1985年に製作された傑作ヴァンパイア・ムービーとして知られる「 フライトナイト 」( Fright Night )が、ようやく4K UHD ブルーレイ化されるようです。
2016年に、35mmのオリジナル・カメラネガから4Kスキャン(DPXファイル)されたマスターを採用、最新の4Kデジタル・レストア & HDR化、ドルビービジョン、ドルビーアトモス化。オリジナル2.0 chステレオ音声、リミックスされた5.1chも収録されるようです。
限定のスチールブック仕様には、既存の物から新規まで13時間を超える特典映像、新スペシャルフューチャーも収録されるようです。
正に、究極版と言って良いですね。米国アマゾンを見ると、発売は10月4日だそうです。4K UHDブルーレイ、2Dブルーレイ、デジタルコピー付のディスク3枚組で26.59ドル。安すぎますね。日本ではおそらく5〜6000円になるでしょうね。
「フライトナイト」が大好きな自分はもう即買いです。日本盤も遅かれ早かれ発売されるでしょうけど、待ちきれないので米国盤を一足先に購入しようと思います。
「フライトナイト」の魅力は、なんと言っても出演俳優のキャステイングの成功と、魅力的なキャラクター、ブラッド・フィーデルの印象的な音楽、そして劇中で採用された名曲の数々、そして監督、脚本のトム・ホランドの見事な演出、そして素晴らしい特殊メイクとVFX(元ILMのリチャード・エドランド)と、数々の要素が絶妙に融合した結果の傑作だと思います。
トム・ホランド監督は、他にも「チャイルド・プレイ」で監督と脚本、処刑教室(Class of 1984)、サイコ 2でも脚本など、非常に創造力に長けた方ですね。
特に劇中にかかる曲はどれも名曲なので、ここでご紹介しておこうと思います。
まずは、「フライトナイト」と言えば、ブラッド・フィーデル(ターミネーターなど)のこの曲。劇中でも頻繁にかかり、正に作品を象徴するギターの鳴きが印象的な名曲です。
Brad Fiedel : Dream Window
そして、映画後半のクラブでかかる3曲も名曲です。映画で流れる順番で。
Sparks : Armies of the Night 劇中で流れるサビは1:52から
Ian Hunter : Good man in a bad time
Evelyn Champagne King : Give it up
Autograph: You Can’t Hide From The Beast Inside
そして、「 フライトナイト 」には直接的な続編「 フライトナイト2:バンパイアの逆襲 」があります。チャーリー役のウィリアム・ラグスデール、ヴァンパイア・ハンターのピータービンセント役ロディ・マクドウォールが続投しています。
正直、1作目ほどの傑作とは言えませんが、ジュリー・カーメンが演じた女ヴァンパイア、レジーン・ダンドリッジは低いトーンのボイスと大きな瞳、そしてその佇まい、振る舞いが非常に魅力的で、1作目のヴァンパイアであるジェリー・ダンドリッジ(クリス・サランドン)の妹だったという設定も良く、私は結構好きな作品です。
現在は米国でもブルーレイが廃盤で、スペイン盤だけが存在しているようです。スペイン盤ブルーレイは米国アマゾンで49ドルで販売しています。スペイン盤ブルーレイですが、英語音声は収録されているので、英語版として再生は出来ます。日本語字幕は収録されていません。(英語字幕は収録)
画質は思っていた以上に綺麗で、普通に英語音声で鑑賞すれば、米国盤ブルーレイと思ってもおかしくない程の画質です。↓下の画像参照。写真は、iPhoneで画面を直撮りしたので、実際の画質より粗くなっていますが、実際の画面では結構綺麗です。
日本ではDVDすらリリースされておらず、VHSビデオテープ止まりのようです。私は1作目はもちろん、2作目も大好きな作品なので、ビデオテープでも一応持っています。しかし、ビデオテープは画質的に今となってはかなり厳しいので、そろそろブルーレイをリリースして欲しいですが、、権利関係が複雑なのかもしれませんね。。米国盤ブルーレイを買い逃した事を今でも後悔しています。
「フライトナイト」の4K UHDブルーレイ化を機会に、「フライトナイト2:ヴァンパイアの逆襲」もソフト化の動きがあると良いんですけどね、、加えて、アップルTVなどデジタル配信でも4Kブルーレイ発売に合わせて、4K化されると良いな、、と期待しています。🔚
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