数日前の日本時間深夜に配信された、「XBOX GAMESショーケース+スターフィールド・ダイレクト」が配信されました。LIVEで見るには遅いので、後日ザッとみてみました。
あくまでも私の独断と偏見となりますが、個人的に気になって視聴後も印象に残っているタイトルだけを書いていこうと思います。
まず、ショーケースイベントを見終えて驚いたのは、圧倒的な量のゲームパス対応タイトル。既存タイトルも含めれば、年末までには膨大なゲームパス・ライブラリーになるのは間違いなく、まだ様子見している方はそろそろ契約しても良いのではないかと思いますね。XBOXゲームパスほどユーザーにとって美味しいサブスク・サービスはないと思います。
そして、残念だったのは、個人的に一番気になっていて期待もしている「ヘルブレードⅡ:セヌア・サーガ」が2024年発売だった事ですね。しかも2024年のいつかも不明。今年2023年中にはプレイ出来るだろうと思っていただけにガッカリでしたね。。
今回公開された映像は、セヌアの精神面の描写場面、モーションキャプチャーとUE5のメタヒューマン技術、によるセヌアのリアルな外観のキャラクター、緻密な岩肌などのグラフィック、周囲から聞こえる不気味な囁き声などのサウンドでしょうかね。
ヘルブレードは、精神科医が協力し、実際に幻聴、幻視を経験された方々からの情報をベースに開発中もアドバイスを得ながら作り込んでいく開発工程だそうなので、セヌアがゲームの中で体験する幻視、幻覚の一部はかなりリアルな部分もあるという事になります。
ま、そういった部分は本当に素晴らしいと思うのですが、そのような場面は既に1作目でも見慣れた場面でもあるので、正直自分は戦闘場面やUE5の凄さがより分かるゲームステージ、そして2作目ならではの新たな要素などを含んだ完全な実機ゲームプレイの映像が見たかったので、この点はちょっとガッカリでしたね。「Xbox Series Xのゲームエンジンで動いています。」と言われて実際見ると、カットシーンに近い場面ばかりが3年間も見せ続けられるのもどうかなと、、
「ヘルブレードⅡ」は、超インパクトのあった初披露トレイラーがゲームアワード2019で、Xbox Series Xと共にサプライズ初披露されてから3年半近く経過しています。
今回のショーケースイベント後のヘルブレード2の動画のコメント欄を見ると、「3年後に新しいトレイラーを見るのが楽しみです。」なんて皮肉めいたコメントもありましたね。ま、そう言いたくなるのも分かります。
昨年に公開された映像では、ゲームプレイも一部ありましたが、それは洞窟の中を歩いてる場面が中心でその後屋外に出ますが、多くがカットシーンで、肝心のセヌアの戦闘ゲームプレイもありませんでした。
そして1年後となる今回も戦闘シーンはなく、、初披露から3年半が経過しても具体的なゲームプレイ映像が見れないのはどうなんでしょうね。。開発が難航しているのかどうかは分かりませんが、過去のパターンを見てみると、中々実機ゲームプレイ映像が公開されないタイトルは、最終的にあまり良くない結果になっている事が多いので、一抹の不安を感じますね。。HellbladeⅡ、本当に大丈夫だろうか。。
2日前に新たなメイキング動画も公開されています。
UE5での開発に移行した影響なのでしょうか。1作目を軽く超えるボリュームで、前作を超えるような良い作品になる事を期待しています。
個人的に今回の披露されたタイトル群の中で非常に印象に残って惹きつけられたのが、カプコンの和風アクションゲーム「Kunitsu-Gami: Path of the Goddess」。見事な和テイストの世界観、アートワーク、そして主人公より、敵キャラの妖怪(魔物?)のキャラクターデザインが素晴らしいですね。彩色も美しくアクションも良さそうです。ゲームプレイ映像も一部見れましたし、このトレイラーだけでもこの妖怪ワールド?の世界観に釘付けになりました。一瞬、鬼太郎の水木一郎先生の世界観にも似ているような気がしました。(あくまで私観です。)
しかも本作はゲームパス・タイトル。これは本当に期待したいタイトルです。今回の発表作品の中では、「スターフィールド」と並んで個人的にも楽しみなタイトルかもしれません。
