NVIDIAは、『Portal with RTX』(レイトレーシング版)を12月8日に発売することを発表。合わせて、DLSS 3の比較動画も公開し、RTX ONの状態でのDLSS3のON、OFFによる大幅向上する、そのパフォーマンス(フレームレート)の高さを見ることが出来ます。
『Portal with RTX』は、既に『Portal』を購入済みのユーザーには無料DLCとなります。プレイヤーは、数々の賞を受賞した名作『Portal』をレイトレーシングで再構築された新たな世界を体験することができます。
nVIDIAの公式リリース文は以下の通り。
ゲームプレイでのすべてのフレームは、見事なフル・レイトレーシング、手作業で作られた新しい高解像度物理ベース・テクスチャ、オリジナルを想起させる新しく強化されたハイポリゴン・モデルによってアップグレードされ、すべてが見事な4Kで表現されています。『Portal with RTX』では、フル・レイトレーシングによって各レベルが変化し、光がシーンのジオメトリやマテリアルに影響を受けて跳ね返ります。
すべての光はレイ・トレーシング処理で現実と同様の影を落とし、グローバル・イルミネーション(GI)の間接照明は部屋を自然に照らしたり暗くしたりし、ボリューメトリックなレイトレーシング照明は霧や煙を散らし、影はピクセル単位で完璧に再現されます。『Portal with RTX』は、レイトレーシングが可能なすべてのGPUと互換性があります。
嬉しいのは、レイトレーシングに対応しただけでなく、より多くのポリゴンで造形し直され、高解像度テクスチャでアップグレードされた事で、オリジナル作品とは別物と言えるほどオブジェクト造形もディテールが細かくなり、よりリアルな空間に生まれ変わっている事ですね。
しかも購入済みのユーザーには無料DLC扱い。素晴らしいクリスマス・プレゼントと言って良いでしょう。語り継がれるような過去の名作が、このように最新の技術でまるで別世界のような空間に再構築されて、それをまた体験出来るというのは本当に素晴らしい事だと思います。
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