頭が描かれるようです。

そしてXBOXショーケースイベントの大トリで『Gears of War』1作目の前日譚となる『Gears of War E-DAY』が発表され、そのまま直ぐに『CALL OF DUTY Black Ops 6』ダイレクトがスタート。このあたりの流れはアクティビジョン・ブリザードがマイクロソフトに買収されたんだなと実感しましたね。ここ数年は、プレイステーションのイベントなどで優先的に公開されていましたからね。

今回のBO6ダイレクトで明らかになったのは、シングル・キャンペーンで描かれるのは、前述の通り湾岸戦争の1990年代初頭。ストーリーは当時の歴史に基づいたもので、シリーズ前作『Black Ops COLD WAR』同様に実在の人物が登場します。

「COD BO6」ダイレクトは1:18:40あたりから(日本語字幕付)

プレイヤーはアメリカ政府に謎の勢力が潜入しその陰謀に巻き込まれるようです。抵抗する者は誰もが裏切り者の烙印を押され、プレイヤーは反逆せざるを得ない状況に追い込まれます。誰も信用できず、真実を見極められない困難な状況の中、驚きの真相が明らかになる結末へというストーリー。

ラウル・メネンデスによって負傷し車椅子でのフランク・ウッズは、今までとは違った一面を見ることになるとの事。ウッズは現場から呼び戻され、プレイヤーはCIA内での新たな役割に適応するためにウッズと交流することになります。

そして、ウッズの弟子が前述の反逆せざる得ない陰謀に巻き込まれるトロイ・マーシャル。マーシャルの人物像は、理路整然としたリーダーで強い倫理観に突き動かされる性格のようです。

逆境に打ち勝とうとする姿勢と、時に無謀ともいえる頑固で屈強な一面を持つウッズとマーシャルに共通点があるようです。2人は『BO6』でもう一人のニューキャラクターであるCIA担当官のジェーン・ハロウと協力することになるようです。ジェーンは生粋のリーダーで才気あふれる正に怖いもの知らずのキャラクターで、CIA内の人間関係の管理を手助けする役目だそうです。

影で活動するウッズの能力は、彼らがそれを認めるかどうかは別としてCIAにとって常に大きな価値を持っていました。一方、マーシャルはハロウから厚い信頼を得ているため、現場で厳しい判断を下すことができます。しかし、ある作戦が失敗し、ウッズとマーシャルは停職処分となって、最終的に手段を選ばざるを得なくなり、独自にローグエージェントのチームを設立しなければならず、天才技術者フェリックス・ノイマンと謎の暗殺者セバティ・デュマという2人の魅力的な新キャラクターを採用するとの事。そしてラッセル・アドラーの再登場などで混沌としてくる内容のようです。

『Black Ops 6』のキャンペーンは、勝利を達成するために活用できる方法と、何回も繰り返しプレイ出来る事に重点を置いているようで、自分の判断の下に任務の解決策を模索する自由度が与えられているようです。

これは戦闘へも適用されているだけでなく、会話にも影響を与えルとの事。工作員として話したり、取引したり、様々な異なる結果を目指して試行錯誤する中で、以前の選択肢によっては劇的に異なる結果がもたらされることもあるようです。  

これらの結果は豊富な環境障害物に対して、どのように利用したりアクションを行ったりするかによっても変化するとの事。

『BO6』は、鍵の解錠からコンピューターハッキング、さらにはキーパッドによる暗号解読など頭を使うパズルまで、時代特有のアクションや装備品を用いて当時を再現しているとの事。

こうした内容を見るに、シングル・キャンペーンには相当な力を入れているようで、何回でもプレイしたくなる出来栄えのようです。

COLD WARで好評だったセーフハウスでのブリーフィングスタイルは継承され、より良く改良されているそうです。各任務のプレイ状況、アンロック状況なども以前より把握しやすくなるようです。特にゲーム内に登場するイラクの砂漠は過去最大の広さとなるようで、この事からも広大なセミオープンワールドの中でのキャンペーンもあるようです。

ゾンビ

ゾンビは、上の写真のように4人チームという事からも分かる通り、伝統のラウンド制が復活するようで、オープンワールドのゾンビはないようです。個人的に、MW3のオープンワールド・ゾンビはソロ、協力でも本当に楽しくて今までで一番ハマったくらいやり込んだので、非常に残念です。

ラウンド制ゾンビも嫌いではないのですが、途中で唐突に抜けるプレイヤーが結構いたので、そうなってしまうと、お手上げなところもありました。

MW3のオープンワールドゾンビではスクワッドから抜けられることはあっても、途中でプレイヤーと新たにスクワッド加入要請、もしくは参加要請出来、ラウンド制のようにお手上げ状態にはならないので、そのあたりの要素も良かったんですよね。