「新たな「紙」の物語が待っている。日本の伝統的美の元で、精霊界と人間の壮大な衝突を目撃してください。」
スターウォーズゲームの新作「OUTLAWS」。私はエピソード1〜6はリアルタイムで劇場で鑑賞(1作目は、当時まだ幼くてよく覚えていないw)し、新3部作も全作劇場で見ましたが、新3部作は全然入り込めませんでした。作品自体の評価も全然良いとは感じませんでした。
リリースされた「ジェダイ・サバイバー」でもそうなのですが、最近のスターウォーズ・ゲームを含めて同様に感じていて、ここ数年のスターウォーズ・ゲームは、実際結構良い評価で、ゲームとしてはそこそこ面白いのかもしれませんが、スターウォーズ・ゲームとしてみた場合、私は正直世界観、ゲームに全然入り込めないという感じでした。
初めてのスターウォーズが当時劇場で見た「エピソード4:新たなる希望」でEP5、EP6で、当時の熱狂ぶりも体験してきたので、ジョージ・ルーカスが作った初期3部作のイメージが完全に出来上がっている事もあるのか、どうも別世界のスターウォーズワールドを見ても中々入り込めないというか、、馴染めないという感じです。極端な言い方をすると、紛い物にしか感じないんですよね。
過去に旧三部作はいくつかゲーム化もされてますし、アーケードゲームでもありましたが、エピソード4の新たなる希望(A New Hope)、エピソード5の帝国の逆襲(The Empire Strikes Back)、エピソード6のジェダイの復讐(Return of Jedi)の世界を、現代の技術を使えば、かなりの美麗グラフィックで作れるはずだと思うので、久々に作って欲しいですね。特にシングルゲームとして。今の時代、シングルのみでは厳しいんでしょうかね。。
自分の手でXウィングを操り、デススター表面でタイファイターとのドッグファイトし溝に突入、惑星ホスでのバトル、ルークでヨーダと修行、ベイダーと対決、惑星タトゥイーンでランコアと戦ったり、ジャバザハット軍団を相手にタトウィーンの砂漠で暴れ、惑星エンドアの森でスピーダーバイクバトルなどを、リアルなグラフィックと3Dオーディオで臨場感豊かにシングルでプレイ出来たらな、、と。スターウォーズ旧三部作信者としてはそれが夢でもあります。
「Forza Motorsport」は、実際にプレイしてみないと分かりませんが、今回はレイトレーシングに対応はしたようですが、本作は元々グラフィック・ショーケースのような存在で、常に先端を行っていた事もあってか、以前のように目が覚めるようなグラフィックの大きな向上は徐々に薄れつつある印象で、頭打ち傾向に感じます。
シミュレートの部分を強化してよりリアルな挙動、操作感にという方向でしょうか。そして当初はサブ的な存在だった「Forza Horizon」が、年々完成度上げて来た結果、現在は巨大なフランチャイズに成長したこともあって、現在は正直なところ本家の「Forza Motorsport」を超えてしまった感じもあります。それもあって「Forza Motorsport」回を重ねるごとにやり込み要素が追加されて来ていますね。それは今回の「Forza Motorsport」も同様です。
個人的には、やはり「富士見街道」の復活に期待したいですよね。富士見街道復活の待望論は多いようで、Forzaの公式フォーラム内の人気投票でも富士見街道はInterlagosサーキット(ブラジル・サンパウロ)に次ぐ2位で、コメント欄を見ても多くのユーザーが復活を望んでいるようですので、今回の作品で復活して欲しいところですね。
Cyberpunk2077の「Phantom Liberty」は期待。個人的にもCyberpunk2077はPC版、Xbox Series Xでも隅々までプレイして、やる事がほぼないレベルまでやり込んだので、早く追加コンテンツが来ないかなと思っていたので、「Phantom Liberty」はCyberpunk 2077プレイヤーにとっては本当に待望の追加コンテンツでもあります。今回はイドリス・エルバも登場するようですし、かなりやり込み甲斐のありそうなボリュームになるようなので、楽しみです。
