「 ベター・コール・ソウル 」シーズン6 第10〜12話でマリオンを演じたキャロル・バーネットが、マリオンの重要な場面について語る。

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「 ベター・コール・ソウル 」シーズン6で、タクシードライバーのジェフの母親でもある「マリオン」を演じる大御所の大女優キャロル・バーネットさんが、ヴィンス・ギリガンの作品に憧れてゲスト出演した経緯、マリオンがジーン・タカヴィック(ソウル・グッドマン)に魅了され、最終的に裏切られる理由、そしてマリオンが最後にどのようにして自分の立場を貫いたかをAMC Talkで語っていますので、一部日本語訳をご紹介したいと思います。

“私は、ヴィンス(製作総指揮者)とはお友達で、お食事も何回かご一緒しているので、私が「ブレイキングバッド」と「ベター・コール・ソウル」がどれだけ好きかを話したんです。

「 ベターコールソウル 」序盤のエピソードで、ジミー(ソウル)の兄チャック役のマイケル・マッキーンが元妻に「何か言うのをやめてほしいときは、キャロル・バーネットが番組でやるように耳を引っ張るよ。」と言いました。それを見ていた私はソファから落ちそうになったんです。お世辞抜きで光栄でした。

ヴィンスとホリーに会って食事をしたとき、彼は私の娘のキャリーが出演した『 Xファイル 』のエピソードを書いたのが、実はヴィンスで彼女は彼のお気に入りの出演者の一人だと言い、そのエピソードでの彼女の素晴らしさを延々と語ってくれて、私は本当に心から感動したんです。

そして、1年以上前にヴィンスから連絡があり、最後の数エピソードで私のために何か書いてくれるという話になり、私は”絶対に行きます “と言いました。そして、去年2021年の10月から2ヶ月間撮影に参加しました。

ボブ(・オデンカーク)とは、最初から、まるでずっと前から知り合いだったかのように、すっかり意気投合しました。

ジェフ役のパット(・ヒーリー)ともとても楽しい時間を過ごしました。これほどワクワクすることはないし、これほど心地良いことはありません。とにかく最高の時間を過ごさせて頂きました。

キャロル・バーネットさんは、米国ではコメディ界の伝説的な存在であり、非常に優れたドラマ女優としても知られています。そして「 ブレイキングバッド 」「 ベターコールソウル 」では、ドラマチックな役柄にコメディ出身の俳優を起用し、成功を収めています。これについて

ヴィンスは、「コメディ」を上手くこなせる俳優ならば「ドラマ」もできることを知っているんです。ボブが、「ヴィンスからソウル・グッドマンの役をオファーされた時は本当に驚いた。」とインタビューで言っていたのを見た事を覚えています。

ヴィンスはボブ・オデンカーク(ソウル)に一目置いていて、最初は『ブレイキング・バッド』の3エピソードに出演させただけだったんですが、彼の実力を見て、「もっと出て欲しいから、戻ってきてくれ。」と言ったんです。

昔は、ハト派がいたものです。コメディアンならドラマはダメ、歌手なら演技はダメと。でも、今はもうそんなことはありません。私も駆け出しの頃は、「あれはテレビの人だから、映画には出られないだろう」と言われていました。テレビからスタートしてチャンスを得て、最後にはクロスオーバーしていくんです。

現在は、多くの映画スターがテレビに出演していることです。アクションが少ないので、ケーブルテレビでドラマチックな脚本を書くことができまよね。”

そして、マリオンが、あまりにも簡単にジーンの仕掛けた罠にハマってしまった事については、

“彼女はとても頭が切れるのですが、ジーンはとてもチャーミングで、彼女を助けてくれたのです。彼女は彼が誰なのか、そしてご覧のとおりマリオンのスクーターに細工をした事は知らないので、彼女にとってジーンは家に帰してくれるヒーローのような存在でした。

たぶん、マリオンは少し寂しかったのでしょうね。そして、この輝く鎧をまとった騎士(ジーン)がやってきて彼女を救い、家に帰してくれたのです。

それが、しばらくして彼女が彼を信頼するようになったこと、特に彼がコンピューターの操作方法を教えたエピソードです。それはとても素敵でした。彼は親友のような存在になり、私の仲間だとアプローチしたのです。

だからそれが「偽り」だと知ったとき、彼女は本当に傷ついたのです。”

マリオンは当初、ジーンに魅了されていましたが、前話である11話ではガレージで起きている異変を窓から見ていました。そのときからジーンへの不信感がの始まりなのか、それとも12話で本当に疑心を持ち始めたのかについて、