そしてラウンド制は過疎るのが早い印象もあります。その点、オープンワールド・ゾンビのMW3は現在製品末期に近づいていており、シーズン4ではゾンビに新しい略図も新しいストーリー任務がないにも関わらず、まだまだ多くのプレイヤーがいますし、その点からもオープンワールドの方が息が長いような気がします。

マルチプレイ

そして、マルチプレイでは新たに「オムニムーブ」というプレイヤーが360度自由自在に走ったり、横っ飛びしつつエイムしたり、うつ伏せエイムの状態から滑らかに仰向けのままでエイムが可能になり、横スライディングエイム、更にはインテリジェント・ムーブという壁を乗り越えたり、くぐったりというアクションをボタンを押さずに自動で行うモード、壁際から覗く際のピークも自動で行う「コーナースライシング」という機能もあるようです。「コーナースライシング」はゆっくり移動すると、自動で覗き込むようにピークし、全速で通過するとそのアクションはオフになる優れもの。

これで多くの操作要求を減らした上で、動きに自由度が増し、よりスピーディーでリアルな人間の動きに近づいたと言えます。使いこなせれば、縦横無尽に駆けずり回ることが出来そうです。これらの機能は、マルチプレイだけでなく、ゾンビ、キャンペーンなど全てのモードに対応しているとの事。

そして、HUDも自由自在にカスタマイズ可能に。ミニマップなど、好きな位置に配置、表示を消したりも可能なようです。

ヒットポイントが大幅増加

そして、弾が当たった際のアニメーションも進化、今までヒットポイントは頭、上半身、下半身、足の4箇所だけだったのが、BO6ではヒットポイントが9箇所に増え、左右の手足など独立した判定になり、それぞれ当たった部位によって倒れるアニメーションが違うようです。つまり9種類のやられモーションがあるようです。4ポイントから9ポイントなので大幅に変わりそうですね。

伝統のプレステージが復活、より良いシステムに進化

そして、プログレッションでは、伝統的なプレステージ・システムが復活、従来のプレステージ・システムの良いところは維持し、今まで以上の満足感を得られるように改良されているそうです。

プレステージは、レベルが10ありそれぞれに貴重な報酬が用意されます。プレステージレベル10でプレステージマスターとなり、更に追加の1000レベルが用意されており、最後まで到達すると秘密の報酬が用意されているとの事。これにより、シーズンの節目での停滞もなくレベルアップが可能に。このプレステージレベルは、発売初日から利用可能との事。

今回公開された情報は膨大な内容の極一部だそうで、8月29日(日本時間)に行われる「Call of Duty NEXT」の全世界マルチプレイヤー公開イベントでさらなる詳細も公開されるようです。

引き継ぎコンテンツとBlack Ops 6

『Call of Duty: Black Ops 6』のローンチに伴って最新の体験を提供したい事から、全てのプレイヤーが揃って新たなスタートを切って欲しいとの考えで、 『Call of Duty: Modern Warfare II』と『Modern Warfare III』のコンテンツは『Black Ops 6』のプレミアム体験に引き継がれないとの事です。

ただし、MW3で利用可能な『Black Ops 6秘蔵版のウッズ オペレーターパック(先行予約オファー)』は例外で、『Black Ops 6』に引き継がれるとの事。 

引き継ぎコンテンツは『Call of Duty: Warzone』ではこれまで通り継続され、『Modern Warfare II』『Modern Warfare III』『Black Ops 6』のコンテンツがシーズン1の開幕と同時に引き継がれるそうです。

via XboxWire, CALL OF DUTY.com

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

映画、海外ドラマ、音楽、ビデオゲーム、ガジェット、自作ハイエンドPC、車、バイク、政治、経済、株式投資、格闘技、70年代のTVドラマ、超常現象などが大好きな湘南在住の管理人です。東京に住んでいた頃は、ハイエンドオーディオ、ハイエンドホームシアターなど趣味で実践していました。現在は、ソニー4KブラビアX9500Gの85インチで洋画、海外ドラマ、ビデオゲームをYAMAHAのA3070AVアンプ経由で5-1-4 9.1チャンネルのDolby Atmos環境で楽しんでいます。映画やゲームレビューはこのシステムかサブシステムのLG 55インチNANO91 4K 120Hzで検証しています。様々な幅広いジャンルでの経験で得た知識、見識をレビューやエッセイも含め、色々と書き綴って情報発信していきたいと思っています。尚、当サイトで書く内容は、あくまで個人的な好みや価値観での意見を書き綴っていますので、あしからず。 YOUTUBEチャンネルでは、高画質をモットーに4K解像度のゲームプレイ、PCゲームのベンチマーク動画、グラフィック比較動画に加えて他に好きなものなど、色々と公開していきたいと思いますので、お気に召したらチャンネル登録をよろしくお願いいたします。  https://www.youtube.com/user/hidebusa720