そして最大の目玉と言える「スターフィールド」。これはもう言わずもがな。ベセスダ史上かつてない規模のゲームになるようですね。開発ディレクターのトッド・ハワードさん曰く、1000近い場所を探索出来るようで、それぞれのスターシステムも惑星それぞれが独自の軌道を描いているところまで再現されているようです。
公開されたプレイ動画を見る限り、どの星も広大で美しい景色も広がっていて、それぞれ独自の世界が存在し、延々とウロウロ探索も出来そうですし、正に宇宙探索(スタートレック)。
フレームレートは、コンソールでは30fps固定となるようですね。広大な世界が再現されていることなど、描画性能的に現行世代機でも要求性能が厳しいようです。PCでも高品質設定で安定した60fps描画は、相当ハイエンドなクラスのグラフィックカードが必要になりそうで、ハイエンドPCユーザーにとっては、取組甲斐のある重量級タイトルになるでしょう。
スターフィールドは、超広大な宇宙、そして膨大な量の惑星を探索する事になりそうなので、ディアブロⅣと同様に時間泥棒になりそうなタイトルです。規模の大きさ、自由度といい、これまでのゲーム史にも名を残しそうなタイトルになりそうです。
発表に合わせて、オリジナルデザインのカスタムヘッドセットとコントローラーも発表されましたが、白を基調としたデザインにワンポイントでゴールドがカッコイイですね。コントローラーはトリガーがクリア・スケルトンになっているのもクール。
私も思わず買いたくなる衝動に駆られましたが、コントローラーはあれこれ買いすぎて手に余る状況でどうしようもないので、欲しいとは思いつつ我慢。次の世代のコントローラーが出るまではもう買わないつもりです。ちなみに私が今メインで使っているコントローラーは、XBOX20周年記念のコントローラーです。
そういえば、コントローラーでいくつかスティック・ドリフトでダメになってしまった物がありお気に入りのカラーだったので、修理して使い続けたいと思い、XBOXサポートに電話して修理依頼しようと思ったのですが、修理はしてくれないんですね。買い替えて頂くしかないと言われてガッカリしました。
個人的に気に入っていたのは、「アクアシフト」という見る角度によってブルーメタリックカラーが変化する美しいカラーだったので、ずっと手元に置いて使い続けたかっただけに、修理出来ずに買い替えしか手段がないのは残念です。
ということで、今夏のXBOXショーケースは、驚くような超大作がサプライズで発表されたりとか、そういう盛り上がりはなく、既に発表済みのタイトルなど追加発表が中心と感じたのが、私の個人的な感想です。サプライズ的な発表は、年末のゲームアワードに移行したような感じですかね。
という事で、今年はE3もない状況ですが、サマーゲームフェストが開催されたり、各社独自のビデオ配信イベントを行うという流れに徐々にシフトしたせいもあって、寂しい状況という事はここ日本にいるとあまり感じないですね。
自分の今年後半は「スターフィールド」が中心という感じで年末を迎えそうです。「スターフィールド」はPCとXBOXのみで発売です。フィル・スペンサー氏によると、「スターフィールド」はPCとXBOXのみで、他のプラットフォームでの展開はありません。と断言しているようです。
しかもこれほどの超大作が、発売初日からゲームパスタイトルなので、それも驚くべき事です。スターフィールド目当てでゲームパス契約者も伸びそうですね。
「スターフィールド」は、PCとXBOXで9月6日に発売です。
最後に、そういえば「パーフェクトダーク」もさっぱり音沙汰がないですね。。開発にトゥームレイダーの「クリスタル・ダイナミクス」が参加してマイクロソフト傘下のThe Initiativeスタジオと共同開発を発表しましたが、、主力開発者が次々と離脱、開発が難航しているという噂が出ていますが、そろそろ新情報が欲しいところではあります。
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