『GOD OF WAR：RAGAROK』小売店でのディスク版のフライング発売によってネタバレをネット上で溢れさせた状況に、ディレクターや脚本家が、怒りと嘆きを吐露。

God of War : Ragnarok のディレクターであるCORY BARLOG氏（コーリー・バルログ）が、小売店が発売の約10日前にゲームをフライング販売（ディスク・メディア版）し、ソーシャルメディアにストーリー上の重大なネタバレを溢れさせたとして、自身のSNSで怒りを露わにしています。

この週末、複数のソーシャルメディアユーザーがゲーム後半の重大なネタバレを投稿し始め、その中にはゲームの全結末と理解される動画も含まれています。

ソニー・サンタモニカのクリエイティブディレクターであるCory Barlog氏は、Twitterでこの状況に対する不満を表明しています。

“発売の2週間近くも前に、小売店がゲームを販売（ディスク版）している。とても残念で失望している。

ゲームを新鮮な気持ちでプレイしたいなら、このようなネタバレをかわさなければならないのは、みなさんにとって残念なことです。こんなことをしなければならないなんて、まったくもってバカバカしい。

ハッキリ言って、私は最初のツイートでフラストレーションを表現しました。ただ、悔しいを通り越して、チームに申し訳ない気持ちでいっぱいです。この試練は、私たち全員にとって信じられないほどのストレスです。精神衛生上、休憩を取りたいと思います。”

更に、本作のライターでストーリー・リードのマット・ソフォスさんも自身のSNSで、

“ハッシュタグをミュートしたり、人をブロックしたりする能力によほど自信がない限り、ソーシャルメディア、Reddit、YouTubeなどには近づかないようにしましょう。

私たちのゲームをネタバレされた方がいたら、本当に申し訳ありません。私たちは、皆さんに新鮮な驚きと感動を与え続けようと努力しています。”

と述べて、失望と怒り、謝罪をしています。

そして、God of War : Ragnarokの開発チームから公式メッセージもリリースされています。

“発売が近づくにつれ、当スタジオにとって、初めてゲームを楽しむプレイヤーのために、ネタバレなしで『God of War Ragnarök』の体験を保存することは重要なことです。

クリップ、ゲームプレイ、シナリオのネタバレを偶然に見たくない多くのファンに配慮し、広く共有しないようお願いします。

私たちは、無許可の映像やスクリーンショットの露出を制限するために最善を尽くしていますが、すべてをキャッチ、把握することはできないのが現実です。

発売前に何かを目にするリスクを避けたい方は、発売日までゲームに関連するキーワードやハッシュタグをミュートしておくことを強くお勧めします。

私たちは、あなたが私たちに示してくれたサポートに、言葉では言い表せないほど感謝しています。11月9日の発売まで2週間を切りましたが、待つだけの価値があるゲームであることは間違いありません。”

との事。

小売店によるディスク版のフライング販売という問題は、コントロールのしようがないんですかね、、ネタバレを防ぐために、自らネット断ちをしないといけないというのも、厄介な問題ではあります。。🔚