UAPS(未確認航空現象)/UFO(未確認飛行物体)に関する下院監視委員会の公聴会が7月26日に開催されることが決定したようです。
アンナ・パウリナ・ルナ下院議員(フロリダ州選出)とティム・バーチェット下院議員(テネシー州選出)がNewsNationに対して確認したとのこと。
月曜の時点では、両事務所とも日程以外の詳細は確認していないようですが、水曜日には下院監視委員会のメンバー数名が記者会見を開き、公聴会について質問を受け、詳細を説明する予定とのことです。
前述のバーチェット、ルナ両議員は、このテーマに関する公聴会の手配に尽力しています。
下院監視委員会の委員長であるジェームズ・コマー議員(共和党、キー州選出)は、
“我々と他の議員たちは、今月末にこのテーマについての公聴会を開くつもりです。”
と明言しています。
国家安全保障会議のホワイトハウス戦略広報コーディネーターであるジョン・カービー氏は、
“UAP(UFO)問題はバイデン政権にとって合法的な問題だと考えている。もし私たちが真剣に受け止めていなければ、国防総省に目撃情報を分析し、収集し、調整するための組織を立ち上げることはなかったでしょう。もちろん、私たちはそうしています。ホワイトハウスはこの問題が軍の訓練施設にも影響を及ぼしているため、真相を究明したい。
これらの現象のいくつかは、パイロットが空中で訓練を行おうとする際の訓練場にすでに影響を及ぼしている。パイロットが空中で訓練を行おうとしているときに、これらの現象を目撃しても、それが一体何なのかわからないからです。これは悪影響を及ぼす可能性がある。そのため、すでに軍の訓練場にも影響を及ぼしているです。”
と述べています。
そしてカービー氏は、続けて
“我々は彼らが何であるか、何でないかを言っているのではない。パイロットが直接目にしている「何かがある」と言っているのです。そして、私たちの軍のトレーニングの一部に影響を及ぼしていると言っている。だから、我々はその存在の真相を突き止めたいし、よりよく理解したいと思っているのです。
国家安全保障上の懸念を考慮し、議会議員や米国民に対してできる限り透明性を保ちたいと常に考えている。”
と述べました。カービー氏が記者が多くいる目の前でこのような、UAPについて結構突っ込んだ領域まで話をしていることにも驚きです。
元国家地理空間情報局(National Geospatial-Intelligence Agency)、国家偵察局(NRO)、そしてUAPタスクフォースにも在籍していたデイビッド・グラシュ(David Grusch)氏の主張を受けて、米議会のメンバーは最近、UFOを真剣に調査したいと言っています。
グラッシュ氏は6月、NewsNationの調査ジャーナリストである、ロス・クルサート氏の独占インタビューを受け、現在は全領域異常解決局(AARO)と呼ばれる議会の未確認航空現象タスクフォースでの活動について語りました。
NewsNationによると、公聴会はワシントンD.C.で開催されるとしていますが、委員会の議員をフロリダに連れて行き、UAPの可能性について詳しい情報を持っていると言う “インサイダー(内部告発者) “に会わせるという計画もあったようです。
現時点で、その日程はまだ未定のようです。今のところ、この公聴会の主要メンバー2人のうちの1人が、開催日を7月26日と確定しているのみです。米議会はその翌週から休会になるそうです。
国防総省のAARO(全領域異常解決局)のショーン・カークパトリック氏は、“現時点で、地球外物質の所有やリバース・エンジニアリングに関するプログラムが過去に存在した、あるいは現在存在するという主張を立証する情報はない。 “と述べています。
ニューヨーク州選出のチャック・シューマー上院議員は、数日前にUFOに関する政府記録の機密指定を解除するための新しい法案を提出する。と発表しています。上院院内総務は、この法案は国防授権法の修正案となり、JFK暗殺記録収集法に倣ったものになると述べています。
26日の公聴会で、誰が召喚され証言者となるのかも注目されています。あくまで噂、海外のメディアの推測ではありますが、AATIPを率いていたルイス・エリゾンド氏、先日内部告発したデイビッド・グラシュ氏のいずれかが呼ばれるのではないかとも言われていますが、、果たして、、
デイビッド・グラシュ氏は、「次に私が話す時は、議会に呼ばれた時だけです。」と述べているようなので、今後はメディアインタビューには応じないようです。
そしてシューマー議員の法案が成立すれば、今まで機密指定されていた驚くべき映像の一部は表に出てくるかもしれません。シューマー議員は、国防総省の極秘UFO調査組織AATIP設立を議会に働きかけ、軍の闇予算で設立させた故ハリー・リード上院議員(数年前に死去)の遺志を継ぐと述べ、決意を新たにしていますので、シューマー議員の法案成立するかも注目と言えそうです。🔚
