マイクロソフトが発売したXboxシリーズS|Xは、既に日本におけるXbox Oneの全販売台数の2倍以上になっている事が、最新のハードウェア販売データから明らかになったようです。
ファミ通が発表したデータによると、7月3日現在、XboxシリーズXとシリーズSを合わせた販売台数は約260,504台となっています。ファミ通では、マイクロソフトの前機種である「Xbox One」の全販売台数は、約114,831台であるとしています。
この事から、既にXbox Oneの倍以上売れている事になります。
しかし、Xboxシリーズが日本での販売台数記録を塗り替えるには、まだ道半ばと言って良いでしょう。なぜなら、日本でのベストセラーXBOXは「Xbox 360」で、約160万台が販売されているのです。XBOX360が日本で160万台も売れていた事に正直、驚きです。
XboxシリーズXおよびSは、ここ1ヶ月間日本で異例地言えるほど売れ、一時は2週続けてプレイステーション5を上回ったこともありますが、これはソニーのプレイステーション5の供給問題が大きく影響したと思われます。
しかし、7月3日の週はXboxシリーズXが9,756台、XboxシリーズSが2,774台で、PS5は通常版が20,028台、デジタル版が4,333台販売され、XBOXに倍近い差をつけており、PS5も徐々に供給量が増えているようです。
PS5は2020年11月の発売以来、172万7,545台を販売しているので、現実的にXBOXはPS5にまだまだ大きな遅れをとっています。
2020年4月に日本でコンソールとPCの両方でXbox Game Passをスタートしてから数ヶ月間、Xboxは日本市場で歴史上最も多くのプレイヤーのアクティビティを見たと、フィル・スペンサー氏は以前主張しています。
そして、マイクロソフトによるゼニマック・メディア・グループの買収で傘下の「Tango Gameworksも買収出来た事は、日本におけるXboxの野望達成に向けた大きな一歩だ。」とスペンサー氏は述べています。
ゲームパスは、今後買収したベセスダ傘下のタイトル、そして買収したスタジオのタイトルが続々と発売され、発売初日にゲームパス入りするので、時間が経過すればするほど、ゲームパスのお得感は増していくので、それによって更なる販売台数へ繋がるかも重要と言えそうです。🔚
via ファミ通
いやいや、そうではないです。単に供給量の問題と遊ぶための環境、前提条件の違いがあって、この問題を克服できる境遇にあるかどうか、という問題をも含みます。
一般家電量販店では、Xbox5の入荷・過去の取り扱い実績では、ほぼ0のところが絶対的多数。Sが極めて少数。PSはどのタイプでも取り扱い実績が多い。
また、Xboxシリーズは、ゲームのDVDを購入しても、ゲーム機のアップデートに加えて、ゲーム本体のデータをダウンロードする量が半端ではない。100G/200Gと破格なダウンロードをしなければ遊べないこと、しかもゲーム自体によってはダウンロード版・DVD版にかかわらず、特定のサイトでないと認証を得られないこと、遊べないものも存在する。
破格なダウンロード量は、インターネット高速回線を持っているかどうかによって左右されます。また、膨大な量のダウンロードによる、高速回線に対応した機器を用意できるか。またTVも、ゲームをするための最低条件の4K対応TVを持っているか?
いろいろな思惑や戦略があってのことと思うが、Xboxは敷居が高すぎる気がします。こうしたことも大いに影響されているので、量的な問題だけでは判断が難しいです。