「E3」イベントを運営する業界団体「Entertainment Software Association:ESA」は、「E3 2023」がロサンゼルスで開催されることを発表されました。
来年2023年のイベントについて、ESAは
「 AAAタイトルの発表、世界を驚かせるワールドプレミア、ビデオゲームの未来への独占アクセス」
などと大々的に紹介しています。
「ESA」は、PAX、New York Comic Con、Star Wars Celebration などのイベント制作を手掛けるReed Pop社と「E3 2023」イベント製作のために、提携を発表しています。
2020年は新型コロナウィルスの感染拡大の影響で中止の後、ESAは2021年6月12日から15日にかけて、すべてオンラインという形で「E3 2021」を開催しました。
そして、今年2022年は全面中止となりました。新型コロナウイルスの拡散に関する継続的な懸念のためで、ロサンゼルスでの直接的なイベントを中止し、ESAは2022年はオンライン開催せず、
「来年の夏には活性化した物理的およびデジタルE3体験を提供することに集中します。」
と発表しています。ESAによると、前回E3が開催された2019年の来場者数は66,100人だったそうです。
E3 2023では、パブリッシャー、開発者、ジャーナリスト、コンテンツ制作者、メーカー、バイヤー、ライセンシーが来場します。さらに、デジタルショーケースやコンシューマ向けイベントも開催される予定だそうです。
ESAの社長兼CEOであるStanley Pierre-Louis氏は、
“ポップカルチャー・イベントのプロデュースで世界的なリーダーであるリードポップ社とともに、E3を対面式イベントとして復活させることができ、非常に嬉しく思っています。過去3年間で、E3が他のどのイベントよりも我々の業界を結集させていることが確認されました。”
ESAは、現時点ではE3 2023年の具体的な日程を発表していません。メディア登録は2022年後半に開始される予定との事。確定した出展企業、ホテル、旅行ガイド、イベントスケジュールなどの詳細は、今後数カ月以内に共有される予定だそうです。
実に3年ぶりに対面での正常な「E3」が開催。2019年までは毎年6月、そして12月のGame Awardと年2回の“お祭り”は、ゲームユーザーにとっては心躍る月でしたが、新型コロナウィルスによって全てが変わってしまいました。各社オンラインで独自イベントなど配信はしていましたが、やはり大きな会場に観客が入り、発表で盛り上がるというLIVEイベントに勝るものはありません。
それが来年にようやく正常に戻るのは、本当に素晴らしい事です。🔚
via Polygon
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