今回の記事も大変興味深く読ませていただきました。毎回記事をありがとうございます。
ますます凄い状況になってきましたね。
一UFOマニアとしてこの流れに想像を巡らせてしまいまして、少し私見を書かせて下さい。(単なる妄想ですが…。)
今回ホワイトハウスのジョン・カービー氏が
“我々は彼らが何であるか、何でないかを言っているのではない。パイロットが直接目にしている「何かがある」と言っているのです。”
というコメントを読み、これはもしかしたら最後はバイデン大統領が世界に向けてスピーチをする所まで行き着くのではないかと思いました。
“彼等が何であるか突き止めたい”
とは中国・ロシアの事を指しているとは思えず(中国・ロシアの飛行体が米軍基地へ領空侵犯を繰り返しているなら既に戦争になっているはず。)
エイリアンの存在を公表する事は、米国政府としてロードマップが既に作られておりその触りを話し始めたのでは?と思いました。
軍・国防総省・NASA等の動き、CIA元長官等の発言を読むに、政府全体で共有する計画を実行しているのではないか?こんな重大事項を各組織がチグハグに進めるのはどうなのだろう?と邪推してしまいます。
この公表への動きは、中国等敵国に先行発表される危機感も圧力になっているのではないかと思います。誰が今後の世界秩序の主導権を握るかに関わる筈です。
NYタイムズに動画をリークされたのが今回の一連の流れの発端ですが、遅かれ早かれ公表する準備はしていた筈。
そう考えると、今後もしバイデンが世界に向けて公表した場合に人類はどう受け止めるのだろうか?その辺を想像しました。
ここはどのレベルまで公表するかによりますが、エイリアンに関する深いレベルの情報開示をした場合、人類は途轍もない衝撃を受け、人々の価値観は破壊され、産業界全体の変革も避けられない為、私は不可能だと思います。
もし情報開示レベルを一部に抑えて、例えば「米国はエイリアンの存在を確認したが、接触を持った事はない」というところに嘘でも留めるならば、文明が破壊されずに済むかも知れません。
私はこの情報公開はもしかしたら今後は世界の全政府と共有、米国をリーダーに半世紀程のスパンで小出しにしてエイリアンとの邂逅を穏やかにソフトランディングされるしか、道は無いのではないかと考えます。
全てはどこまでこの件が進展するかによりますが。
いじ、個人的な想像をつらつらと失礼致しました。
興味深いご考察をありがとうございました。
非常に勉強になります。
確かに、異星文明の存在が明らかにされたら、、
産業構造は大きなインパクトを受けてしまいますよね。
エネルギー、航空産業、自動車、物流、そしてその傘下、、
あらゆる産業に影響が及んでしまい、株式市場も混乱しそうですよね。
以前に、あるジャーナリストが言っていたのが、
「ある政府のプロジェクト関係者が、宇宙人がいるいないに関しては触れられても構わないが、
宇宙船の背後にあるテクノロジーに話題が及ぶことに懸念を示した。」
と、興味深い内容でした。
おそらく、産業界への影響以外に、中国やロシアなどの他国に漏れることを
懸念しているのではないかと感じますね。つまりは米国の安全保障です。
もし、異星文明の超テクノロジーの宇宙船があり、リバースエンジニアリングされているとしたら、
表ではジェットエンジンなどの技術で産業界が動き、その裏の水面下では反重力?電磁気推進などの
宇宙船で米軍が極秘裏に星間飛行しているかもしれません。
その二重構造を突っ込まれることも公開出来ない要因なのか、、真相は分かりませんが
様々な可能性が考えられますよね。
現実的に考えれば、やはり多くの産業への影響でしょうかね、、
ご返信ありがとうございます。
私もhidebusaさんに全くの同意です。
他、彼らのテクノロジーや月などに存在するであろう異星文明まで公開した際には宗教紛争なども想像をします。
多くの宗教コミュニティ間で、異星文明を受け入れるそれを神と関連付ける層、全く受け付けない原理主義層で対立が起きるかもしれません。
その他人々の心理に「自分達は下等な存在なんだ。仕事すらなぜしているのだ」という諦観が覆い、色々影響があるかもしれませんね。
こう考えると異星人のテクノロジーは隠蔽される気がします。
正直、子供の頃から30年も情報を追い続けてきて、数年前までこの展開は考えもしませんでした。
私は人生の一つの夢が、生きている間にエイリアンとの邂逅が見たいという事だったのですが、こんなに早く展開があるとは…。
今後のニュースを見守りたいと思います。