“本当は12話だったと思います。あの夜、窓からガレージを見て「なんだろう?」と少し気になったようですが、その時はジーンのことが本当に恐ろしいとは思っていなかったと思います。

12話でマリオンがジーンと電話で話したとき、ジーンは以前行ったことがないと言っていたはずのアルバカーキについて、全て知っていると聞いたことがきっかけだったと思うんです。それで「どうなってるんだろう?」と彼女はコンピューターに向かい、彼の正体を突き止めたんです。彼女は馬鹿じゃないから、それを見抜いたんです。

アルバカーキに行ったことがないはずのに、電話でジーンがアルバカーキの法律について言ったときに、ピンときたんです。マリオンは自分なりにジーンのことを少しは愛していたんですが、ジーンに傷つけられたんです。マリオンはジーンを信頼していたのです。”

マリオンは、ジーンに騙された事で自分自身に対して怒りを感じていないのか?についてキャロル・バーネットは、

“ええ、もちろんですよ。誰かを暗黙のうちに信頼し、友達だと思っていたのに、その人に裏切られたら、傷つくだけでなく、本当に腹が立つでしょ!”

そして、マリオンが自身のライフ・アラートのボタンを押すと脅した事で、捕まる事を恐れたジーンは、電話線を強引に引っ張り抜き絞殺するぞと言わんばかりに近づいてくる事で、2人の間にはかなりの緊迫した状態になります。この時のマリオン自身は身の危険を感じたのでしょうか?そして、なぜマリオンはライフ・アラートのボタンを押したのでしょうか?

“ジーンは少し威嚇しているように見えました。しかし、マリオンはジーンが自分を殺すつもりはないことを知っていたのです。彼女は戦わずに倒れるつもりはなかったのです。だから、ライフ・アラートボタンを押して叫んで彼を突き出したのです。

そしてジーンには、マリオンを殺すとか、殴るとか、そういう物理的な危害を加える気概がないんです。だから、どうなんでしょうね?もしかしたら、そうしていたかもしれないですね。でもあの時は、彼女の怒りが恐怖に勝ったと思います。”

マリオンを演じたキャロル・バーネットさんは、米エンターテインメント業界では有名な大御所で、今までに沢山の仕事をしてきています。今回の「ベターコールソウル」の仕事は、今までの他の仕事と比べてどうだっかと

私は今までにたくさんの仕事をこなしてきました。多くの番組、たくさんのゲスト出演、、評価するならば、10点満点のものもあれば5点のものもありました。

しかし、今回は11点だと思います。最高に楽しかったし、笑わなかった日は一日もなかったです。レイ・シーホーン(キム・ウェクスラー役)に会えたときは、本当に感激しました。ジョナサン・バンクス(マイク・エラマントラウト役)も来てくれて、食事をしたり、撮影現場に遊びに来てくれたりしたんです。

皆さんのことをずっと以前から知っていたような気がしましたね。私は本当に熱狂的な「ブレイキングバッド」と「ベターコールソウル」ファンなんです。本当にファンなんです。

ボブやレイ、ジョナサンに会えたときは本当に興奮しました。そして、ボブがハリウッド大通りウォーク・オブ・フェイム・スターのセレモニーにも行ったんです。

そのこと(キャロルさんが ベターコールソウル に出演する事)は秘密にしておかなければなりませんでした。「キャロル、ここで何をしているんだ?」と言われましたよw ですので、「ヴィンス・ギリガン(製作者)の友人で、この番組の大ファンなのよ。」と答えましたw

それからジャンカルロ・エスポジート(ガス・フリンング役)とトニー・ダルトン(ラロ・サラマンカ役)、それからパトリック・フェビアン(ハワード・ハムリン役)に会えたんです。正に天国でしたね。 彼らとの写真は、私の携帯電話に入っています

この番組の熱烈なファンとして、番組が終わってしまうのは悲しいですね。。

でも、良いものには終わりがあります。そして頂点に立ったときに終わるのが良いことだと思うのです。”

「頂点に立った時に終わるのが良い事」、、さすが大御所、素晴らしい事をおっしゃいますね。

「ベターコールソウル」も8月16日火曜日夕方以降の13話で完結となります。最後話では一体何が語られるのか、、キムの行方も気になりますし、ジーンの運命も気になるところです。

最終話の予告編では、夜逃げ屋のエドに電話しているのか、掃除機の型名(夜逃げを依頼する時の秘密の合言葉)を必死に話している声と、焼け焦げた車(キャデラック?)が写っており、非常に気になる内容。。

最終話の鑑賞後に感想と、インタビューの一部をピックアップしてご紹介したいと思います。

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via AMC TALK

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